Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

元海保官・一色正春さんの問いかけと向き合う

2021-03-16 11:12:36 | 国際・政治

我国でも承認申請中の 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症予防ワクチン中、欧州産・アストラゼネカ社の製品に 一部の接種者に血栓(プラーク)を催す危険が指摘され、一部諸国で接種が見合わせられている様だ。世界保健機関WHOは、こうした状況にあっても一応安全との表明をした様だが、厚生労働省にはこうした最新の情勢も取り込んだ上で 同社製ワクチン承認の可否判断を願いたい。

そうは申しても、一日も早い国民的ワクチン接種は大いなる国家的課題であり、報道などで騒がれている総務省絡みの接待問題以上に 菅(すが)政権の命運を左右し得る事共であるのは勿論だ。前述製品の承認が見送られた場合に備え、別メーカーのワクチン調達も課題ではないか。尤も 我国の治験や国際的論文も不十分な 中国大陸製はパスして頂きたいのも事実だが。

本題です。今日午前 少しばかりネット徘徊を行ったら、元海上保安官・一色正春さんが SNSで幾つか問題提起されているのを見かけた。以下に載せ、暫しできるだけ詳しく考えてみたいと思う。

「なぜ日本だけが」

▽軍隊を持ってはいけないのか

▽戦没者を慰霊してはいけないのか

▽憲法をかえてはいけないのか

▽建国を祝ってはいけないのか

▽国旗を掲揚してはいけないのか

▽愛国心を持ってはいけないのか

▽嘘の歴史を強要されるのか

▽やってない事に謝罪しなければならないのか (転記ここまで)

ここに挙げた事共は、前 6項は独立国として当然の心得だし、後 2項にしても 相応の検証を要するとはいえ日本及び日本人として拒むべき事象であろう。先の大戦における史実は理解把握すべきとしても、その為に我国の独立や尊厳までも蔑ろにして良い理由はない。

一色さんが冒頭に掲げられた「軍隊」は、勿論戦前の旧軍そのままではなく、あくまでも専守防衛をメインに据えた 我国の安保を高いレベルで担保する為のもの。併せて昨年来課題となった、世界的感染症流行への対処も視野に入っている事だろう。海外事例の多くは、医療界と各国軍部が連携して対策に当たる例もあると聞いた。世界の主流か否かは別として。

我国で予防ワクチンを含めた対策が遅れがちなのは、一つにはそうした連携が弱体という面が確実にあろう。風聞ではあるが、感染症防疫策の研究に際し、日本学術会議の一部勢力が「細菌戦に繋がる」などとして反対圧力の挙に出ているらしいとの話にも接したものだ。だが そうした所を見直さなければ、次回大規模流行に際しても 同じ失敗が繰り返される恐れが大きくあろう。

その為の法制度見直しは、憲法といえど聖域ではない。以前から拙者も主張している事だが、護憲原理と左派容共の各勢力は 日本国憲法の「絶対聖典化」を画策している様に思えてならない。一度そんな事を認めでもすれば、憲法改正の為の議論さえ認めぬとの論調が支配的となり、必要な問題提起さえ不可能との事態に陥りかねない。そうなればそれこそ 国家独立と我国自由の危機に繋がる事だろう。現に左派野党はそうなる事を図っているのである。これでは我国の健全な独立と尊厳、国民の幸福は守れない。

戦没各位の正当な慰霊が叶わないのも大きな問題だ。靖国神社の合祀は 最高裁判例も認める通りで問題ないはずだし、大筋は永く現状維持という事で良いだろう。信仰宗派が異なる各位の為に 千鳥ヶ淵墓苑も設けられているのであり、そうした所の問題がある向きは そちらを参拝されれば良いのだろう。それよりも、慰霊そのものがとやかく言われるのは我国だけ。これは左派容共側から「日本は戦犯国家」との間違った刷り込みが図られているせい。極端なのは「日本は世界唯一の戦犯国家」などと吠ざく気狂いもいる様だ。

勿論、国家はそうした狂人共の為に存在するのではない。我国の習俗や それにより築かれた伝統に則る慰霊が行われるのは「できて当然」の事であり、末永く行える様にすべく あらゆる障壁が取り除かれるべきは当然の事だろう。

「建国を祝う」「国旗の掲揚」「愛国心の保持」これらのどれも否定的に捉えてはならない事共だ。「してはならない事」にするのがそも異常であり、国民として許してはならない病的思考だろう。三つの事共が、誇りと共に折々堂々と行える様 努めなければならないはずだ。それらの障害が、左派容共勢力の 所謂「革命思考」といわれる現状変更への不良意図だろう。

「嘘の歴史」「やってない事」の二点は、必要な検証を経た上での事となるのは認知だが、所謂慰安婦問題に関する朝日新聞一味の不良な捏造報道の前例もある。それらから この二点についても一色見解は概ね妥当であり、我国はいつまでも振り回されぬ様 心がけを新たにする必要があろう。以上の事共は、勿論今回記事だけで区切られるものでない事は分かる。これからも、折々各項目につき検証されるべきものだろう。

一色さんは海保官時代の 2010=平成 22年に、沖縄・尖閣近辺の東シナ海で生じた中国大陸漁船の対海保船衝突事件に際し 命がけの対処をされた事で知られ、又 その後も現在まで我国の安保に資する発信を続けられている。一言の敬意と共に、これからも同氏の主張に耳を傾けて参れればとも思う次第。

今回画像は、昨日 静岡・富士河畔で拝んだ、霊峰富士の雲を侍らす普段着姿。丁度眼前を行く東海道・山陽新幹線を、最早国民的敬愛を受ける試験列車「ドクター・イエロー」が西方へと下って行きました。昼頃は中々に優れた山容が拝めず、居合わせた地元や首都圏のファン達より「観に来る度に、こんな風が多い」の声が多く聞かれました。まぁ全く観られない日も少なくない様で、それよりはマシという所か。所でこの地点から富士の英姿を撮る場合の拙心得が一つ。それは必ず、富士山頂が富士川の橋より上に来る様構える事。霊峰という以上、決して人による構造物より下になる様な撮り方はしたくありませんので。

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