Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型感染症問題~治療薬アビガン、今度こそ承認を目指せ

2021-04-24 16:00:00 | 社会・経済

変異型ウィルスの台頭に伴うリスクが高まったとされる、中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症は 明らかな第四波突入が指摘され、その影響で東京都、京都・大阪の両府と兵庫県は 第三次の緊急事態宣言発出と相成った。飲食関連のみならず、人々の集まり易い諸施設なども開場規制などが行われ、プロ野球などスポーツ関連行事も 必要に応じ無観客などの措置が行われる事となろう。

期間は 概ね明日から来月初旬までの予定とされるが、感染状況が芳しくなければ相応の延長もあるかも知れない。例年ならこの時期 最も人々の移動が増える大型連休を狙って感染リスクを食い止める意図の様だが、相変わらずの特定野党や左傾メディア勢力による 対政権与党批判の繰り返しや蒸し返しはもう横に置き、大感染渦中の大阪が地元の橋下 徹弁護士らが主張される様に「新型感染症の様な国難的有事には、私権の制限はやむなき事」を前提とした思考にスイッチし、行政権限を時限的にでも強化して諸規制の強化と罰則の整備を強力に行い、早期の鎮静化を目指す国民的意思統一が必要ではないか。

進行中の 予防ワクチン接種にしても、政治の力で現行の医師、看護師各位に加え 歯科医師による接種にも速やかに道を開いて迅速化する必要があろう。厚生労働省が実現の検討に入ったは良いが、とに角「善は急げ!」の一言をお送りしておく。その新型感染症の予防ワクチンと並び、今も重要な治療薬の事で 少しだけ動きがあった様だ。以下、先日の読売新聞ネット記事を引用して みて参りたい。

「『アビガン』新たな臨床試験を開始・・コロナ(感染症)治療薬として承認申請」

富士フィルムは 4/21、新型コロナ・ウィルス感染症の治療薬として承認申請を行い、厚生労働省が継続審議とした抗ウィルス薬「アビガン」について、新たな臨床試験を始めたと発表した。

アビガンは、子会社の富士フィルム・富山化学が開発した新型インフルエンザ治療薬。新型コロナ(感染症)治療薬として、昨年 10月に承認申請を行ったが、厚労省の審議会は昨年 12月、その時点の臨床試験の結果などでは判断できないとして 継続審議としていた。

新たな臨床試験は 4/20に開始。基礎疾患があるなど、重症化リスクが高い 50歳以上の患者が対象となる。発熱などの症状が出てから 72H以内に投与を始め、重症化ょ抑えられるかどうかを確認する。臨床試験は 10月末まで行い、患者約 300人のデータを集めるという。(引用ここまで)

まずは、再度の臨床試験が実り多いものとなる事を祈念したい。治療薬アビガンの 相応の効果は一定確認されていた様だが、拙者の知る限りでは ①本来のインフルエンザ治療薬としてより多量の服用を要する ➁良い効果を期する為には、感染後早い段階で投与を始める必要がある ➂妊娠中の女性各位の服用は、重大な副反応リスクなどから認められない・・などの諸問題や課題があるとされる。それらに留意しながらも 厚労省が却下でなく継続審議に付したのは、やはりアビガンには期待し得る所があったからだろう。

この治療薬は、我国オリジナルの開発であるだけに 承認が得られれば安定供給にも道が開け、(考えたくはないが)前述感染症予防ワクチンの効用が思わしくない場合などの 有力な医療アイテムとなる可能性がある。又 審査する厚労省の側にも「国産で出す以上は、効能、安全の両面で万全を期したい」との強い想いもあろう。遅れたは事実だが、本当は予防ワクチン共々 感染症治療薬は自国技術で調達するのが筋であり、それが医療安保に応える道でもあるだろう。

大阪府をメインに、又も我国医療が危機的レベルに近づき始めている事は理解する。その上で 現状考えられる最善のやり方での予防ワクチン調達と速やかな接種の実施、それと並んで 既に三例が承認済とされる治療薬の更なる充実の為、アビガンの治験進行が承認へ向け 確実に進む事を強く祈念する者である。それと並んで これも我国開発とされる駆虫薬・イベルメクチンも前述感染症についての効能がある可能性が指摘されるとか。既に承認申請へと進んだらしいとも聞いたが、まだであれば こちらも是非進めて頂きたいものだ。今回画像も 少し前ので恐縮。当地西郊、清須市との境界・庄内川橋梁を渡る 東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子を。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする