きのう2023年8月10日の北海道新聞などに、旭川市・旭川市教育委員会が主催する第43回中原悌二郎賞の結果が大きく報じられていました。
埼玉新聞のサイトが無料で見られるので、そちらから一部をコピペします。たぶん共同通信の配信記事だと思われます。
公式サイトに作者の言葉が載っています。
一部だけ抜粋すると
「この作品は、今まで自分が制作してきた中でも、最も、「彫刻」を作るという事を意識した作品であったと思うので、心から嬉しいです。
長い間、私にとって「彫刻」はコンプレックスでした。今も、そうかもしれません。作りたいけれど作りきれないものです。だから手を変え品を変え、なんとか自分なりの表現を手探りしてきました。何故なら私にとって「彫刻」は、この世界でマテリアルと、現実で闘う事、形づくる事であったからだと思います。」
とコメントしています。
中原悌二郎賞は以前は、本賞と優秀賞を毎年選んでいましたが、2003年から隔年となり、09年以降は優秀賞の選考がなくなっています。
受賞者の作品が、彫刻美術館にコレクションされたり、野外彫刻として市内各所に設置されたりしていて、長い目で見るとこの賞が旭川市にとって大きな宝物になっています。
それにしても、今年で43回目で、1970年から続いているのに、女性がようやく2人目なんですね。
1人目は選考委員も務めている青木野枝で、第40回の2017年で受賞しています。
優秀賞のほうがどちらかというと若手向けで、朝倉響子、雨宮敬子、笹戸千津子、青木野枝も受賞しています。
今後は、この極端な男女比が少しずつ変わっていくことを期待しています。
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/sculpture/300/p000289.html
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/891364
埼玉新聞のサイトが無料で見られるので、そちらから一部をコピペします。たぶん共同通信の配信記事だと思われます。
北海道旭川市は9日、市ゆかりの彫刻家にちなみ、国内で発表された優れた彫刻作品に贈る「第43回中原悌二郎賞」に、津市在住で多摩美術大准教授の中谷ミチコさん(42)の「デコボコの舟」を選んだと発表した。市によると最年少で、女性としては2人目の受賞。
作品は長さ320センチ、高さ155センチの石こう製で、船体に人や木などの形をしたへこみがある。中谷さんはウクライナ紛争を念頭に「逃げていく人が周囲との関係を変えながら前へ進む様子を表現した」と話した。(以下略)
公式サイトに作者の言葉が載っています。
一部だけ抜粋すると
「この作品は、今まで自分が制作してきた中でも、最も、「彫刻」を作るという事を意識した作品であったと思うので、心から嬉しいです。
長い間、私にとって「彫刻」はコンプレックスでした。今も、そうかもしれません。作りたいけれど作りきれないものです。だから手を変え品を変え、なんとか自分なりの表現を手探りしてきました。何故なら私にとって「彫刻」は、この世界でマテリアルと、現実で闘う事、形づくる事であったからだと思います。」
とコメントしています。
中原悌二郎賞は以前は、本賞と優秀賞を毎年選んでいましたが、2003年から隔年となり、09年以降は優秀賞の選考がなくなっています。
受賞者の作品が、彫刻美術館にコレクションされたり、野外彫刻として市内各所に設置されたりしていて、長い目で見るとこの賞が旭川市にとって大きな宝物になっています。
それにしても、今年で43回目で、1970年から続いているのに、女性がようやく2人目なんですね。
1人目は選考委員も務めている青木野枝で、第40回の2017年で受賞しています。
優秀賞のほうがどちらかというと若手向けで、朝倉響子、雨宮敬子、笹戸千津子、青木野枝も受賞しています。
今後は、この極端な男女比が少しずつ変わっていくことを期待しています。
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/sculpture/300/p000289.html
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/891364