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北海道美術ネット別館

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【告知】新世紀の顔・貌・KAO / 最終章 30人の自画像-2012 (4月24日~5月6日、鹿追)

2012年04月24日 20時01分16秒 | 展覧会等の予告
(2013年12月19日、一部表現を手直し)

 正式名称は

神田日勝記念美術館友の会創立20周年記念事業 新世紀の顔・貌・KAO / 最終章 30人の自画像-2012

 美術評論家の中野中さんによる、毎春恒例の企画も今回が最後。
 団体公募展をたくさん見ている稀有な評論家だけに、全国から毎年異なる画家、彫刻家を選抜してきました。

 作家側も、一般的な自画像だけではなく、ひとひねりした新作を多く寄せ、小品展ながらなかなかユニークな展覧会でした。

 ちなみに、中野中さんは、1970年の独立展に、神田日勝の遺作で代表作「室内風景」が出ているのを詩人の宗左近氏に教え、宗さんの評論で、日勝の名と「室内風景」が知れわたったといういきさつがあります。
 神田日勝が多少なりとも全国的な知名度を有しているのは、中野さんの力によることが大きいといえます。(もうひとり、神田日勝の知名度アップに向上した人を挙げれば、推理作家の内田康夫さんだと思います)

 さて、今年の顔ぶれは

秋元由美子 伊藤光悦 伊藤弘之 市橋哲夫
遠藤力 笠原久央 紀井學 國友博
小久保裕 硯川秀人 須藤愛子 高橋留三
田中紘子 塚本文子 土田佳代子 戸谷由紀子
平岡潤 藤田俊哉 堀一浩 堀岡正子
前田昌彦 増田健一 松宮直子 万代進
三國芳郎 屋敷妙子 柳瀬雅夫 山田真二
山廣葉子 山本雄三 山本豊 吉武研司

の24氏。すべて6号大。

 このうち、伊藤光悦さんは、北広島在住。二紀の委員です。
 文明が滅亡した後のような、広漠とした風景を描きます。

 小品展なので、おそらく入って左手の、神田日勝のアトリエを再現したコーナーの近くに展示されると思われます。「馬」などの代表作は、期間中でも、通常通り展示されているはずです。

 
2012年4月24日(火)~5月6日(日)午前10時~午後5時、5月1日休み
神田日勝記念美術館(十勝管内鹿追町東町3)

一般510円、高校生300円、小中学生200円

北海道拓殖バスで、帯広駅前バスターミナルから乗車55分、「神田日勝記念美術館前」降車
(新得駅前発は、休日は2往復、平日4往復のみです)


関連するサイト
続・足裏庵 http://www.all-japan-arts.com/essay/0710sokuri34.html

【告知】新世紀の顔・貌・KAO IV 30人の自画像(2011)
新世紀の顔・貌・KAO 30人の自画像2009
新世紀の顔・貌・KAO -30人の自画像-2004新世紀の顔・貌・KAO 30人の自画像-2003
=いずれも画像なし


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