Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

安保と鉄道 その➅

2022-08-13 22:40:08 | 国際・政治

カルト性向とわが国内での霊感商法が疑われ、自民をメインとする我国政党との「近過ぎる距離感」が引き続き問題視される 旧統一教会が、本国の大韓民国内にて大規模な幹部会合を行った様だ。この席上 銃撃事件で急逝の安倍元への弔意が表され、この事が我国にての同氏国葬賛否が分れる一因ともなっている様だ。

確かに各種世論調査では この所反対意見の方が優勢にも見えるが、必ずしも正確を期しているとは言い難い所もあり、更に安倍元総理には極く一部を除く ほぼ全地球の国・地域から約 1700にも及ぶ弔意が寄せられているのだ。一度閣議決定した岸田政権には その重い事実をも弁えて、必要な準備を進めて頂きたい。費用面などの適切と妥当性を慮るのは当然だが。

さて、安倍元総理の大きな遺志の一つともいえる 安保分野の必要な整備の事共。向こう 5年間で対国内総生産 GDP比 2%に近づける目標は分ったが、その内の取り組みとして 安保上必要な鉄道輸送などに少しでも関与を願えればとの主張から、今夏の連載を行っている所。今回は、陸自により 各国の国防省庁の多くが取り組む無人車両などの話題が出たので引用紹介する次第。以下 今日の産経新聞ネット記事から。

「陸自、無人地上車導入へ 戦闘地域で輸送用」

防衛省が 来年度当初予算の概算要求で、陸上自衛隊への無人地上車両(UGV) の導入に向けた経費を計上する方針を固めたことが 8/13、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。これまで自衛隊では航空機と艦艇、潜水艇で無人機の導入に取り組んでいるが、陸上分野は初めて。戦闘地域などでの輸送車両としての運用を念頭に 8月末の概算要求に向け、具体的検討を進めている。

防衛省が来年度当初予算で導入を検討するのは、戦闘地域などで装備や糧食などの物資や負傷隊員を運ぶ UGV。衛星通信などで遠隔操作することで 輸送作業を効率化するとともに、攻撃を受けた際に輸送要員が死傷するリスクを減らす。

防衛省はすでに、無人航空機(UAV) を導入し、無人水上艇(USV) 、無人潜水艇(UUV) の研究開発を行っている。攻撃型UAV の研究も進めているが、無人機は主に情報収集や哨戒目的の使用を前提としており、UGV も輸送目的の使用を念頭に置く。

UGV は 2015(平成 27)年ごろから米国や英国、欧州など各国軍で導入され始め、今年 6月に仏・パリで開かれた 世界最大級の防衛装備品展示会「ユーロ・サトリ」では、機関砲を搭載した戦闘用UGV も登場した。

来年度当初予算の概算要求に向けた骨子では、防衛力の抜本的強化の柱の一つとして「無人アセット(装備品) 防衛能力」が挙げられている。政府が年末までに改定する 国家安全保障戦略など戦略 3文書でも、主要項目に無人化装備が位置づけられる可能性がある。民間分野では、国内でも大手ゼネコンがすでに建設現場の建機の自動運転化などに乗り出している。防衛省関係者は無人機の導入について「陸海空のあらゆる場面で有効利用を検討したい」と話す。(引用ここまで)

他情報などによると、防衛装備の無人運転・無人操縦化構想は以前からあるも その実現は困難だった様だ。が 近年の小型無人機ドローンの急速な普及などが 安保面での光明ともなったのだろう。その一方で 民生面との技術の区分は増々困難になり、やはり両分野での共用を広く許容する「デュアル・ユース」の受け止めへの理解も不可欠と心得る。

ここで拙者が主張したいのは、陸上無人車といえど 自走できるのは一定の距離までであり、ある程度遠方まで移送するには鉄道・道路などの輸送が欠かせないのではないかという事だ。こういう課題は、途中からの変更とか追加などは中々に難しいのではないかとも思う。こうした無人車両などの装備をある程度まとめて移送する為にも、単位距離(主に 1km当たり)の利用人数など 輸送密度の少ない地方路線でも、自衛隊活動にとり必要と認められる所への運行、整備、費用などを含めた関与に道を開く事の必要を申す者だ。

無人車などの装備には、人工知能AI による高度で精緻な運転若しくは操縦などの技術向上が不可欠だ。その安全を確保するサイバー・セキュリティの厳重化も大きな課題だろう。野党辺りからも意見の出る、費用対効果の検証も それは必要だ。国民市民の視点からも 必ず安心と納得の効果に繋げられる事を強く望みたい。今回画像も振り返りで恐縮、当地名古屋都心近く、鶴舞公園傍の JR中央線にて、関連の設備検査に赴く 在来線試験列車「ドクター東海」の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。末尾を飾る古人の言葉は、浅からぬ感銘を受けるものでして。 (ナゴルノカラバフに見る無人兵器・防衛省) ` KWe− !c Ł?( 030309Ê´ëΫéÐÕk‰‰!ºuh ~h† .pdf (mod.go.jp)

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