
遠軽に引っ越してから約1カ月。
展覧会を見る機会がほとんどないのだが、おとなりの湧別で見事な水彩画展を見ることができて、心の渇き(大げさかな?)をいやすことができた。
伊藤さんは湧別在住で、道展と日本水彩画会の会友である。
風景画約20点を出品した。
流氷やオオワシ、ハクチョウなど、オホーツク海沿いらしいモチーフが多い。
しっかりした塗りが、ときに水彩にありがちな腰の弱さを感じさせない。
とりわけ道展の佳作賞受賞作「野に生きてー蕗」(2017)は、大きな葉にさす光の微妙な強弱の描写がみごとだ。
(ここまで描いて、ふと検索したら、なんと、おなじみのブログ「散歩日記 X」に「蕗を描いた作品だが、明暗のコントラストがちょうど良かった」とあり、やはり見ている人は見ているんだなあと思った)

一方、「辛酸舞う~五鹿山公園」(右から2点目)は、モノトーンの木の枝が目を引く。
狭心症で入院していた際、手術がうまくいくだろうかなどと病室で不安を抱いていた心境が反映しているという。
いずれも風土を存分に描写した作品ばかりで、大いに共感を抱いた。
2019年7月16日(火)~28日(日)午前9時半~午後5時
湧別町文化センターさざ波(栄町)
・遠軽ターミナル(JR遠軽駅徒歩3分)から、北海道北見バス・北紋バスの「湧別線」か「紋別線」に乗り、「湧別」(湧別線は終点)で降車。約430メートル、徒歩6分
※乗車約35~40分。平日は1日往復41便
展覧会を見る機会がほとんどないのだが、おとなりの湧別で見事な水彩画展を見ることができて、心の渇き(大げさかな?)をいやすことができた。
伊藤さんは湧別在住で、道展と日本水彩画会の会友である。
風景画約20点を出品した。
流氷やオオワシ、ハクチョウなど、オホーツク海沿いらしいモチーフが多い。
しっかりした塗りが、ときに水彩にありがちな腰の弱さを感じさせない。
とりわけ道展の佳作賞受賞作「野に生きてー蕗」(2017)は、大きな葉にさす光の微妙な強弱の描写がみごとだ。
(ここまで描いて、ふと検索したら、なんと、おなじみのブログ「散歩日記 X」に「蕗を描いた作品だが、明暗のコントラストがちょうど良かった」とあり、やはり見ている人は見ているんだなあと思った)

一方、「辛酸舞う~五鹿山公園」(右から2点目)は、モノトーンの木の枝が目を引く。
狭心症で入院していた際、手術がうまくいくだろうかなどと病室で不安を抱いていた心境が反映しているという。
いずれも風土を存分に描写した作品ばかりで、大いに共感を抱いた。
2019年7月16日(火)~28日(日)午前9時半~午後5時
湧別町文化センターさざ波(栄町)
・遠軽ターミナル(JR遠軽駅徒歩3分)から、北海道北見バス・北紋バスの「湧別線」か「紋別線」に乗り、「湧別」(湧別線は終点)で降車。約430メートル、徒歩6分
※乗車約35~40分。平日は1日往復41便
私は結構な量のアート作品を見ていますが、歴史的・技術的な観点で学んだことが無いので、
私の見方って合ってるの? と常に思っています。
ということで、見ている人は見ていると言われると、恥ずかしいですが、嬉しいです。
私も専門的に学んだことはありません。
しかし、こうして二人の見方が一致しているということは、オッケーなのではないでしょうか。