Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

公明変節~連立与党のあり様を再考すべきでは?

2021-04-04 23:30:00 | 国際・政治

先月来、連立与党・公明党の「媚中的変節」が明らさまになってきた。我国の安保上重要な地所の政府や自治体による管理強化を可能にする 所謂「安保土地法案」に対しても、私権制限を理由に消極姿勢に出たり、以下に触れる 少数民族の人権問題に係る 対中非難決議に非協力的など、この所の不良姿勢は目に余るものがあろう。以下、先日の産経新聞ネット記事を引用して 少しみて参るが、基本的にはスルーの志位日共委員長の表明が 今回は有用そうなので、最低限触れる事とした次第。

「共産・志位氏『毛沢東(元国家主席)を一番礼讃したのは公明』人権議連をめぐり皮肉」

共産党の志位和夫委員長は 4/1の記者会見で、与野党の有志議員が中国(大陸)・新疆(しんきょう)ウィグル自治区や香港などでの同国当局による弾圧を踏まえ、人権尊重推進などを目的として 4/6に発足する超党派議員連盟の発起人会に 公明党が参加しなかったことを皮肉った。

志位氏は、不参加の理由を「私は知らない」と断りつつ「公明党で思い出すのは、文化大革命の時だ。一番 毛沢東(元国家主席)を礼讃したのは公明党だったというのを今、思い出した。それとこれが関係あるかどうか知りませんけど」と付け加えるように語った。

議連は 自民党の中谷 元・元防衛相と国民民主党の山尾志桜里・衆院議員が共同代表を務め、4/6に国会内で初会合を開く予定だ。諸外国の状況を踏まえつつ、人権問題を巡る日本の対応として 国会決議や人権侵害制裁法の制定などを検討する。香港や新疆ウィグル自治区、ミャンマーの人権状況について 関係者からヒアリングする予定だ。

議連の発起人には自民、立憲民主、国民民主、共産、日本維新の会の各党に加え、無所属の議員が名を連ねている。当初 発起人に加わる予定だった公明党の議員は 3/24の発起人会の当日になって参加を取りやめた。(引用ここまで)

前掲の 志位日共委員長の言説を全て真に受けるのが適当かどうかはとも角、少なくとも公明党執行部派の媚中志向が昨日今日のものではないらしい事は 垣間見る事位はできるのではないだろうか。同委員長の語りではないが、公明党がこれまでの自民党と共同歩調を取っての現実路線から急変したのか、或いは古くからの媚中志向が自然な形で露呈してきたのかは知らないが、昨今の姿勢を見ると、やはり「変節」の誹りを免れないのではないか。

前述の安保土地法案や国会の対中人権侵害非難決議への消極的向き合いは、我国益や国民市民の福利を真摯に考えていないのではないかと見られても仕方あるまい。加えて小耳に挟んだ所では、山口那津男・党代表による「習 近平(しー・じんぴん)国家主席の、早い国賓来日を切望する」旨の表明があった模様だという事だ。

正に 二階自民幹事長の次を行く、ガリガリの媚中志向。今まで余り意識しなかったは事実だが、こうも多く露呈してくると やはり黙過する訳には参るまいて。とに角 このままでは拙い。公明党の言い分をそのまま通していては 必要な対中警戒措置が一切できなくなり、沖縄・尖閣を守り切れない事態もさる事ながら、国内の安保上必要な地所も 中国大陸資本の手に落ちる恐れがあり、過日も指摘した様に「戦わずして」我国土の多くが取得され「占領状態」に陥ってしまう事ともなりかねない。

自民党内にも媚中勢力がかなりに上るので 今は多くを期待できないかも知れないが、直ぐは難しいにしても、連立与党のあり方を徐々にでも見直して行った方が良くはないだろうか。「媚中的変節」を始めた公明党は、今後深い信頼を置けない可能性がある。その事を念頭に、或いは日本維新の会、国民民主党の有志辺りとの連立の可能性を 今から探った方が良いと愚考する者だ。

二階幹事長らが今も拘る「選挙に有利だから」との政局的理由だけで公明と手を組むのは、今後の国家運営上 内へ向けては間違った判断、対外的には間違ったシグナルを発出しかねず 大きな不利益ともなりかねない。ここは、菅現政権の冷厳で賢明な状況判断を強く望みたい所だ。今回画像も昨春ので恐縮。当地北郊の 清州城址周りの桜花の様子を。末筆にて恐縮。俳優・田中邦衛さんの訃報に接し、一言の弔意を申す次第。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) “政権寄生政党”公明党が失墜させる日本への信頼 | 私的憂国の書 (fc2.com)

コメント (2)
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