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早春の網走へ オホーツクところどころ(14)

2012年04月17日 21時03分43秒 | つれづれ日録
 オホーツクところどころ、半年ぶりの更新

 9日ぶりの休日。

 天気も悪くなかったので、自動車に乗って網走に行ってきた。

 ただし、北見市端野町や、大空町女満別で、野外彫刻を探しながらの道行きなので、時間がかかる。
 女満別空港の2階ロビーでは、道内の風景写真展がひらかれていた。

 網走湖はもちろん氷結していたが、氷がかなり薄くなって、一部では湖面が顔をのぞかせていた。
 湖畔のみずばしょうも芽を出していたので、あと2、3週間ほどで見ごろを迎えそうだ。

 網走では、市立美術館テキスタイルの未来形を見た。

 昼食は、網走セントラルホテルで「網走ちゃんぽん」を食べた。
 これは、長崎県雲仙の小浜ちゃんぽんに着想を得て、網走産の海産物、かまぼこ、麺を使った、ご当地グルメならぬ「ご両地グルメ」。今週から本格的に提供が始まった、新しい網走の味である。器は網走刑務所の受刑者が作っているらしい。
 セントラルホテルは、われわれ以外にも多くの客がちゃんぽんを註文して、大賑わいであった。
 800円にしては、シジミやホタテも入ってお値打ちなメニュー。ただ、ちょっとしょっぱいと思う人もいるかもしれない。

 午後は、市立郷土博物館(冒頭の画像)を見学した。
 博物館は、北海道を代表する建築家の田上義也の設計になる、戦前の建物。
 扉を開けると、樟脳のにおいがぷーんとして、動物の剥製が置いてある、そんな昔ながらの博物館である。

 郊外はまだ少し雪が畑などに残っている。
 あと数日すれば、フキノトウがあちこちからにょきにょきと生えてくるだろう。
 いまは、木々の葉や下草などがほとんどないので、地形のかたちなどを見るには、おあつらえ向きだ。地面だけ見てると、東京の真冬を思い出す。

 コーヒー豆を買い、北見のスーパーマーケットに寄って帰る。


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