コナサン、ミンバンワ!梅雨の晴れ間で、大いに暑かった当地名古屋。明日は又、梅雨空に戻る気配。まだまだ雨がちの日々と言う事で、この低レベル連載も続行させて頂く次第。
さてさて、懲りない自慰の果て、厠にて醜態を晒した猿。折角苦労の果て復帰を果たした桃が島軍全員の反感を買い、偽!大黒との久しぶりの会見を果たせるのだろうか。
雉「ホンマにまあ、貴様全然懲りてねえな。まず、その腐れジャーキーみたいな黒棒を見えん様にせいや。吐き気がするわい!」
猿「分かったよ。だがそれにしても、『腐れ』は余分と違うか?」
赤鬼「エテ殿。それは違わないぞ。雉殿の御言葉は事実なるぞ。あー、拙者もちと恥ずかしかったりして。苦笑」
犬「何だかなあ。見てて目も耳も腐りそうやな。雉助の口癖やねえが。あー、その腐れ棒が夢に出て来なきゃえーけども。」
青鬼「拙方も、ちと青ざめとるとこです。もう言葉も継げなんだりして。苦笑 お館はどーお思いですかな?」
偽!桃「まあ皆の見解に近いな。果たしてエテ公の黒棒見て、大黒様はどう仰るか、見物ではあるな。」
ここまでポロクソに言われながら、猿はそう応えていない様に見受けられた。いやいや、大したタマだこりゃ。
そうこうする内に夕方近くなり、桃が島の軍港に偽!大黒の黒船が到着する時刻が近づいた。桃が島軍一同は、岸壁に勢揃いして出迎える事となっている。
到着に先立ち、偽!大黒とお館偽!桃の携帯会話を少し。
偽!桃「大黒様。やっぱエテ公はお出迎えにやれませんな。」
偽!大黒「何でや。俺の楽しみの一つは奴の顔見る事なんや。ついでに黒棒もなぁ。笑」
偽!桃「いやぁ、お勧めできない。あんな物見たら、目が腐りますよ。」
偽!大黒「桃太郎。良う聞け。俺は免疫できとるから大丈夫や。とに角、エテ公を出迎えによこす様。分かったな!?」
偽!桃「まあ仕方がありませんな。そこまで仰るならお連れしましょう。では後程。」
偽!桃「おいエテ公。大黒様がお前に会いたがっていらす。会見は一応できるぞ。感謝せいや。」
猿「有り難き幸せに存じます。」
犬「フン!どこまで本気だか。」
雉「俺も素直にゃ取れねぇな。」
鬼2匹「我々は、ノーコメントであります。」
桃が島軍一同は、軍港へ向かった。そして程なく入港した偽!大黒の黒船。先導は鮫と鰐鮫、蟹親子と兎、海亀と偽!大黒の取り巻き衆も同乗している。
桃が島軍一同「コナサン、ミンバンワ!イうこそ、ヨらっしゃいました!」
偽!大黒一同「コナサン、ミンバンワ!オんとうに、ホ会いしたかったです!」
双方「本当に皆さまお元気そうで何よりです。」
偽!大黒「本当に良かった。・・てとこでエテ公、噂の黒棒とやらを俺に見せてみろや。」
猿「ええっ!何ですと!?」
柄にもなく、当惑する猿であった。(以下次号)