第24回参議院通常選本投票が、明日に迫った。今は降雨の当地愛知だが、明日の天気は一応回復らしい。過日の某掲示板の投稿記事「そうだ!選挙行こう」ではないが、天候が投票行動に及ぼす影響は決して小さくない様だ。折角18歳参政権施行で関心もそれなりの高さを示す折の事、願わくば、全国で少しでも恵まれた空模様となれば良いのだが。
もう一つ、参院選後に行われる予定の東京都知事選。話題の小池元防衛相らに加え、大物芸能人や泡沫候補多数も名乗り出て、かなり混沌とした状況の様だ。ただ、ここでも「烏合野合」の民共連携の権勢志向が露骨に感じられて感心しないものがある。投票は今月末の由だが、ここで投票行動を誤ると、都民の民度が問われる事ともなりかねないので、外野の我々は、その辺りも含めて注視して参りたい所だ。
さて本題。先日の防衛省見解によると、この約三年間で、空自機を標的にしたと思われる、地上よりの違法なレーザー照射が、分っているだけで数十件にも上ると言う。同様の行為は、旅客機など民間飛行機に対しても複数回行われているとかで、早急な実態調査と当事者の確保、航空法規に基づく厳重確実な処罰処分を願いたいものである。
問題のレーザー機器は、防犯防災用などに、一定レベルまでの照射ができるものが合法で出回っている様だが、人や車、航空機などの交通機関に向けるのは勿論犯罪行為。しかも、事案の原因になっているのは、海外から不法に入手された、強い照射力のあるもので、本来は警察や防衛防災など、用途の決まった所しか入手できない質のものらしい。それらが違法に大量に出回り、しかも航空機の飛行を妨害するなどの「犯行」に悪用されているのである。簡単ではないかもだが、警察、防衛の各省庁は、他省庁とも連携して流通実態を速やかに把握すべきである。
同時に、こうした妨害行動が多発しているとされる、民間空港や空自基地周辺の警戒を強化し、不審者の検挙を多く行うべきだ。これも、警察と防衛の各位の連携が大事だろう。容疑か固まれば躊躇(ためら)わず逮捕、拘留すべきであり、裁判にあっては、できる限り厳重な執行猶予なしの実刑、最高刑は死刑を適用すべき。大航空事故の原因ともなりかねず、又、外国の対日武力行使や、先日のバングラディシュ国でのテロ行動の様な事件などの引鉄(ひきがね)ともなりかねない、この様な重大な危険行為は厳罰を以て臨むべきである。
最後に、この様な暴挙に走らせない、予防教育も大切な事は言葉を待たない。容疑者や当事者の多くは、罪の意識などない愉快犯だろう。学校などでも、もう小学校の内からレーザー機器の存在とその正しい用途、使ってはならない事例などを、信念を持って粘り強く教化して行く事だろう。「安全とは何か。人命を守るとはどう言う事か」の哲学が分れば、健常者なら表題みたいな暴挙には出られないはずだ。
因みに、現状社会の価値基準は異常としか申し様がない。表向き「人命尊重、人権尊重」などと呆け顔で漫然と垂れ流しておきながら、その為の毅然とした努力は全く行われていない。違法薬物の問題でもそうだが、金儲けネタに恋着する余り、人命人権を蔑(ないがしろ)にする実態が、経済、教育の両面で罷り通っている現状は遺憾だし、病的の一言だ。その事に目をつぶって黙認している集団の一つが日教組であり、各種護憲原理勢力である事も指摘しておきたい。
今回画像は、岐阜東濃の恵那山を仰ぐ中津川市内を行く、JR中央西線の模様。雨がちの今頃は、どうしても山容が霞みがちになるのが難点です。近づいて来るのは、上り貨物便。長野県下で多くの燃料を降ろし、改めて積み込みの為、三重県下の石油基地へと向かう途中。紹介中の、渡辺貞夫さんの今回楽曲は「クィロンボ(Quilombo)」下記アドから視聴できます。