Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新代表選の場に国旗なし→どこの国の政党か?

2020-09-11 21:31:28 | 国際・政治

今日 9/11は、世界で知られる所謂「9.11 N.Y同時多発テロ」の発生日に当たる。2001=平成 13年のこの日から 19年、3000人超の犠牲を生じた史実は勿論忘れるべからざるもの。そしてその正に前年 2000=同 12年の同じ日には、稀に見る大都市水害といわれる 東海豪雨が生じている。

当時まだ現役の盛りだった拙者も、今で云う「帰宅困難者」当該となり、東郊の勤務先まで自家用車で通っていた所を出水で道路が寸断され、辛うじて勤務先まで戻った上 並行していた私鉄線が雨間に少しだけ運転され、日付が替わってから何とか帰宅を果たした記憶がある。荒天時は、行動に状況判断が何よりも大切である事を思い知らされた夜でもあった。この辺りの詳しい事共は、又日を改めて記せたらとも思う。東海豪雨、そして「9.11」の犠牲各位に 改めての弔意を表す次第。

本題です。来週初に予定される次期自民党総裁選に先立ち、各々一旦は解党の上 新党として再発足する体裁の立憲民主、国民民主 各党の合流新代表選が昨日執行され、新代表に枝野幸男・旧立憲民主代表が選出。新党名も立憲民主党が継承される事と相成った。

想えば与党総裁選も一定はそうなのかも知れないが、合流野党の代表戦の方も新鮮味のない(「欠ける」の表現は余りにも不適当)予定調和の云わば「出来レース」状態に陥っていたといえよう。ネットの下馬評では枝野現代表の対抗馬として立った 泉 健太・旧国民民主政務調査会長の優勢も伝えられたものだが、投票のあり様は全党員やサポーターと呼ばれるシンパ勢力は対象とならず、与党と大差ない国会議員票のみの投票となった様である。

この投票のあり様については、与党総裁選も国会議員票と各々三票ずつの地方票にて競われた訳だが、これにつき 攻撃舌鋒で知られる辻元清美・立民衆議より「やはり全党員投票をした方が良い」表明があったとか。それ自体は毎度の事とて余り留意しなかったのだが、今回はどうも語調に攻撃的元気がないな・・と思ったら、自勢力側代表選のあり様も似たり寄ったりだったとのオチがついたという事だ。こちらも「やっぱりそうか」の想いがふと過ったものだ。

先日の拙記事で、合流新党につき「見事に旧社会党と旧民社党に分かれた」との野党側関係者の呟きに触れたが、新代表選を終わるといよいよその感が強くなった。合流新党が「帰ってきた民主党」だとは多方面からよく言われる事だが、拙的にはむしろ「帰ってきた旧社会党」の印象が拭えないでいる所だ。

確かに旧国民民主党勢力の多くを併呑した体裁になってはいるが、代表選に際し枝野、泉の各候補が触れた「提案型野党」に本当に脱皮できるかは疑問だろう。来週半ばとも言われる 臨時国会の開始後は、又ぞろ対与党の些細な疑惑追及に 貴重な国会質疑の時間を含めた資源を空費する懸念があろう。既に決着をみた事案の蒸し返しすら考えられる。看板替えさえしなかった合流新党の基本姿勢は、拙的にはやはり大いなる疑問が付き纏う。

もう一つ、その事の 大きな裏付けの一つともいえるのが、新代表選会見場での国旗不掲出だろう。与党側でも明らかに「国旗・日の丸」を掲出したのは菅内閣官房長官だけだったとの話も聞いたが、何よりも立憲民主党は 公費支出による政党助成金を受領するれっきとした公党だ。そうである以上 代表選など重要会合の場での国旗掲出は当然であり、それが実行されなかったとあっては、政党助成金の受領資格などなく「一体、どこの国の政治組織か?」との誹りを免れまいて。

枝野新代表は、何かといえば「新しい闘いの始まり」みたいな挑戦的文言に頼る傾向があるが、これとて「一体何回目だ?」の芳しからぬ趣が付き纏う。こう申しては、現場各位への非礼ともなりかねないので最低限の例えに留めたいが、毎日同じ環状の路線を 一周ほぼ 1Hで周回する東京都心を結ぶ JR山手線にも劣る「堂々巡り」ではないだろうか。変わり映えのしない人事組織もさる事ながら、単に合流しただけでは これまでの政局目当ての「選挙互助会」の不良印象を払拭する事は叶わないだろう。

つまり又も、以前 山口那津男・公明代表が揶揄された「一見民主党」からの脱却は難しいという事だ。来月下旬の 衆院解散総選挙も視野に行動するとかだが、現状では余りそうする意味は薄い様に思う。まぁ、臨時国会が開けば 馬脚を現すと拙者は診ているが。今回画像は、当地西郊・清州市内を行く 長野県方面への燃料列車の様子を。三重県下から一旦当地の稲沢市を経由、そこで機関車をディーゼル機から電機に交替し、山間を目指します。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3947.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

