老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

      暖かい雨

2018-01-17 17:24:24 | 俳句

         

 二~三日、散歩をやっていなかった。
暖かいから、買物の帰り、車を降ろしてもらって散策をする。
白い椿の蜜をすいに来ている蜂がいた。
昨日の雨の粒が葉っぱに残っている。

   

 沈丁花が傍らに。
もうすぐ開きそうな莟みだけれど、まだ匂いはまったくしない。

       

 この家は誰も収穫をしないののであろう、金柑が鈴成りだ。
大方の家が蜜柑や八朔など大きい実の柑橘は収穫をしているのに、金柑はどこの家も、成るにまかせたままである。

  昨日のネット俳句。
投句者、特に特選に入った人の句を読んで、自分がいやになっている。
実力派が並んでいる。自分はそこまでの力しか無いのが解っていても、こう目の前で良い句を見せられると、今日は鬱、鬱、、、、

    ☆    長命は女ばかりや鏡餅    弘子

 まいったな~。

    ☆    怖い者もの知らずが怖しそり遊び    美恵子

 みんな良い句を作る。特に印象に残った句である。
特選、入選は選者の匙かげんであると思う句も時にはあるけれど、(星野立子)ばりの世界の句を作る人が周囲にはごろごろといて、学ぶこと多し。

 

家に帰ってから又雨に、、、
一雨ごとに春の感じの暖かい日だったが、今日は俳句は作らないぞ~。
お休みだ。一句選に入っていたから、今年は全没で始まらなくて幸先が良いと思もわなければならぬのに、、、力の差が歴然として、鬱、鬱。

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     しりとり、、、、、🐦

2018-01-16 11:25:26 | 俳句

                     

            似たやうな句ばかり並び初句会     ラスカル
         ↓
             もとほればちらほら並木芽吹くかな むめこ

    
         

     この坂を下れば港雪もよひ     ラスカル
         ↓
      新年会上司が 歌ふ桜坂      むめこ

    
     初夢の雲突き抜けて空を飛ぶ     ラスカル
         ↓
      目的地雪と空港アナウンス     むめこ

 ラスカルさんごめんなさい。  🙇
勝手にブログのネタにしています。
この三日間のシリトリ俳句で繋いだ句。見ようと思えばだれでも見えるから、まっいいか?
毎日毎日、欠かさず、しりとり俳句に投句をやるのはお互いに大変か???
そうこんな具合で、毎日楽しんでいる。

         

 投句者も実力派から、俳句以前の箸にも棒にもかからない?ような句も。どなたも毎日を面白く楽しんでいるからよいと思う。
しりとり俳句の参加者が増えないのは、なぜ "(-""-)"

> 効用は忘れていた季語を想い出す。
> たまに、ネット句会に投句ができる句が生まれる。ほんの少し、少し、少し、、

  今日もこれから参加を!     

 

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   ,,,,,,,症候群

2018-01-15 11:08:45 | 俳句

   
      (雪が降った朝もけなげに咲いていたビオラの花)

 昨夜テレビを観ていたらこんな病気の人が。
万引きの常習者の話。

「クレプトマニア」と云う、日本語では「窃盗癖」又は「窃盗症」だそうだ。

 精神の病気らしい。金銭的に困って万引きをする人もいるが、この名前の付いた人は万引きに成功をすると快感があり、朝から晩まで万引きをしたいやりたいとその思いで頭の中がいっぱいになるそうだ。

(詳しく知りたければ、ネットで調べたらよい)
そこからの発想が私のこと。
朝の家事が終わると、パソコンに吸い込まれるようにパソコンの前に座り、ブログを今も書いている。
「何とか、、、症候群」の名の付いた病名がある。
さしあたり私はパソコン症候群なる、パソコンで暇をつぶし、パソコンに遊ばれている、 症候群の病名が、、、付くと、自分で昨夜から反省をしたり、悪い事をして他人に迷惑をかけていないから、許容の範囲内かと自問自答をやっている。 


 しりとり俳句から

     🍒    冬座敷テレビの歌会初観て    (冬座敷)

     🍒    冬萌の径しょうが味の飴ふふみ   (冬萌)

              🍒     くりかえし聴きゐる「雪の降る街」    (く)
             (高英夫 の唄う 雪の降る街 が一番好き)

     🍒     嚏して夫らしきが近づき来     (く)

     🍒     びくびくとここら狐火出たらしく    (び)

     🍒     波の花触れればこはれさうな指    (な)

     🍒     露の世をしみじみ遺品整理 して   (つ)

