2016年11月のおもな展覧会の記事へのリンクです。
書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。
カテゴリー分けは厳密なものではありません。
■■は12月初め時点で会期が終わっていない展覧会です。
現代美術
■■野又圭司展 脱出-困難な未来を生きるために-
■那須秀至展 ―息遣いする絵―
■進藤冬華「押入れの中」
絵画
■■杉山留美子展―光満ちるとき
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(承前)
小川原脩記念美術館での杉山留美子展。
雪に閉ざされた静かな美術館の誰もいない展示室を独り占めして、じっくりと絵と向き合えるのではないかという期待を胸に、訪れました。はじめのうちこそ、ロビーでのコンサートから流れてきた人がいたものの、そのうち館内は静けさを取り戻し、筆者は色の光に満たされた絵画と、一対一で対峙することができたのです。
じゅうぶん堪能してロビーに戻ると、大きな羊蹄山 . . . 本文を読む
(承前)
2013年、71歳で亡くなった札幌の画家の個展。
北海道の前衛美術運動の第一線で活動してきた杉山留美子さんですが、これまで筆者が見た範囲では、近作の発表がメインで、今回のように1970年代から最晩年までをカバーした個展は初めてではないかと思います。その意味で、点数は22点と決して多くはないのですが、非常に意義深いものでした。
ただ、70~80年代の作品を見ると、あらためて、90 . . . 本文を読む
Aeroplane with 72 on board, including Brazilian club football team, crashes at Medellin airport in Colombia. bbc.in/2gCICxU
— BBC Breaking News (@BBCBreaking) 2016年11月29日 - 14:57
けさのテレビ欄。薬でスッキリ . . . 本文を読む
ギャラリー犬養で、陶芸家の谷口大さんと、若い陶芸家が道内にホントに少ないという話になった。考えてみれば、前田育子さんや西村和さんら若手が江別市セラミックアートセンターで体力勝負(笑)のグループ展を開いてから約10年になる。その下の世代が育っていない。工藤ちえ奈さんは例外だ。
— 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2016年11月29日 - 00:26
@a . . . 本文を読む
(承前)
有島記念館に足を伸ばしたのは「しりべしミュージアムロード」の中で、遠いという理由で行かないのも悪いかなと思ったからで、どんな催しをやっているのかは調べていませんでした。
入ってみると、奥で「ブックカフェ」が開催されていましたが、特別展示室は閉まっていました。
ほかには、共和町のアマチュア写真家前川茂利や、画家・新見亜矢子さんの作品が数点ずつ展示されていた程度です。
これで帰っ . . . 本文を読む
(承前)
有島記念館(後志管内ニセコ町有島)は「或る女」「小さき者へ」「一房の葡萄」などで知られる文豪で、「カインの末裔」で北海道文学の精神的な支柱でもあり、北海道への西洋美術の移入にも尽くした有島武郎を記念する施設です。
美術展もときどき行われています。
ここに公共交通機関を使って行くには、つぎの三つの方法があります。
・道南バスの「ルスツリ . . . 本文を読む
実績ないホーム修繕費要求 音威子府・筬島駅 JRが撤回 (北海道新聞) - LINEアカウントメディア news.line.me/issue/oa-hokka… #linenews @news_line_meさんから
JR、どさくさ紛れだにゃあ
— 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2016年11月28日 - 17:47
ギャラリー犬養(札幌市豊平区豊平3 . . . 本文を読む
「アートフェア札幌」では、快進撃中のeitoeikoが面白かった。笑いながらも、見ているモノが美術なんだかそれ以外なんだか不安にさせる点が「現代」なんだと思った。札幌の「パブリック」系の若手の仕事に面白い作品が少ない理由もよく解った。テーマ、手法共にリスクを取らないからだ。
— 伊藤隆介 (@RyusukeIto) 2016年11月27日 - 23:14
とある大学の数学の先生に、お . . . 本文を読む
(承前)
順番が前後しますが、(5)の木田金次郎美術館の「秋から冬を迎える企画展 木田金次郎の本棚」よりも先に、こちらの記事を先にアップします。
なお(3)の「開館17周年記念展 西村計雄・山岸正巳 それぞれの道」を見た後、西村計雄記念美術館からは、ちょうど1時間後に来た次の便の「高速いわない号」(中央バス)に乗り、岩内町の木田金次郎美術館へと向かいました。
この区間(共和役場前―岩内 . . . 本文を読む
(承前)
このブログの読者はすでにご存知かもしれませんが、西村計雄けいゆう(1909~2000)は洋画家。
小沢 こ ざわ村(現・共和町小沢)生まれで、東京美術学校(現・東京藝大)で藤島武二に師事。戦後の51年に渡仏し、ピカソの画商カーンワイラーに見いだされて、欧洲各地で個展を開きました。パリでは、実際の風景や静物をもとにしつつも、すばやい直線や曲線を大胆に走らせた、個性的な画風を展開してい . . . 本文を読む
ある年齢の一時期には過眠だったが、成長したら普通になったという人は、もしかすると、ひたすら眠ることで「その時期に発症しようとしていた精神病を防いでいたのかもしれない」という説。
発症していないので確かめられない説だが、睡眠のもつ心… twitter.com/i/web/status/8…
— いちは (@Willway_ER) 2016年11月27日 - 08:53
能力がない→大したも . . . 本文を読む
札幌【開催中】齋藤周展「合図」=11月4日~30日(水)11am~7pm、月・第3火休み、クラークギャラリー+SHIFT(中央区南3東2 MUSEUM @museum_store )。日常を絵画に再構成する札幌の画家。08年2人展→ ow.ly/Cgq7306fZ6y
— 梁井 朗@北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) 2016年11月27日 - 00:01
@akir . . . 本文を読む
(承前)
西村計雄記念美術館は、都市間高速バス「高速いわない号」で「共和役場前」で降り、徒歩10分ほどです。
高速いわない号は、札幌駅前ターミナルが始発です。1番乗り場です。
創成川沿いの中央バスターミナルではないので、注意してください。
予約は不要です。
とちゅう小樽駅前に停車するので、乗り遅れても、小樽まで快速エアポートなどに乗れば、小樽で追いつける可能性があります。各自 . . . 本文を読む
(承前)
あらためておさらいしておきます。
岩内、共和は、国鉄岩内線が廃止され、バスで行くしか手はありません。
札幌から小樽、共和を経由して岩内まで行くバスはほぼ1時間おきに出ており(時間帯によっては40分間隔)、道内の地方都市としては比較的便利なほうです。
倶知安、ニセコは函館線が通じています。ただし、札幌から直通の列車はなく、小樽でディーゼルの普通列車に乗りかえが必要です。また、 . . . 本文を読む