Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

対外土地譲渡反対ー長渕 剛さんの声を正しく聴く

2022-10-09 21:52:44 | 社会・経済

今日未明、北鮮が日本海域にて これまでとは異なるミサイル発射を分かっているだけで 2度に亘り強行した様だ。これまでとは次元の異なる頻度もさる事ながら、未明という時間帯やその他の状況などから、かねて指摘される潜水艦からの発射を試したとの情報もある様だ。

米韓両国に我らが自衛隊も加わっての合同演習への対抗の意がありそうだが、場所と時間を問わずミサイルを撃ち出せるとの示威の意もあるらしい。とに角、できる備えを行うだけだろう。立ち遅れが指摘される、我国内の避難シェルター整備も急がれるべき。その折には、数年前に生じて犠牲多数を生じた教訓としての意味もある、木曽御嶽の火山シェルターのあり様も参考になるのではないか。

本題です。人気歌手、シンガー・ソングライターでもある長渕 剛さんの ライヴ公演の折のメッセージが大いに注目されている様だ。先日施行の 重要土地利用規制法に直に触れられている訳ではないが、安易に我国の土地を外国人・・というより外国資本に譲るなかれ、という意のメッセージを強く出されている様だ。音楽初め芸能関係の各位から こうした主張が表されるのは、拙者も心強さを覚える者。以下、一昨日の東京スポーツ WEB記事を引用して みて参りたい。

「長渕 剛『外国人に土地を売らないでほしい』に共感の声 ほんこん『心強い』」

歌手・長渕 剛(さん)のメッセージに共感が寄せられている。

同氏は 10/7、自身のユーチューブ・チャンネルを更新。香川・レグザムホールで行われたコンサート・ツアーのリポートを公開した。

長渕(さん)は トークの場面で観客に訴えるように「今日はたくさんの国旗が左右に揺れた。本当にきれい。だから、これ以上外国人に土地を売らないでほしい。僕たちの生きているこの日本、僕たちの敬愛するこの国は 今おかしいです」と述べた。

続けて「僕は政治家じゃない。だけど、おかしいことだけは感じられる。人に流されないで、自分の感性を信じて」と訴え。客席からは大きな拍手が鳴り響いた。

同氏は 9/27に北海道・札幌で行われたコンサートでも「お願いだから、この自然に満ちた土地を 外国人に売らないでほしい」とメッセージを送っていた。

これに お笑いタレントのほんこん(さん)は 10/2のユーチューブ生配信で「長渕さんの詩は ド~ンと刺さる。こういうことを仰ることで、いろいろな方が気付く」と絶賛。続けて「(同氏が) そういうこと言って下さって心強い。長渕さん ありがとうございます」と感謝した。(引用ここまで)

拙者も基本、ほんこんさんの反応に同感だ。ただ一つ 注文の余地があるとすれば、長渕さんの表された「外国人」の文言は「外国資本」と読み替えた方がより正確を期せるだろう。勿論、個人での我国地所保有例もあるだろうが。ただ 同氏の表明を正しく理解する為には、少しの補足が要るのではないかと愚考する者である。

長渕さんが懸念を込めて指摘されるのは、あくまでも乱開発を初め 我国の地所を芳しからぬ手法で利用せんとする勢力を指弾されたのだと心得る。先日からは、我国の安保上規制の必要ある 重要土地利用規制法も施行されたが、長渕さんはそれらも勿論一通りは理解の上で言及されたものと理解する。

ご存じの様に、我国地所を保有する外国人及び外国資本は その全てが不良という訳ではない。我国の地域面、環境面にも大きく配慮の上 健全な企業活動の為の地所利用もある事は認める。現在、九州・熊本県辺りで台湾系外資を先頭に進められる 半導体工場の新規建設もその範囲内だろう。この様な 政府や関係自治体などとの周到な調整を経たものは、外国資本であっても一定条件の下で譲渡を認めても良い場合があろう。

長渕さんが懸念されるのは、しっかりした実態のない外資などが緩い条件で我国地所を保有してしまい、環境面も大きなダメージを及ぼしかねない乱開発の挙に出られるケースだろう。勿論「あってはならないケース」であり、新規に認めてはならないと共に 既に保有されている案件も、自治体をメインに強い管理監督を続ける必要があろう。

既に広く知られている様に、注意喚起を要するのは中露両国だ。特に中国資本。各社の背後には 必ず中共政府が控え、同国の国家情報法によって厳しく管理監視が行われていると聞く。表向きの保有目的が企業活動であるにせよ、中共政府の要求あらば抗えないはずで、状況によっては中共政府の求める 諜報などを目的とした芳しからぬ施設装備が置かれかねない懸念がある。同国人民軍に資する為のものとなる可能性も捨てきれないのではないか。事実なら 我国の独立と国家の尊厳を揺るがす重大な事案となる可能性もあるが。

水源地の保全も 大きな課題だ。万が一にも外資、特に中国資本により水源地が抑えられる事ともなれば、我国内にありながら 国民が利用できなくなるリスクも生じよう。長渕さんは そうした危険性もお感じの事だろうから、公演の折などに前述の強いメッセージを やむを得ず出されるのだろう。これも知られる様に、我国内の与党側にも媚中勢力がかなりある。対外土地譲渡反対の表明は、ズバリ勇気の要る行動だ。実行された長渕さんの、その勇気を称えると共に、これからの公演でも大いなる拡散と ファン各位との共有が進む事を期待したい。

もう一つ、北方領土に関するロシア国の動向にも触れて下されば尚可である。先の大戦において、同国の前身・ソ連邦は 我国の終戦後に侵攻を仕掛け、北方四島を不法占拠したのだ。1945=昭和 20年 9/2、米戦艦ミズーリにての降伏文書調印が行われたのを知りながら戦闘の挙に出、明らかな正当防衛であったも 我国旧軍守備隊を撃破した挙句、四島の不法占拠に至る。時に同年 9/5。

露が未だに四島を占拠し続けるのは、いずれ我国北海道侵略の足掛かりにする為との指摘が定説となっているやに聞く。終戦近くに持たれた ヤルタ・ポツダムの両会談によれば、当初旧ソ連邦は 北海道の留萌~釧路間ライン以北の割譲を米合衆国に迫るも拒否されたとか。しかしながら、一朝事あれば こうした歴史的根拠も反故にされる事は、対ウクライナ侵略で嫌という程見せつけられているはずではないか。中国大陸と共に、こちらも油断ならぬという事だろう。

そうした事も踏まえて 長渕さんの主張にも耳を傾けて向き合う事が、正しいメッセージの聴き方だと思うがどうか。今回画像も再掲で恐縮。当初北海道専用に開発も、今は一部が当地愛知地区にて稼働の 平成期 JRの代表的機関車の一つ DF200型ディーゼル機の近影をもう一度。最近の鉄道車両も、格段の性能向上は 半導体進歩の力量に負う所大でしょう。以下に 関連記事を 3件リンク致します。➀「日本経済新聞 9/16付」重要土地利用規制法、20日に全面施行 妨害電波など事例: 日本経済新聞 (nikkei.com) ➁「私的憂国の書様」長渕剛「外国人に土地を売らないで」 ~ 国土の保全に更なる法的整備を - 社会問題 (fc2.com) ➂「長渕 剛さん動画『とんぼ』」とんぼ / 長渕剛 - YouTube

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする