
「はしどい展」は、北星女子中高の美術部の展覧会です。
私立高校の美術部では、北海高校の「どんぐり会」が有名ですが、「はしどい展」はそれに次ぐ歴史を持っているということになります。
しかし、今回出品しているのは、高校2年生と3年生ばかりで、高校1年と中学生はほとんどいません。
今回は1点も出品していない顧問の波田浩司さんによると、高校1年の部員もいるが、制作はあまりしていないとのこと。中学生は入部してくれないといいます。
大胆な筆遣いで、つなげた板の支持体に大作をがんがん描いていくのが北星女子の気風でしたが、このままではこの伝統が途切れかねません。
冒頭の画像の絵を描いた生徒は、右の絵で独立美術に入選したそうです。
はしどい会には、ぜひ存続してもらいたいものだと思います。
こちらは部長さんの絵です。
先日見た、大谷大の卒展でも、タコを題材にした作品を2人が出品していましたが、若い女子の間にタコがはやっているのでしょうか。
彼女は、3月にコンカリーニョで開かれるグループ展にも出すそうで、ちらしをくれました。
同時開催の「OB展」では、玉川祐子さんの遺作コーナーが目を引きました。
クレーのような、木立などの自然を単純化して線をメインに描いた絵かと思って近づくと、すべて刺繍で描かれているのです。
これはなかなか独創的な試みだと感じました。
若いOBでは、教育大岩見沢校在学中の浅井菫さんが、さすがのできばえ。
2017年1月31日(火)~2月5日(日)午前10時~午後6時(最終日~3時)
ギャラリー大通美術館(中央区大通西5 大五ビル)
■2015年の「はしどい展」
■第47回はしどい展 北星学園女子中学高校美術部
私立高校の美術部では、北海高校の「どんぐり会」が有名ですが、「はしどい展」はそれに次ぐ歴史を持っているということになります。
しかし、今回出品しているのは、高校2年生と3年生ばかりで、高校1年と中学生はほとんどいません。
今回は1点も出品していない顧問の波田浩司さんによると、高校1年の部員もいるが、制作はあまりしていないとのこと。中学生は入部してくれないといいます。
大胆な筆遣いで、つなげた板の支持体に大作をがんがん描いていくのが北星女子の気風でしたが、このままではこの伝統が途切れかねません。
冒頭の画像の絵を描いた生徒は、右の絵で独立美術に入選したそうです。
はしどい会には、ぜひ存続してもらいたいものだと思います。

先日見た、大谷大の卒展でも、タコを題材にした作品を2人が出品していましたが、若い女子の間にタコがはやっているのでしょうか。
彼女は、3月にコンカリーニョで開かれるグループ展にも出すそうで、ちらしをくれました。
同時開催の「OB展」では、玉川祐子さんの遺作コーナーが目を引きました。
クレーのような、木立などの自然を単純化して線をメインに描いた絵かと思って近づくと、すべて刺繍で描かれているのです。
これはなかなか独創的な試みだと感じました。
若いOBでは、教育大岩見沢校在学中の浅井菫さんが、さすがのできばえ。
2017年1月31日(火)~2月5日(日)午前10時~午後6時(最終日~3時)
ギャラリー大通美術館(中央区大通西5 大五ビル)
■2015年の「はしどい展」
■第47回はしどい展 北星学園女子中学高校美術部