     🍒     寺町より煙の匂ふ十二 月    (て)

 

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    土龍打ち

2018-01-14 09:46:45 | 俳句

        

 最近、姫の元気が無い。
昨日も絨緞の上におしっこをまかしてひと騒動。
リビングの絨緞は我が家にはもったいないようなちょと良いのを敷いている。
しかし猫ちゃんには無関係。もう、何度も吐いたり、爪の疵もあるが、家族の一員がやることと諦めていた。
昨日は部屋に入ると、あきらかに おしっこの強烈な匂いがする。
 ああアアーああーアアー
この言葉しか出てこない。 

 

     ☆    土龍打つさまを越後のむかし唄     加藤楸邨

 「楸邨俳句 365日」  の一月十四日
に、この句がある。
「土龍打」は正月十四日の行事として歳時記にはある。
お母さんの故郷では、土龍打ちが多分わらべ唄のようになって、残っているらしい。その唄をお母さんは憶えていたと句に。

    ☆    土竜打子らに手加減なかりけり    小林幸子

 土竜打なる季語はこらからは段々と使用されなくなる季語と思える。
私がよく見に行く森林公園の朴の木の林に、行くたびに土竜穴を見付ける。
地中にトンネルを作りみみずや昆虫の幼虫を食べる。
土が隆起していて穴があり20センチくらいはトンネルが見える。その先は解らない。この公園は土竜にとって住みよい環境にあるらしい。
一度は ミイラ になった土竜を見たことも。
農作物に害を与えるので、畦には根に毒のある 曼珠沙華 を植えて、土竜の侵入を防いでいるのである。
秋の風物詩はこのような理由から、我々の目を楽しませてくれているのである。
ちらっと開いたページにちょうどこの句。
猫と土竜、、、関係はないか? 

      🍒    朴落葉ふめばうっぷん去りゆける

      🍒    朴落葉ときをり軽トラ通りすぐ

      🍒    朴落葉押しあげありぬ土竜穴

      🍒    走根を覆ひ尽くして朴落葉

 

 

   

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  鳥インフルエンザ

2018-01-13 10:38:16 | 俳句

   

 鳥インフルエンザが我が街の養鶏場で発生をした。
颱風の被害も雪、地震の被害も、おかげさまで少なく住みよい街だと安心をしていた。
冬も暖かく、寒がりにとっては有難い街である。

 鳥インフルエンザが、、、このような事態が発生をするなど、私なぞはまるっきり想像をしたことも無かった。
ニュースで知った時は、そうか 神さまは全国満遍に災害をもたらされるのだと思った次第。
災害?天災?

 写真の鴨の池は我が家から一番近い池。歩いて10分もかからない。
色々の水鳥が泳いでいるのを散歩の途中で足を止めては見ている。
時には、コウノトリ を見かけたことも。
この鳥の中に、インフルエンザの菌を運んで来たのはいないと思うが?

 鳥が集まってくるのを今回は、喜んでばかりではいられない事態に。
昨夜のニュースでは、9万羽の殺傷処分が少し遅れたと云いつつ、700人を殺処分に投入して、今夜中には処分を完了するとのこと。
殺処分の経験のエキスパートもいると云っている。
この方達は暇が一番よいのだ。このような事態がないのが一番だ。
早く終息をして、西日本から、全国から被害が無くなる事を祈る。

 新聞でもテレビでも詳しい場所は報告をしない。
昨日、荷物を届けに来た郵便局の配達の人の話で、場所が解った。
犬が生きていた時はよく散歩に行った辺りである。
運動公園があり、緑の起伏のある芝生があって、誰もいない時は犬を放してやる。
喜んで、上へ下へと駈ける。犬の大好きな場所の近くだ。
 現在も公園で遊んでいる人は多い、というより市民の憩いの場所である。
そこには大きな池があり、池を巡る遊歩道があって、犬こそ連れていないが、私も時には散歩には訪れる。

 他の養鶏場に災難が飛び火しなければ良いのだが、、、怖いことだ。
主婦の私はこの鳥インフルエンザが怖いと同時に、卵の値が上がらなければよいのにと、のんびりとした他人ごとみたいな考えが頭をよぎったのも確かである。
まるで極楽とんぼだ。

しりとり俳句から

          日脚伸ぶ小舟あらはる島の影    (日脚伸ぶ)

         福寿草可も 不可もなく日の恙     (福寿草)
           (鳥インフル  の前に作った句 我が家の事)

         水仙の咲く道なりを燈台へ     (水仙)    

 

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