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北海道美術ネット別館

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まるで松本竣介の絵のような、人の気配がない街-釧路への旅(11)

2008年07月18日 21時35分58秒 | つれづれ写真録
(承前)
 
 釧路のまちをあるいていると、まるで松本竣介か初期赤穴宏の絵のなかに迷い込んでしまったような、ふしぎな感覚にとらわれる。

 どうも現実感がとぼしいような気がするのだ。

 といって、きらびやかなイルミネーションで街並みが飾られているとか、そういうことではないし、筆者が行ったときは名物の霧もなかった。
 
 ちょっと考えて理由がわかった。

 あまりに人通りがすくないのだ。
 道路幅は広いのに。

 幣舞橋から釧路駅までのあいだ、歩道上にひとりかふたりしかいないことがある。
 冒頭の画像は、幣舞橋を渡って、港文館へといたる道。


 つぎは、南大通。



 なんだか人類がいなくなってしまった後の光景のようですらある。


 つぎの画像は、北大通に並行している道路。
 市役所や警察署の横を通っているとは思えない。

           

           

 最後はおまけ。
 釧路川の対岸から見たフィッシャーマンズワーフMOO。


 これでも人口20万人近くを擁する道東最大の都市なのだが…。

 市民は車で郊外のショッピングセンターに出かけてしまったのだろうか。


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