コナサン、ミンバンワ!梅雨まっただ中の当地名古屋だが、昨日と今日は、午後に少し時雨れた他は、小康状態の空模様であった。ただ、曇りがちであるのは事実。今にも粗相しそうな空の下、今年2010=平成22年の低能読物「週刊三面雉」を進める事とする。
犬「やれやれ、又エテ公の持病が始まった様やな。毎度この時季の事とて、もう余り気にしたくもねえが、それにしても今夜は大黒様とのお久の会見。あいつどの面下げてお会いするつもりなのか?」
雉「まあ『合わせる顔もない』ってのが実態だよね。尤も奴はそんな事は意識もしてねえだろうけど。所で青殿、奴がどんな写真持ってったかお分かりですかな?」
青鬼「左様でんなぁ。半分は拙者の勝手な想像もお許し下さればだが、総じて全裸のは持って行ってないみたいですよ。」
赤鬼「そうか、やっぱりコスプレか。丸見えよりもチラの方が興奮するらしくて。」(失笑)
雉「赤殿も有難う。ほぼいつも通りですか。毎回そうやなあ。奴もまあ、能のない事で。」(こちらも失笑)
偽!桃「所で、皆どうやろう。奴がいつ行き果てて出て来るか、ちと予想して見やせんか?」
青鬼「それちと面白いでんな。よろしい、受けて立ちましょう。」
他の三匹「ほな、我々も参加よろしですよ。」 こう言う事だけ、意思決定の速い面々であった。
雉「それじゃ、青殿は何分後を予想されますか?」
青鬼「そうでんなあ。瞬間湯沸かし器とも揶揄されるエテ殿の事やから、15分後に賭けますか。」
雉「ほな、拙者も青殿の予想に賭けますわ。」
犬「俺も青殿に同調します。笑」
偽!桃「ほなどうやろう。俺と赤どんで20分後で行くか。特に根拠はねえけど、エテ公ああ言う事になると、結構長めなんや。まあ良い。負けたら俺が倍出すからな。」
赤鬼「お館に賛同するとしましょう。20分後!」
一同が固唾を飲んで待機する中、喘ぎ声が一段と大きくなった後「アヘアヘアヘ・・」と行き果てる声がはっきり聞こえ、厠の扉が開いたのが、ほぼ15分後であった。そこに見えたのは、腑抜けて呆け切った表情の猿。使命を終えて、萎び切った黒棒まで丸見えだったのは申すまでもない。
余りの醜態に、一同はこう怒鳴りつけたのである。「お前、今夜大黒様に接見すんなや!」(以下次号)