Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

後記~雷鳴を聞きながら

2011-08-30 07:54:00 | インポート
2011=平成23年8月も、後僅かとなりました。本当に今回の副題通り、不安定な空模様の続いた夏でした。その様は、先の震災を初め、色んな困難に遭って喘いでいる今の我国のあり様を投影している様にも思えます。

昨日の政権党、民主党代表選にて、菅前内閣の財務大臣だった野田 佳彦さんが二度の投票の末、新代表に選出されました。本日の首班指名選挙にて、第95代内閣総理大臣へと進む見通しであります。

「泥臭い政治になるかも知れない。元々、重い雪だるまを坂の上まで転がして行く様なもの。私の就任で、国民各位が、政権交代して良かったと思って頂ける様努めたい」野田次期大臣の選出挨拶の要旨であります。

先の災禍、東日本大震災の復旧復興は、福島県下の原子力発電所事故のそれ共々、まだこれからが本番。
発電所の運営主、T電力は、今春よりの原発事故放射線総量が、先の大戦にて広島市に投下された原子爆弾の実に168倍に当たる事を認め、同県を初めとする東北三県の完全復興には数十年を要するとの見方もある。これを含めての東北の、並大抵ではない困難な復旧、復興にどう立ち向かい、取り組むか、内閣総理大臣の正念場が早々に訪れる事となりましょう。又、歴史的な為替の円高より来る社会経済の窮迫への対応も急務。更に我国の政情不安定も絡んでの周辺国ロシア共和国や中華人民共和国、大韓民国などとの北方四島を初めとする領土問題への取組みも、不退転の厳しい姿勢を以て当たる必要有りと感じます。

野田次期大臣は、財政健全化への強い配慮でも知られ、それは今後は不可避の問題であるのは事実なるも、「大増税を目論む財務省のダミーではないのか」との指摘もあり、同次期大臣はその辺りをどう捌き、望ましい接点を見つけるのか、我々は注意を以て見守る必要があるでしょう。

「泥鰌(どじょう)が、金魚の真似をする事などない」と言うのが野田次期大臣の座右の銘だとも聞きました。その事が、同次期大臣の信念の強さ、深さを表すものである事を、今は信じたいですね。

少なくとも、菅前政権よりはマシであるとの評価が得られる様、野田次期大臣には「頑張りよりも心がけ」を望みたい所。
野田次期大臣は、菅前大臣と異なり、学生運動や、市民運動などの左派的思潮の履歴のない方でもあり、そこの所は、私としては好感できる所でもある。その強みを生かしてこの難局に立ち向かって頂きたい。

野田先生、此度はおめでとうございます。そして、くれぐれも前政権の如き轍をお踏みにならぬ様、お祈りする次第であります。

P.S 今月の拙日記は以上です。又、来月よりの記事は9/4(日)以降に掲載予定です。*(日本)*
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