Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

中国通貨切り上げの波紋

2005-07-24 01:32:00 | インポート
先日、中華人民共和国の通貨「人民元」の対米ドル為替レート切り上げが発表されました。従来長らく固定されていたものが、日米を初め諸先進国よりの為替改革の求めを受け、同国財務当局が変更に踏み切った形で、当面人民元は米ドルに対する価値が約2%上昇する事となります。
同国当局は「為替変動の大きな変化は避ける」との意向を強く持っていると言われ、以後は当面約0.3%の範囲内で為替幅が変動して行く事となりそうです。現在の日本円の為替レートで換算すると、1元=\13台前半より\13台後半へ、約30銭の上昇となるでしょうか。
さて今の中国は「世界の工場」と言われる程世界各先進国の生産拠点が進出しているのはもうご存知かと思います。従来は同国の労務コストが極めて安価だった為、工場などの拠点を大規模に展開し、製品を安く作る手法は多くの日本企業も手がけて参りました。ただ為替が切りあがる事は同国での生産コストの上昇を意味します。将来に亘っては更なる再切り上げが予想され、それが現実となれば同国に進出していた企業は生産拠点の展開見直し、アジア他国への分散検討をも迫られる事になるでしょう。
今回の為替変更の背景には、同国のエネルギー調達コストの増大も関係していると言われます。つまり為替が安ければ輸出には有利ですが、輸入コストは高くつきます。
ご存知の様に、主に生活水準の向上に伴う自家用車普及に伴って同国の石油需要は急速に増大、国内の油田よりの石油生産だけでは間に合わず、事実上の石油輸入国となっています。それが世界の原油相場を押し上げ、我国の石油製品の価格上昇にも影を落としている訳です。
中国通貨切り上げは、我国の対中輸出にも追い風にはなりますが、例えば鉄鋼の品薄にも見られる様に、我国内の素材不足にも繋がりかねないだけに単純には喜べず、今後そうした面を含めて動向を注意深く見守る必要がありそうです。*(地球)*

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あ~!夏休み

2005-07-21 23:42:32 | 日記・エッセイ・コラム
今日から多くの学校では夏休みに入った。
恐れながら俺は自家用車通勤。普段は出勤時、登校者の列に気を遣うものだがこれから1ヶ月余りはその必要から一応は解放される訳。その代わりに長休ゆえ、駐車場で遊ぶ子供達に要注意と言う新たな心配が加わる。
交通事故もそうだが、この時期には水難事故や暑さから来る熱中症も多い。小学校低学年までの子はとに角親などの大人が傍につく必要があろう。それ以上の年齢でも「自分の身は自分で守る」事と「問題が起きたらすぐ知らせる」考え方を良く身につけてもらいたいものだ。勿論大人の我々も、あらゆる危険を想定し、用心して行動する様にしたい。DSCN1310




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海難事故対策は大丈夫か

2005-07-21 23:10:00 | インポート
先日、私の地元より程近い三重県尾鷲沖の太平洋にて石油タンカー同士が衝突炎上、乗組員6名が犠牲となった事故はご存知と思います。
本件にあっては
①極めて気象条件の厳しい濃霧下にあって、一方の船がレーダーにて他方の船を捕捉していながら見張りを立てなかった事。
②衝突の恐れがある場合、原則右方向、例外的に左方向に回避し、右の場合1回、左の場合2回の警告汽笛吹鳴が義務づけられていながらそれが怠られた疑いが強い。
以上の事が事故に繋がったとされています。
双方の船にはそれぞれの航跡記録のできるGPS=全地球測位装置が搭載されていましたが、遺憾な事に火災及び衝撃により失われ、記録の取り出しは叶わなかった様です。
こうした装置による航跡記録が確実に残っておれば、事故原因やそれに至る経緯の把握も容易であったと想像できるだけに、大いなる課題が残ったのではないでしょうか。当時周辺を航行していた他の船に情報提供を求める道が残されてはいますが、やはり当事船の記録が最も重い意味を持つのは当然でしょう。
こうした事故にもし旅客船が関わったら一大事。安全指導は勿論の事ですが、飛行機のブラックボックスに当る航跡記録装置の防護を高め、大事故にあってもその記録が保全される様改善を願いたいものです。*(注意)*


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「梅雨明け」だって!

2005-07-18 22:41:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

酷暑の街、名古屋に暮らす私にとって1年で一番憂鬱な季節がやって参りました。
既に先日のBlog「トイレの雑記帳」にても取上げましたが今日、名古屋地方気象台より東海地方梅雨明けの模様、との発表がありました。昨年も一昨年も記した記憶がありますが、梅雨明け後のほぼ1ヶ月は深夜も冷房を要する程の猛暑の連続。最高気温は35℃以上、最低気温も25℃以上の所謂熱帯夜が珍しくなく、体力の消耗、そして日中の熱射から来る熱中症にも用心する必要がありますね。
何とか疲労を避けながら過ごしたい所なのですが、実はその為の安眠を阻む要因が他にも幾つか存在します。それについては又近日記す事と致しましょう。*(風鈴)*
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梅雨明け~さあ大変だ!

2005-07-17 00:47:16 | 日記・エッセイ・コラム
コナサン、ミンバンワ! Blogでもしつこくこのご挨拶で通します。良ければ懲りずにお付き合いを・・・。

さて昨日までに九州、中国、四国の各地方の梅雨が明けた模様。我が中部地方も今後しばらく雨はない様で、梅雨明けも秒読みと言った所だろう。
ただこの梅雨明け、喜んでばかりもいられない。この後すぐ、名古屋の夏の悪しき名物、超猛暑が控える。
最高気温は30℃台後半、深夜も連日の熱帯夜にて冷房は終夜不可欠。更に昨年も記したが、夜間も明るい公営住宅につき、深夜にも関わらず蝉の大合唱と来る!今年は去る7/9(土)に初めて鳴き声を聞き、これ又困った名物「夜の蝉時雨」開演も時間の問題だろう。又また睡眠障害が心配な夏本番ではある。
昨日は岐阜の悪友と日帰りで下呂温泉へ参った。神戸の有馬、群馬の草津と並ぶ日本三名泉の一で、3連休の所も多いせいか、午後に入ると続々と泊まり客が入込んでいた。
帰途の飛騨川沿いは中々見られない川面の靄、日本画で見られる落ち着いた良い風情だったが見通し不良の原因にもなる。一昨日から太平洋側では2件の海難事故が発生、残念ながら複数の犠牲者が出てしまった。この飛騨川でもはるか昔の1968=昭和43年夏、国道41号沿いにて台風に伴う土石流が発生、走行中の貸切バス2台が巻き込まれ、100余名もの犠牲者を生じている。
天気の荒れ易い梅雨末期。どうかこれ以上の人的被害が出ない様祈りたいものだ。
所で同行の悪友「お前の所の蝉は自慰、自慰と鳴くらしいな」だと。頭痛の来た俺は、もうこの日はこれ以上取り合わずにおく事とした。暑苦しい話題にて恐縮・・・苦笑。DSCN1354




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