北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■Yuko Furukawa solo exhibition "Life Stories" (2024年6月19~30日、札幌)

2024年06月30日 15時28分48秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 札幌の Yuko Furukawa さんは毎年この時期開いている個展は、壁に貼ってあるステートメントが長文なのが特徴です。  札幌での個展で、これほど長い文章を添える人はそれほど多くありませんし、正直なところ、別になくてもかまわないテキストもちょくちょく見かけます。しかし、Furukawa さんの文章は一読したほうがいいです。単なるかわいいアクセサリーをつくる作家ではなく、現実社会への問題意識を . . . 本文を読む

2024年6月の主な展覧会

2024年06月30日 12時37分17秒 | 主な記事へのlink
 5月の続きです。  道内で開かれたおもな展覧会の記事へのリンク集です。  書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。  カテゴリー分けは厳密なものではありません。  随時更新します。 現代アート ■澁谷俊彦個展「静寂と沈黙のはざま」 ■SEVEN DADA’S BABY 再考ー7人のアヴァンギャルド ■Yuko Furukawa solo exhibition "Li . . . 本文を読む

2024年6月27~29日に訪れたギャラリーは計15カ所

2024年06月30日 10時34分26秒 | つれづれ日録
 27日(木)は絶不調。  気圧の変化を受けやすい体調になってしまったのだろうか…。  28日(金)は、会社に残っていた荷物を引き取りに行ったが、社有の携帯電話を自宅に置き忘れ、後日再び出社しなくてはならなくなった。  帰路、ギャラリー門馬でカワムラセイジュ展を見る。  星槎道都大中島ゼミ出身のSさんとSさんが、案内状を持って訪れていた。  29日(土)。快晴、ことし初の真夏日。  久しぶ . . . 本文を読む

■SEVEN DADA’S BABY 再考ー7人のアヴァンギャルド (2024年5月11日~6月30日、小樽)

2024年06月29日 08時44分25秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 詩人・美術評論家の柴橋伴夫さん(札幌)が1982年にギャラリーユリイカ(2008年に閉廊)で企画して開いた「SEVEN DADA 's BABY」展を機縁に、道内の前衛美術を振り返ろうという展覧会。小樽美術館が主催し、柴橋さんが監修に名を連ねています(しつこいようですが、なぜ「BABY」と単数形なのだろう)。  同館が所蔵する代表的な作家で、50年代の日本の版画界に彗星のように現れた一原有徳さ . . . 本文を読む

札幌・大通公園12丁目

2024年06月28日 07時57分00秒 | つれづれ写真録
   大通公園12丁目のバラの花が見ごろを迎えています。  下にリンクのある2018年にはNikon D5300 で撮っていたと思います。  OLYMPUSのコンパクトカメラや、Fuji XT‐20 を経て、いまはニコンZ30になっています。まだまだカメラは勉強中です。 過去の関連記事へのリンク Rose, oh reiner Widerspruch, Lust, Nie . . . 本文を読む

2024年6月最終週です

2024年06月27日 08時18分57秒 | つれづれ日録
 23日(日) blog執筆とパソコンのデータ移行作業を行いました。 NHKテレビのプロ野球日本ハムファイターズ戦中継を見ながらでしたが、解説の田中賢介、ゲストの杉谷拳士両氏の話の内容が高度で興味深く、耳が離せません。 夜は桑園の「S」に焼き肉を食べに行きました。 奮発して和牛カルビを食べました。うまかったです。 ギャラリー巡りは無し。  24日(月) 北海道新聞日曜ナビ面30日付の原稿・紙面チ . . . 本文を読む

■jobin. 個展「この街から / 電車のみえる通り編」 (2024年6月18~29日、札幌)

2024年06月26日 17時26分00秒 | 展覧会の紹介-彫刻、立体
 針金によるモビールでインスタレーションをつくる札幌のJobin.(じょびん)さん。  昨年は10回以上の個展・グループ展をこなす精力的な活動ぶりでしたが、今年も、札幌市西区の音楽ホールのこけら落としや、銀座での個展など忙しいようです。  今回は喫茶「一粒の麦」による企画展で、同店など「御幸通り」に店を構える4店舗にJobin. さんの作品が展示されているそうです。     Jobin. さんの . . . 本文を読む

退職します

2024年06月26日 07時56分17秒 | つれづれ日録
 すでに述べたとおり、2024年6月末で定年退職となります。  計算ではゴールデンウイーク明けから、たまっていた有給休暇などの消化に入る予定でしたが、原稿の執筆や点検に追われていて、ほとんどなにもできていません。  7月以降は無職になります。  1988年以来、長かった会社時代には、たいへん多くの方々にひとかたならぬお世話になりました。  あらためてお礼申し上げるとともに、ご迷惑をおかけしたこと . . . 本文を読む

