北海道新聞社ビルのレイアウト変更に伴い、道新ぎゃらりーは2020年9月より現在の北1条館1階から隣接の大通館7階に移転いたします。
8月25日までの展覧会は現在の会場で行います。新しいギャラリーの詳細につきましては改めてお知らせいたします。
道新ぎゃらりーのサイト( http://gallery.doshin-cc.com/ )のトップに、上に引いた文章が記載されています。
「道新ぎゃらりーが移転だって? ああ、北海道新聞社の本社の社屋が創成川イーストに移るからね」
と早とちりしていた人がいたかもしれませんが、今回は現社屋のなかでの移転です。
まあ、いずれ現社屋(大通西3)は明け渡すことになるらしいので、大通館での営業期間はそれほど長くないと思われますが、新社屋の建設後にギャラリーがどうなるかは筆者は聞いていません。
現在の道新ぎゃらりーが、利用者に好評なのは、近くの札幌時計台ギャラリーが閉鎖してそこを借りていた作家が流れてきたという要因のほか
「1階で搬入・搬出がラク」
という理由があるようです。
今後はその利点がなくなります。
また、大通館は1960年代の建設で、天井の高さにはあまり期待できそうもありません。
社内のどこらへんなのか調べていないので、大通公園を望む眺めの良さが窓越しに楽しめるかどうかは、わかりません。
なお、道新ぎゃらりーは、一般の貸しギャラリーとしての用途のほか、道新文化センターの受講生の発表の場として利用されています。
現在の、北海道新聞社本社の北1条館1階という抜群の立地に移ったのは2007年6月です。
2003年10月に最初にオープンしてから07年暮れまでは、札幌時計台ビル地下(札幌市時計台の北側のビル)にありました。半年間、2カ所で同時に開業していました。
つまり、大通館へのこんどの移転で、3カ所目ということになります。
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道新ぎゃらりーは今後…(2007)