Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「中共による尖閣確保」の意図を心に刻むべし

2022-10-30 21:38:17 | 国際・政治

昨夜、大韓民国の首都ソウル繁華街にて 大規模な群衆事故が発生。狭い路地にての、過密な混雑下での 多数のドミノ倒しによる事象で、150人超の犠牲と 100人超の負傷を生じた由。更に犠牲者中に日本人 2名を数えたのが誠に遺憾。まずは 犠牲各位への弔意と、負傷各位へのお見舞いを申したい。

その上で、当該事故は 明日「本祭り」を迎える、米国発の悪霊払い祭祀「ハロウィン」の事前イヴェントに集まった若い世代の多くが遭遇したらしい。我国でもこの時期に大勢が集まる 東京・渋谷界隈では、ソウル繁華街に似た地形の所がある様で、事故を受け 今から警視庁による警戒が敷かれている様だ。これまでのほぼ 3年間、華やかな催事が控えられてきた反動からくる騒ぎたい気持ちも分かりはするが、どうか暴発による事件事故にだけは繋げる事のない様にして頂きたい。又 こうした大事故への対応に不足などがあると、時の政権にとっての大きなダメージともなりかねない。ここはどうか 尹(ゆん)韓国現政権の賢明な対処を望みたい。

本題です。日常生じ得る 前述の様な事件事故や、様々な自然災害に対し 一定身構え得る必要があるは自覚する者だが、それは他国との軋轢からくる国防安保上の不安に備えるのも それに近いものがあるのではないか。折しもこの所、我国とは必ずしも芳しくない間柄の中国大陸にて、過日我国の領土や主権に関わる緊張すべき言動が露見した様だ。関連含め、昨日の協働通信ネット記事 2件を引用して みて参りたい。

「尖閣諸島確保は『歴史的課題』習 近平氏、軍内部会議で発言」

中国(大陸)の 習 近平(しー・じんぴん)主席が 2016(平成 28)年に開かれた軍幹部の非公開会議で、沖縄県・尖閣諸島や南シナ海の権益確保は「われわれの世代の歴史的責務」だと述べ、自身の最重要任務し位置付けていたことが 10/29、内部文献で分かった。南シナ海の軍事拠点化を指示するかのような発言もあった。

発言の約 3ヵ月半後に 中国(大陸)の軍艦が初めて尖閣周辺の接続水域に進入。以降 軍事的圧力を含めて強硬姿勢を鮮明にしており、習氏の発言が背後にあったのは確実だ。習指導部は 異例の長期政権に突入したことで、悲願の台湾統一と合わせ 尖閣実効支配への動きを加速させる構えとみられる。( 1件目引用ここまで)

「サイバー部隊、5000人(規模)へ拡充。防衛省、2027年度 5倍超へ」

防衛省が、今年 3月に発足した「自衛隊サイバー防衛隊」などサイバー攻撃対処の専門部隊を 2027(令和 9)年度までに、最大 5千人(規模)に拡充する方向で調整していることが分かった。その場合、現体制から 5倍超となる。中国(大陸)などが サイバー領域の能力強化を進めているのを踏まえた対応。(今)年末に改定する外交・安保政策の長期指針「国家安全保障戦略」など 3文書に反映させる。関係者が 10/29、明らかにした。

中国(大陸)や北朝鮮、ロシアといった周辺国と比較して 日本は高度化するサイバー攻撃に対処できるような人材を、質と量の両面で確保できていない点が課題になっていた。

サイバー部隊、5000人へ拡充 防衛省、27年度5倍超に

( 2件目引用ここまで)

対中対策に限らないだろうが、近年の防衛策では 通常兵器や人的防備に限らず、IT面でのサイバー防衛も不可欠な為、2件目記事を載せた次第。それと詳しくは関連記事の一方に譲るが、宇宙空間の防備にも本腰を入れなければならない情勢となってきている様だ。

それらを踏まえても、今回引用記事からも 習中共指導部が、明らかに我国固有領である事を知りながら沖縄・尖閣諸島とその海域の収奪を図る意図がある事がはっきりしたのではないか。

中国大陸が沖縄・尖閣を狙う意図は ①この海域の海底下に多くあるとされる エネルギー資源の自国所有化をる狙っている。現に一部の海域では、天然ガス LNGの採掘を本格化させている模様。➁来るべき台湾統一に際し、沖縄・尖閣をその軍事的足掛かりとしたい意図を持つ事による。

ざっと見、この 2点が主だろうが、そんな事を易々と許せば、我国の独立と主権の保持を大きく揺るがせにする事となる。そうなれば、我国の国際的信頼は今以上に失墜し、同盟の米合衆国や 他の欧米諸国との信頼関係にも亀裂を生じかねない。➂の意図として、中国大陸のこの海域への強引な出方には、そうした背景もあるのだろう。

とまれ日本及び日本人は、中国大陸のこの様な蛮行的出方に あくまでも厳しく身構え、対峙しなければならないのではないか。「対話が大事」の見方があるのは存じているが、抑止力の後ろ盾なくば、対話も外交交渉も力を持ち得ないもの。沖縄本島の基地負担緩和も大きな課題は分かるが、その一方で この様に問題多い対中面をも疎かにしてはならないという事だろう。今回画像も振り返り恐縮。今月以降、これから見頃となる 当地西郊・稲沢市内祖父江地区の銀杏の色づきの様子を。通る線路は、名古屋鉄道尾西(びさい)線。以下に 関連記事を 2件リンク致します。➀「読売新聞 10/30付」中露のキラー衛星に対抗?防衛省 - goo ニュース ➁「Wedge 9/15付」イスラエルから日本への警鐘 「サイバー攻撃を座して待つな」(Wedge) - goo ニュース

コメント (2)
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