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北海道美術ネット別館

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■自我の形象展7 (11月8日まで)

2008年11月07日 23時58分37秒 | 展覧会の紹介-複数ジャンル
 女性による平面作品が多く、昨年までの同名のグループ展と、かなり雰囲気が異なっています。
 その中で異彩を放っていたのが、藤川弘毅さんの立体(題はない)。
 3本の鉄骨で三角錐型をつくり、頂上部から、黄色い3本の糸で、砲弾のような形をした、天地およそ70センチ、直径30センチほどの、木の塊をつり下げています。
 その物体の頭部と底部には錆びた鉄でできた三角形のキャップがかぶせられており、底部の三角の尖端は、床に置かれた黒い丸型の紙(?)を差しているようです。この丸く薄いものは、マンホールに合わせて切り抜いたもののようにも見えます。
 全体としては測量用の器械に似ていますが、たぶん何の役にも立たない物なのでしょう。それでも、いや、それゆえにというべきか、異様な存在感が際だっています。
 藤川さんは積極的に「たぴお」のグループ展に出品していますが、最近は、モデル撮影会での写真を出していることが多かったので、新鮮な驚きでした。


2008年11月3日(月)-8日(土)11:00-19:00
ギャラリーたぴお(中央区北2西2、道特会館 地図A)原則日曜休み


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