Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「日本国内はスパイ天国」の一端を見た

2021-04-20 22:17:00 | 国際・政治

変異型ウィルスの台頭もあって、昨年来流行の続く 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症対策の普及徹底は容易ではない様だ。最も広まりの大きい大阪府は、吉村府知事より 遂に緊急事態宣言の又の発出をも視野に入れる表明がされた様だ。

訪米の菅(すが)総理による 予防ワクチン製造元トップとの直談判もあって、我国の全接種希望者向けのワクチン数量は、この 9月までに揃う見通しとなったは良いが「ワクチン確保と実際の接種見通し」は勿論異なる。接種を担える医療関係各位の限界ある「マンパワー問題」も絡んで、現在も進行中の医療関係向け接種が今夏頃、人数の大変多い高齢世代向けが年内一杯、一般向けは来春辺りまでかかるのではないかとの見方もある。

特定野党や左傾メディア勢力は 事ある毎に政府与党の対応遅れを難詰するが、一方で我国の制度的防疫態勢が「平時のまま」であるのも問題のはずで、前述勢力はここの所は全く問題にしない趣。これはおかしい。前例のない新型感染症流行は、明らかな有事。その有事には 一定の私権制限を伴うやむを得ない規制措置が認知されるはずであり、その事に踏み込まなければ 正しい答えではないだろう。厚労省は、まずは今まで予防接種関与のなかった歯科医の方々にも特例措置で接種を認める方向で調整に入る様だが、第四波流行が顕在化する様な状況になっても 接種が滞りなく進められる様、適切な措置を願いたい。

前置きが長くなったが本題です。前述感染症のドサクサ紛れかもだが、中国大陸筋による 我国主要行政機関などを標的にした、インター・ネット経由のサイバー攻撃疑惑が発覚した様だ。勿論看過しては、我国の安保面にも深甚な影響を及ぼしかねない重大事案だ。以下 今日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「JAXA(ジャクサ)にサイバー攻撃か 中国共産党員の男を書類送検・・関与人物の特定は異例」

中国(人民解放)軍の指示を受けたハッカー集団が、宇宙航空研究開発機構・JAXAや防衛・航空関連企業など約 200の研究機関や大学・会社にサイバー攻撃を仕掛けた疑いのあることが 捜査関係者への取材でわかった。

警視庁公安部は 4/20、攻撃に使われたサーバーを偽名で契約していたとして、中国共産党員の男 (30代)を私電磁的記録不正作出・同供用容疑で東京地検に書類送検した。

防衛関連企業などへのサイバー攻撃では これまでも中国(大陸)側の関与が指摘されてきたが、関わった人物が特定されるのは異例だ。公安部は、日本の重要情報が狙われたとみている。

捜査関係者によると、男は中国(大陸)在住のシステム・エンジニアで 2016=平成 28年~2017=同 29年に日本国内にあるレンタル・サーバーを インター・ネットを通じて 5回に亘って偽名で契約した疑い。

JAXAなどがほぼ同時期にサイバー攻撃を受け、警視庁が捜査を開始。攻撃に使われたサーバーを特定して調べたところ、この男を含む中国(大陸)人 2人が複数回に亘って偽名で契約し、同国のハッカー集団「Tick (ティック)」側に提供していたことが判明した。サーバーは、攻撃の発信元を隠す「踏み台」として悪用されたとみられている。

もう 1人は留学生で、中国(人民解放)軍サイバー攻撃部隊「61419部隊」に所属する人物から指示を受けていた疑いがあるという。2人は出国済みだが、公安部は この内中国共産党員の男について、容疑が固まったとして書類送検した。男は現在、中国(大陸)の情報通信関連企業に勤めているという。(引用ここまで)

この件は、中国大陸が我国の主要産業に係る企業秘密を盗らんとしたスパイ行為の疑いが大きくある事を裏付けるものだろう。今日などは、加藤内閣官房長官からも 詳細に踏み込んだ調査と実態解明などの意向が示された様だが、こうした情報が中国大陸に限らず 相手国に流出すれば我国の存亡にも関わる事態ともなりかねない。この様なスパイ行為を図る国は 他に露と北鮮が挙げられる。企業秘密のみならず、行政上の機密なども本気で守り抜く気概が希薄だった故に 我国の独立と尊厳をも脅かす、北鮮による日本人拉致事件多数を防げなかったのではないか。

こうした事案の再発を許してはならない。インター・ネットを経る サイバー上の脅威への備えは勿論だが、同時に過去何度も国会に上程されながら流れた スパイ防止法についても、ネットの時代に相応しい内容に手直しした上で 整備へ向けたスピード感ある真摯な議論に取り組んで頂きたい。

媚中志向の特定野党や左傾メディア勢力などは、結果的にせよ そうしたスパイ行為を働く諸国の手引きをしている様な所もあり、どの途強硬に反対・・というより妨害の挙に出てくるだろうが、大きな実害を見た以上 決して怯んではならない。防諜法制のない国は、世界的にも我国位のもの。より実効ある前述感染症対策と共に、こうした法制の整備にも本気度が問われると思うがどうか。今回画像は、先月末 当地東郊の岡崎公園辺りにての桜の回顧を。通る線路は名古屋鉄道・名古屋本線。

コメント (2)
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