又も露見!旧民主政権の「黒歴史」

2020-09-09 20:42:49 | 国際・政治

「ポスト安倍」に応じるべく与党自民総裁選と、新たに第一野党となる立憲民主、国民民主の多くが合流しての新党代表選が進む。今日などは中国大陸由来、新型コロナ・ウィルス肺炎流行に伴う経済へのダメージに対応すべく 消費税の軽減のあり方についての議論があった様だが、与党側総裁選各候補がおしなべて消費減税に慎重であったに対し、野党代表選二候補は 期間を限った上での減免に踏み込むべきとの表明があった。どちらも根拠のある主張であるは理解しながら、少しでも国民市民の実態に見合った方向性を示して頂きたいものだ。

同時に双方共、この局面(フェーズ)で間違っても増税志向を表にすべきでないのは勿論だ。いずれは不可避としても、それは感染症禍が落ち着き 経済が正常化してからの議論で十分間に合う事だ。拙速な増税論は今「何が一番大事か」を弁えぬ不良な机上論であり、到底国民的支持を得られるものではない事を申しておきたい。

本題です。今も続く中国大陸による沖縄・尖閣近海での領海侵犯をも伴う諸々の危険行為。その事にも通じる 2010= 平成22年に生じた、前述海域における我国海保船艇への中国大陸籍漁船の衝突事件に関し 一度は我国当局に逮捕された当該船舶船長の不明朗な釈放処置につき、当事の菅 直人(かん・なおと)政権の不適切な関与が露見した。以下、某ネット記事を引用して みて参りたい。

「船長釈放『菅 直人氏が指示』前原元外相が証言 尖閣中国漁船衝突から 10年 国家主席来日中止を危惧」

前原誠司・元外相が、産経新聞の取材に対し 10年前の 2010= 平成22年 9/7に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の我国領海内で発生した 海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で、当時の菅 直人総理が 逮捕した当該船長の釈放を求めたと明らかにした。旧民主党政権は、処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し 政府の関与を否定してきたが、菅氏の強い意向が釈放に反映されたとみられる。

前原氏によると、国連総会に出席するための 2010=平成 22年 9/21の訪米出発直前、総理公邸に佐々江賢一郎・外務事務次官ら当時の外務省幹部と共に勉強会に参加。その場で菅氏が 公務執行妨害容疑で勾留中の当該船長について「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」という。

前原氏が理由を訊くと、菅氏は同年 11月に横浜市でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議があるとして「胡 錦涛(ふ・じんたお)中国国家主席(当時)が来日しなくなる」と主張。中国側は船長の釈放を要求し、政府間協議や人的交流の中止など 様々な報復措置を執っていた。釈放しない場合、胡氏が来日しなくなることを懸念したとみられる。

前原氏は「来なくても良いではないか。中国が国益を損なうだけだ」と異を唱えたが、菅氏は「俺が APECの議長だ。言う通りにしろ」と述べた。前原氏はその後、当時の仙谷由人(せんごく・よしと)官房長官に「総理の指示は 釈放」と報告した。当時の外務省幹部も「菅元総理の関与」を認めた。同氏は産経新聞の取材に「記憶にない」と答えた。

事件は 2010=平成 22年 9/7、尖閣諸島沖の日本の領海内で発生。中国漁船が海保巡視船 2隻に相次いでぶつかり、海保は 9/8未明に船長を逮捕した。その後、中国は希土類レア・アースの対日輸出停止や中国国内での邦人拘束といった対抗措置を執り、那覇地方検察庁は 9/24、勾留の期限を 5日残して船長を処分保留で釈放。那覇地検は理由として「日中関係の考慮」などと説明した。(引用ここまで)

近く辞任の安倍政権下でも 検察を巡る芳しからぬ事象はあったが、旧民主党政権下でも、云わば検察による政権への良からぬ「忖度」があったと言えるのではないか。「前原証言」が事実なら、これは安倍政権下を上回る不祥事という事になろう。この件は 司法独立への脅威と共に、我国の国益毀損に繋がりかねない危険を孕んでいた事にもなるのだ。菅元総理は、この記事の後 SNSツィッターで自らの指示否定に及んだ様だが「火のない所に煙は立たぬ」の言葉そのものではないか。と同時に、旧民主党政権の媚中国大陸志向を露わにする証左ともいえるだろう。

全国の法曹関係有志が 安倍政権の生じた「桜を見る会」関連の不明朗を糾す動きに出る様だが、この勢力の支持政党は 多くは現野党。今明らかになった、この旧民主党政権の「負の履歴」を同様に糾す姿勢がなければ、前述の動きは全く説得力を持たないものに成り下がる事だろう。法曹関係では今夏、所謂過払い金に絡む弁護士法人の不明朗な会計処理や、社保保険料未払いなどの不祥事が相次いでいる。こうした所も正面から向き合わない事には、ひいては司法崩壊の遠因ともなりかねないと拙者などは思うがどうか。

