
土曜は午後2時近くになってから自家用車で出発。
岩見沢市栗沢町の旧美流渡中学校で7月16~31日に開かれている「みる・とーぶ展」に行ってきました。
□ https://mirutobuproject.localinfo.jp/
札幌から岩見沢までは道央自動車道を通り、上志文、朝日、美流渡と、東に向かいます。
かつては国鉄万字線がたくさんの石炭を運んだ谷あいに連なる地区です。

美流渡地区の中心部に入ると、右手の商店のシャッターに、MAYA MAXX さんの絵が描かれています。この交叉点を右折して、カーブを上っていくと、旧美流渡小、旧美流渡中が並んでいます。

たまたまだと思いますが、筆者が訪れた時間帯は、とくだんの催しが行われておらず、校舎内は静かでした。
校舎前には、コーヒーやかき氷のテントが出ていました。
ただ、階段の壁にびっしりと貼られたフライヤー類からもわかるように、この旧校舎などを舞台に、さまざまな取り組みが行われているようです。
画家のMAYA MAXX さんをはじめ移住者が何人もいて、絵や「トーテムポールをつくろう」のワークショップや、ハーブティーの「お茶会」などが行われています。アフリカンドラムの奏者を招いてのコンサート、坐禅会などもあったとのこと。
もうすこしプログラムを下調べしてから出かけた方が楽しかったかもしれません。
1階から3階まで廊下は MAYA MAXX さんの手になる巨大な絵画がびっしり。
ただ、これ、写真を撮って良いのかどうかわからないので、アップするのはこの1階の1枚だけにしておきます。
2階の(元)教室は「MAYA MAXX 個展」状態で、ウサギを描いた大作などがどーんと展示されていました。
その前の廊下には、ワークショップで描かれた絵も貼ってありました。
1階に話を戻すと、最初の部屋が「みる・とーぶ展」の主会場で、陶芸や、美術出版社の元編集者の來嶋路子さんの出した本、アクセサリーなどが展示販売されていました。
(本、買ってくるのを忘れた…)
1階のいちばん奥には、おなじみババッチさんの廃品を利用した楽しいスクラップアートの数々と、故塚本竜玄さんの陶芸作品を展示してありました。
元々は校長室だったようです。
今でこそ美流渡にはアート関係者が何人も住んでいますが、この2人がその流れを作ったといえましょう。
3階には、フランス・ランス出身のアーティスト、ニコラ・ブーラ(Nicolas Boulard )さんの部屋があり、壁がチーズのように塗られていました(あの「トム&ジェリー」に出てくる、穴の開いたやつです)。
また、元の理科室っぽい会場では「We Miruto 写真展」も開かれていました。
美流渡に移ってきた佐々木育弥さんが、MAYA MAXX さんや北海道教育大生らによるプロジェクトを記録したり、地域の人にレンズを向けたりした写真を中心に、かつての万字地区を撮ったモノクロ写真なども並んでいました。
ふと思ったのですが、おそらく100年ほど前には写真とは最新のテクノロジーとして人々に受け止められていたはずですが、今は少なからずノスタルジーを喚起する装置になっているんだなあ、と。
過去の関連記事へのリンク
■札幌ミュージアム・アート・フェア2020-21 (MAYA MAXX さん出品)
MAYA MAXX(マヤマックス) さんが岩見沢に移住していた (2020)
岩見沢市栗沢町の旧美流渡中学校で7月16~31日に開かれている「みる・とーぶ展」に行ってきました。
□ https://mirutobuproject.localinfo.jp/
札幌から岩見沢までは道央自動車道を通り、上志文、朝日、美流渡と、東に向かいます。
かつては国鉄万字線がたくさんの石炭を運んだ谷あいに連なる地区です。

美流渡地区の中心部に入ると、右手の商店のシャッターに、MAYA MAXX さんの絵が描かれています。この交叉点を右折して、カーブを上っていくと、旧美流渡小、旧美流渡中が並んでいます。

たまたまだと思いますが、筆者が訪れた時間帯は、とくだんの催しが行われておらず、校舎内は静かでした。
校舎前には、コーヒーやかき氷のテントが出ていました。

画家のMAYA MAXX さんをはじめ移住者が何人もいて、絵や「トーテムポールをつくろう」のワークショップや、ハーブティーの「お茶会」などが行われています。アフリカンドラムの奏者を招いてのコンサート、坐禅会などもあったとのこと。
もうすこしプログラムを下調べしてから出かけた方が楽しかったかもしれません。

1階から3階まで廊下は MAYA MAXX さんの手になる巨大な絵画がびっしり。
ただ、これ、写真を撮って良いのかどうかわからないので、アップするのはこの1階の1枚だけにしておきます。
2階の(元)教室は「MAYA MAXX 個展」状態で、ウサギを描いた大作などがどーんと展示されていました。
その前の廊下には、ワークショップで描かれた絵も貼ってありました。
1階に話を戻すと、最初の部屋が「みる・とーぶ展」の主会場で、陶芸や、美術出版社の元編集者の來嶋路子さんの出した本、アクセサリーなどが展示販売されていました。
(本、買ってくるのを忘れた…)

1階のいちばん奥には、おなじみババッチさんの廃品を利用した楽しいスクラップアートの数々と、故塚本竜玄さんの陶芸作品を展示してありました。
元々は校長室だったようです。
今でこそ美流渡にはアート関係者が何人も住んでいますが、この2人がその流れを作ったといえましょう。
3階には、フランス・ランス出身のアーティスト、ニコラ・ブーラ(Nicolas Boulard )さんの部屋があり、壁がチーズのように塗られていました(あの「トム&ジェリー」に出てくる、穴の開いたやつです)。

また、元の理科室っぽい会場では「We Miruto 写真展」も開かれていました。
美流渡に移ってきた佐々木育弥さんが、MAYA MAXX さんや北海道教育大生らによるプロジェクトを記録したり、地域の人にレンズを向けたりした写真を中心に、かつての万字地区を撮ったモノクロ写真なども並んでいました。
ふと思ったのですが、おそらく100年ほど前には写真とは最新のテクノロジーとして人々に受け止められていたはずですが、今は少なからずノスタルジーを喚起する装置になっているんだなあ、と。
過去の関連記事へのリンク
■札幌ミュージアム・アート・フェア2020-21 (MAYA MAXX さん出品)
MAYA MAXX(マヤマックス) さんが岩見沢に移住していた (2020)
(この項続く)