Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

対中姿勢 対応を誤れば・・

2020-06-07 14:06:25 | 国際・政治

「待つのではなく、いろいろやっている。チャンスはいつ来るか分からない」中国大陸発、コロナ・ウィルス肺炎の世界的流行もあって、先日の横田 滋さん訃報を受ける形で振り返られている 未解決の北鮮による日本人拉致事件に関する総理官邸幹部の表明である。「弱い、無力!」と揶揄する前に、まずは「相手が悪い」という事だ。

冷酷で狡猾な北鮮は、日朝首脳会談を初め意思疎通の機会を一向に作る気配が見られないのは周知の通り。昨年までトランプ大統領以下、首脳の行き来があった米合衆国に対してさえそうである。復習にもなるが、我国政治の関係各位は決して手を拱いている訳ではなく 取り組むテーマが極めて難しいとの受け止めの方が良さそうだ。実際面、現野党側に政権交代しても 与党内で総理が替わっても、安倍政権を超える目立つ成果を出せる体制は現れない事だろう。

その事をも踏まえながら本題です。中国大陸は 前述感染症流行の初動対応が適切を欠いたばかりか、かねて政情不安の香港への締め付け強化を狙って 国家安全法制の導入を先頃の全国人民代表大会で決めた所だが、香港市民の民主派勢力との激突が避けられない状況だ。この問題に関し、欧米主要国複数が中国大陸批判の共同声明を表そうとしているが、我国はあろう事か 参加打診を拒否した模様との報が入ってきた。以下その某ネット記事を引用してみて参りたい。

「中国(大陸)批判の声明 日本参加拒否か」

香港の国家安全法制の導入を巡り、中国(大陸)を厳しく批判する米・英両国を初めとする共同声明に我国政府も参加を打診されたが、拒否していたことが 6/6分かった。複数の関係国当局者が明らかにした。中国(大陸)と関係改善を目指す日本側は 欧米諸国に追随しないことで配慮を示したが、米国など関係国間では我国の対応に失望の声が出ている。

(中国手大陸発)新型コロナ・ウィルス感染症拡大などで当面見合わせとなった習 近平国家主席の国賓来日実現に向け、中国(大陸)を過度に刺激するのを回避する狙いがあるとみられる。ただ香港を巡り欧米各国が中国(大陸)との対立を深める中、我国の決断は対欧米亀裂を生む恐れがある。(引用ここまで)

本当に 申したくはないが、超党派媚中国大陸勢力にこうまでも引きずり回されている趣の安倍政権にも「いい加減にして下さい!」の一言も発したくなるものだ。考えてもみられたい。前述の新型コロナ肺炎流行は国難レベル。中国大陸・中共政府の初動対応が適切であれば世界的流行まで広まる事を抑えられたはずだし、そうであれば我国としても多少の協力余地はあったろう。が、現実は違う。余りに自国の覇権的な出方ばかりが優先する現状では、到底当初の国賓来日は認められず、香港の内情不安問題もあり 見直しの対象にされるべき。こんな状況で天皇陛下が習主席に頭を下げなければならない理由はどこにもないだろう。

中国大陸はこれ以外にも、我国の独立と主権に関わる沖縄・尖閣の我が領海侵犯も複数回行い、それは我国船舶への危険行為も伴っている。対香港に似た、台湾への巧妙な脅威増大策も看過できないだろう。加えて保守側からは、北海道をメインに広大な我国内の 中国大陸資本による土地取得が不気味な拡大をみせているというのだ。中国大陸の国内法によれば、個人、邦人共民間の土地保有は 70年までで、以後は同国政府の保有になる様な事を聞いた。海外資産も同様なら、将来的には何と労せずして我国土の中国大陸による国家的占領ができてしまうではないか。

対中関係において、これまでも我国は複数の過ちを犯してきた。戦中の所謂「南京事件」の相当部分の受け止めもそうだったかもだが、その賠償の所もあって長年拠出した対中政府開発援助 ODAにしても、打ち切られる間際はその相当額が軍事費に転用されていたという事だし 1989=平成元年初夏に生じた「天安門事件」に際しての国際的な経済制裁を真っ先に解除したのも我国だったといわれる。当時も今も、超党派媚中国大陸勢力が時の政権に脅しまがいの圧力をかけ、本当は必要な牽制策まで骨抜きにして解かせたのではなかったか。

中国大陸へは、多くの主要企業も進出して我国経済への影響も大きくあるは分かっている。しかしながら今回は、同国の不始末のせいで我国を含むほぼ世界の国民市民の命と健康までもが脅威に晒された事実を忘れてはなるまいて。それだけに、まずは欧米主導であっても対中批判声明に我国も加わるべきだろう。拒否に動いたのは、恐らくは外務省媚中国大陸派をメインとする勢力だ。どこまで中共政府のダミーでおれば気が済むのか?安倍政権も感染症対策などで相当に消耗が進んでいるだろう事は察するものだが、それにしても媚中国大陸志向を世界の状況に優先する様な愚は避けて頂きたいものだ。今回画像も先年ので恐縮。今年は遂に叶わなさそうな、日本海側へ赴いた折のもの。新潟・山形県境近くの海岸にて。通る線路は JR羽越線。以下に、北鮮の日本人拉致事件に関する関連記事をリンク致します。(産経新聞 6/6付) https://news.goo.ne.jp/topstories/politics/goo/830728f3785ff8e8b7dbf107fde5d958.html?fr=RSS&isp=00002 (私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3854.html

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