最後に、今回拙記事の問題に関して発せられた作家・門田隆将(かどた・りゅうしょう)さんの SNSご見解を紹介する次第。極めて簡潔明朗に、拙所感を代弁して下さっている。

「検察が、中国船衝突事件で、菅 直人・元総理らから釈放の意向が伝えられたことを認めた。指揮権発動である。『(起訴すれば)混乱して、まともな対応はできないだろう』との見通しまで伝えられたというから驚く。国家とは何かさえ知らない勢力が権力を握ればこうなるのである。恐ろしい」 同氏と 勇気ある証言をされた前原元外相、それに同様の供述をされた長島昭久、細野豪志の両衆議も併せて一言称えたく思う。今回画像はもこれから忙しさを増す当地を通る JR中央線の長野県方面への燃料列車便の様子を。三重県を発ち、中継地の当地・稲沢出発の模様。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3945.html

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと「ポスト安倍」情勢の復習(野党編)

2020-09-07 20:25:47 | 国際・政治

歴史上有数の勢力へと発達する事が危惧され、気象庁と国土交通省から異例とも言える「特別警報」発令の可能性が表された台風第10号。確かに 猛烈級の大勢力となり、梅雨の豪雨で大ダメージを被った九州地方への悪影響が懸念されたが、我が本土近海の水温が 前に通った台風複数の影響もあってある程度抑えられたらしい事もあって、前述両省庁が警戒したレベルには至らず、一定の被害を生じるも 最悪の事態は避けられたと言う所だろうか。

勿論問題なしと言う訳ではなく、例えば各地避難所のあり方などは 流行続く中国大陸由来の新型コロナ・ウィルス肺炎感染懸念もあって これまでよりも避難所定員が抑えられた為 早めに満員となり、収容できなかった住民各位を他の避難所に誘導する事態が複数あった様だ。風水害が重なった不運は理解するも、今後こうした課題は少しでも解消への取り組みを願いたい所。又、避難に当たって公設避難所ではなく、ホテルなど民間の宿泊施設を客として利用する形を取られる各位もあったとか。避難の方法も、前述感染症に備える意味からも 公設オンリーからこうした選択の余地もある事を、我々も知っておいた方が良いかも知れない。

本題です。前回から 注目の「ポスト安倍」情勢をみて参った訳だが、今回は「与党編」に続く「野党編」を。たまたま重なった事だとは思うが、主要野党側も第一党派 立憲民主党とそれに続く 国民民主党の合流が一部議員を除き固まってきている。今日は新しい党代表選の告示が行われ、枝野幸男・立憲民主現代表と 泉 健太・国民民主政務調査会長とが立候補し競われる事となった。9/10に投開票の予定とかで、現状は枝野現立民代表が優勢な情勢だ。この方の情勢についても、某ネット記事を引用して 少しみて参る事にしたい。数日前の記事だが、今も報道価値十分と拙者は思うので、敢えて載せておく。

「新党合流に 不参加 20人規模。新『国民民主』改憲など独自色」

立憲民主党と国民民主党などは 9/3、15日に立ち上げる合流新党への参加を締め切った。合流新党には衆参両院議員など 140人以上が集結する一方、政策面の不一致などから 国民民主の玉木雄一郎代表や民間労組出身議員ら約 20人は不参加を決めた。玉木氏らは国民民主の「分党」後、綱領・政策を受け継ぐ新「国民民主党」を設立する方針だ。

合流によって旧民進党が分裂した 2017=平成 29年の衆院選以来、約 3年ぶりに旧民主・民進党勢力が結集する。代表就任が有力な枝野立民代表は「10/25といわれる解散総選挙で政治状況を転換させたい」と政権交代への意欲をみせる。立民、国民と二つの衆院無所属議員グループは 9/4に幹部会合を開き、合流新党への参加人数を公表する予定だ。

枝野立民代表が「政権を担う固まり」と評する合流新党だが、船出から暗雲が漂う。不参加議員が当初予想以上に膨らんだためだ。

合流新党の綱領案では 国民(民主党)が目指す「改革中道」の文言が削られ、結果的に玉木国民民主代表や前原元外相ら保守系議員を「排除」した形となった。不参加議員には 共産党と急接近する立民が主導権を握ることへの反発があり「合流新党は左派色が強過ぎて支援者の理解が得られない(無所属議員)との声があがる。