■澁谷俊彦個展「静寂と沈黙のはざま」 (2024年6月8~10日、札幌)※直後に画像を追加し、用語を追記しています

2024年06月25日 09時22分35秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 雪を活用した屋外設置のインスタレーション「Snow Pallert(スノーパレット)」シリーズで知られる札幌の澁谷俊彦さんが、3日間限りの個展を開きました。  澁谷さんの作品系列では「Generation(ジェネレーション)」シリーズにあたり、道内では昨年のCAI03での個展「沈黙の森」からおよそ1年半ぶりとなります。  会場は、大きな寺院 . . . 本文を読む

2024年6月22日のギャラリー巡りなど

2024年06月24日 11時17分00秒 | つれづれ日録
 目がさめたら、朝8時55分。  寝坊です。大急ぎでしたくし、9時22分のバスで真駒内駅へ。  そこから地下鉄南北線と東西線、バスを乗り継いで、本郷新記念札幌彫刻美術館へ。  本年度の「館長の土曜講話」第1回、テーマが「野外彫刻の魅力と課題」なので、これは聴きに行かないわけにはいきません。  彫刻の定義やブロンズ像の制作手順などに始まり、箱根の「彫刻の森美術館」や山口県宇部市の彫刻コンテストから . . . 本文を読む

■伊藤光恵 Axis - 自分軸を持つということ (2024年6月8~23日、札幌)

2024年06月23日 15時08分26秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 札幌のファイバーアーティスト、伊藤光恵さんの個展。  近年では、2022年にギャラリー門馬で3人展があり、昨年は本郷新記念札幌彫刻美術館の企画グループ展「生命体の存在」にも出品していました。  糸を素材とし、半立体的な「織り」の作品を手がけます。    冒頭画像と2枚目は「February in the Forest 2月の森の中で」。  幅110、高さ90、奥行き20ミリと記されていますが . . . 本文を読む

札幌彫刻美術館へ円山公園駅から行く方法

2024年06月23日 11時40分00秒 | ギャラリー、美術館への道順
 本郷新記念札幌彫刻美術館には、地下鉄東西線西28丁目駅でジェイ・アール北海道バス「循環西20」に乗り継ぎ、「彫刻美術館入口」で降りるというのが、一般的なルートです。  しかしこのバス路線は日中40分間隔で、タイミングがずれると、長く待たされます。  そこで、円山公園駅で別の路線に乗り継ぐ方法を紹介します。  こちらのルートのほうが、歩く距離は少し長いですが、本数は多く、それほど待たずに済みます . . . 本文を読む

あらためて、情報の送り先についてお願いがあります

2024年06月22日 09時59分00秒 | 初めての方へ
 きのう6月21日、ひさしぶりに会社に出向きました。定年退職の辞令を受け取るためです。 6月30日付です。 そのこと自体についてはまた時間のあるときに書くとして、取り急ぎお願いです。 私宛ての郵便物等を会社に送らないでください。今後、一切届きません。私に情報の書類などを送ってくださる方は、北海道美術ネットに送付をお願いいたします。郵送先については、当ブログの一番上の記事からリンクをたどってください . . . 本文を読む

夏至への日々、2024年6月17~21日

2024年06月21日 22時17分10秒 | つれづれ日録
 原稿に四苦八苦して、週の前半はギャラリー巡りなし。  21日久しぶりに外出し、出社したあと、らいらっく・ぎゃらりいで上ノ大作展、カフェビストロ+ギャラリー・オマージュで掛端直美写真展、ギャラリー創で「伊藤光恵 Axis-自分軸を持つということ」、CAI03で祭太郎個展を見ました。 . . . 本文を読む

■楓月まなみ展「空(くう)より花咲きいでて、一条の光」 (2024年5月2ー15日、深川)

2024年06月20日 16時22分37秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
   札幌の楓月まなみさんが深川で個展を開いたので、見に行きました。  下のリンク先からもわかるように、道内のアートシーンに登場したのは比較的近年です。  2019年の新道展で最高賞にあたる協会賞を受賞し、現在は会員です。  2023年はほとんど毎月のようにどこかで展示するというハイペースでした。  今年はさすがに回数は減らしているとはいえ、この後にも札幌での写真グループ展に参加するなど、旺盛な . . . 本文を読む