
(承前)
せせらぎ公園を散歩して、気がついてみると、美幌町市街のかなり南寄りまで来てしまっていた。
そろそろ駅に戻らないと、次の旅程に遅れてしまう。
この地方は、列車は数時間に1本しかないし、バスの本数も少ないし、街中をタクシーが流していない可能性も高い。
早めに駅を目指して歩き始めなくては。
駅に向かう途中で撮った写真などは、またあらためてアップします。
美幌から網走へ向かう列車は午後2:20発。
ところが、筆者は、2時過ぎと勘違いしていて、駅には1:45ごろに着いてしまった。
もう少し早く気づいていたら、駅前のそば屋でざるそばぐらいは食べられたのに。
駅に隣接した特産品販売所のような店であんパン1個を買い求めて昼食の代わりとした。
先のエントリで、すでに画像をアップしたが、呼人附近で、車窓から終わりごろのミズバショウが見られたのには驚いた。
1カ月前、4月14日にはすでに、はしりのミズバショウが開いていたのだ。
5週間もの長きにわたってミズバショウが見られるとは、いかにこの間、気温が上がらず、季節が進んでいないかがわかる。
網走湖畔を走っていたときは、対岸の崖にまだ雪が残っていたのが見えた。
網走には2:42到着。終点。
駅を降りると、信じられないほど寒い。
路面が少しぬれている。雨が降ったようだ。
駅前のコンビニエンスストアに寄ったが、さすがに使い捨てカイロは売っていなかった。かわりに、空揚げを買う。
(話はそれるが、「唐揚げ」は誤記)

筆者はこの日、下着の上にヒートテックの長袖を着て、フランネルのシャツの上にパーカーを羽織り、さらにブルゾンを着ていくという、この季節としては相当な厚着をしていったのだが、それでも寒い。手袋がほしくなる。
あとで調べたら、この日(5月18日)の網走は、最高気温が6.9℃だった。
そりゃ、寒いはずだ。
駅前のホテルの駐車場には、雪が残っていた。

網走駅前(正確には、駅の斜め向かいにあるファミリーレストランの前)から、つくしが丘団地行きの路線バス(網走バス)に乗る。
網走バスの市内路線は、網走駅と中心市街地の間を走る時、まっすぐに国道を走らず、かならず網走川を渡って、北側市街地のオホーツク総合振興局や厚生病院の前を遠回りする。
その際、モヨロ貝塚への入り口も通るのだが、貝塚館がこの春から改装オープンしたことを想起し、こっちを先に訪れておくべきだったかもしれないと、ふと思った。
バスを駒場3丁目で降りて、はぜや珈琲で豆を買う。
(ここのコーヒー豆は北見から買いに行くだけの価値はある)
さて、次の目的地は、道立北方民族博物館だ。
このあたりからだと、東京農大行きバスがあるが、途中で降りて20分ほど歩かなくてはならない。
しかし、そんなに長い距離を歩く気を失わせるような寒さである。
どうしようかと思っていると、ちょうどタクシーが通りがかったので、乗ることにした。

この作戦は正解だった。北方民族博物館の閉館時間は、午後5時ではなく、4時半だったのである。
同館では、展示室には入らず、「ロビー展 北海道の古地図展 伊能大図と蝦夷地古地図の変遷」を見た。無料。
帯広で見た「伊能図フロア展」を小規模にした感じで、個人的には、わざわざ網走に行くほどでもなかったというのが正直なところだった。
せせらぎ公園を散歩して、気がついてみると、美幌町市街のかなり南寄りまで来てしまっていた。
そろそろ駅に戻らないと、次の旅程に遅れてしまう。
この地方は、列車は数時間に1本しかないし、バスの本数も少ないし、街中をタクシーが流していない可能性も高い。
早めに駅を目指して歩き始めなくては。
駅に向かう途中で撮った写真などは、またあらためてアップします。
美幌から網走へ向かう列車は午後2:20発。
ところが、筆者は、2時過ぎと勘違いしていて、駅には1:45ごろに着いてしまった。
もう少し早く気づいていたら、駅前のそば屋でざるそばぐらいは食べられたのに。
駅に隣接した特産品販売所のような店であんパン1個を買い求めて昼食の代わりとした。
先のエントリで、すでに画像をアップしたが、呼人附近で、車窓から終わりごろのミズバショウが見られたのには驚いた。

5週間もの長きにわたってミズバショウが見られるとは、いかにこの間、気温が上がらず、季節が進んでいないかがわかる。
網走湖畔を走っていたときは、対岸の崖にまだ雪が残っていたのが見えた。
網走には2:42到着。終点。
駅を降りると、信じられないほど寒い。
路面が少しぬれている。雨が降ったようだ。
駅前のコンビニエンスストアに寄ったが、さすがに使い捨てカイロは売っていなかった。かわりに、空揚げを買う。
(話はそれるが、「唐揚げ」は誤記)

筆者はこの日、下着の上にヒートテックの長袖を着て、フランネルのシャツの上にパーカーを羽織り、さらにブルゾンを着ていくという、この季節としては相当な厚着をしていったのだが、それでも寒い。手袋がほしくなる。
あとで調べたら、この日(5月18日)の網走は、最高気温が6.9℃だった。
そりゃ、寒いはずだ。
駅前のホテルの駐車場には、雪が残っていた。

網走駅前(正確には、駅の斜め向かいにあるファミリーレストランの前)から、つくしが丘団地行きの路線バス(網走バス)に乗る。
網走バスの市内路線は、網走駅と中心市街地の間を走る時、まっすぐに国道を走らず、かならず網走川を渡って、北側市街地のオホーツク総合振興局や厚生病院の前を遠回りする。
その際、モヨロ貝塚への入り口も通るのだが、貝塚館がこの春から改装オープンしたことを想起し、こっちを先に訪れておくべきだったかもしれないと、ふと思った。
バスを駒場3丁目で降りて、はぜや珈琲で豆を買う。
(ここのコーヒー豆は北見から買いに行くだけの価値はある)
さて、次の目的地は、道立北方民族博物館だ。
このあたりからだと、東京農大行きバスがあるが、途中で降りて20分ほど歩かなくてはならない。
しかし、そんなに長い距離を歩く気を失わせるような寒さである。
どうしようかと思っていると、ちょうどタクシーが通りがかったので、乗ることにした。

この作戦は正解だった。北方民族博物館の閉館時間は、午後5時ではなく、4時半だったのである。
同館では、展示室には入らず、「ロビー展 北海道の古地図展 伊能大図と蝦夷地古地図の変遷」を見た。無料。
帯広で見た「伊能図フロア展」を小規模にした感じで、個人的には、わざわざ網走に行くほどでもなかったというのが正直なところだった。
(この項続く)