玉木氏らは、合流新党の結党大会と同じ 9/15に新「国民民主」の結党大会を開く方針で、新代表には玉木氏や前原氏らの就任が取り沙汰される。玉木氏は 憲法改正や新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正などで、独自の存在感を発揮したい考えを示す。更に前原氏は、日本維新の会との関係を深めている。改憲などで両党が接近し、新「第三極」となれば、合流新党にはむしろ脅威となる。

一方、合流新党の綱領案に、立民が主張する「原発ゼロ」が明記されたことに反発し、連合傘下の電力総連など六つの産業別労組(産別)出身の国民民主議員 9人も不参加を決めた。連合は合流新党を支援しているため、支持組織の対応が分かれている。迷った末に合流新党への入党届を出した無所属議員は、かつて官公労主体の旧総評系が(旧)社会党を、民間労組中心の(旧)同盟系が旧民社党を支持したことになぞらえ、こう嘆いた。「見事に(旧)社会党と(旧)民社党に分かれたな。合流は完全に失敗だ」(引用ここまで)

此度の二野党合流劇が完全に失敗だったかまでは、今は言及を控える。がしかし、相当に難があるのは事実だ。よく立憲民主党は、特に今回合流が明かになってから「帰ってきた民主党」などと称されるが、拙者は「帰ってきた旧社会党」とみるものだ。引用記事にもある様に、旧民主や旧民進時代以上に 立憲民主党は日共との連携に頼り易くなっているのは事実だろう。

以前から拙者が主張する様に、日共は表向き武力を引っ込めこそすれ、革命思考を見直した訳ではない。つまり我国の独立や尊厳、固有文化への脅威になり続けているという事だ。そんな党派に安易に連携を求める様な党に、政権を任せる様な判断を 国民世論は決してしないだろう。朝日新聞や共同通信、東京放送 TBS一味の様な左傾報道メディアは そうした連携さえ煽る様な言動で我々国民市民に同調圧力を迫って来るが、決して与してはならないという事だ。やはり合流新党は、一般論でも「帰って来きた民主党」、拙者の邪推を含めれば「帰ってきた社会党」であり、いかに勢力を増そうとも、政権担当勢力にはなり得ないとみるものだ。今回画像は 先年ので恐縮だが、当地東郊の刈谷市付近を行く 東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子を。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと「ポスト安倍」情勢の復習(与党編)

2020-09-05 20:29:46 | 国際・政治

ご存知の様に「ポスト安倍」の次期自民党総裁選は、石破元幹事長、岸田政務調査会長。菅(すが)官房長官の三方による「三つ巴の争い」の色合いが濃くなった。この内、頭一つ抜きんでているのが菅長官という所までが判明。各都道府県連の殆どが 各 3の持ち票につき予備選を実施する方向の為、逆転の可能性もゼロではない様で 9/14予定の投開票結果が出るまでは何とも申せないという所か。それまでは安倍現総理が執務を続けられる事になる。

それにしても、安倍総理の辞任が既定となっても「反安部」勢力によるネットなどの罵声は相変わらずの様だ。野党議員の言動では「持病で辞任の癖がある様だ」とか「外交活動は、国会の野党追及から逃れる為」などと的を得ない文句ばかり。これでは安倍総理貶めの意図からと揶揄されても仕方がなかろう。特定野党シンパの民間人によるそれは更に酷く、某私大関係者が発した 国民的歌手で作詞曲も手掛ける所謂シンガー・ソングライター、ユーミンこと松任谷由実さんを標的にした「夭折すれば良い」言動は最悪の一言と申して良かろう。所謂「大炎上」の果て「予定調和の」削除と相成ったので広く知られるだろうが、やはり当該人物は日共政権願望の強い極左思考の輩だった様だ。

考えてもみられたい。ユーミンさんは以前より安倍総理一家と交流があり、今回辞任に際しても 一言の労いを寄せられただけの話。人として当然の礼であり、道だ。それを当該私大関係者は、一方的な「反安部・容共脳」から前述の如き暴言の挙に及んだもの。己と立ち位置の異なる思考の人物の存命さえ認めぬ過激思考の持主と捉えられてもやむなしだろう。

又 容共思考は前回も記した、暴力を表にせずも我国の独立と固有のあり様を壊そうとする危険を孕む事申すまでもない。こんな輩がもしも権力の側に立つ事あらば、ユーミンさんの手掛けられた楽曲の多くが「反革命的」を理由に発禁・放禁の憂き目に遭う事ともなりかねない。こんな狂った輩を生み出したのは、申すまでもなく日教組を先頭とする戦後の不良な容共教育の一結果だろう。既知かも知れないが、日教組内には北鮮の「主体(ちゅちぇ)思想」を正当化する非公式集団さえ存在する由だ。我々日本及び日本人を間違った危険な方向へ誘導する恐れは強い。前述の不良事象はその結果という事だ。

この様な不良を放置しない為にも、次期自民総裁選は我々日本人にとり 望ましい結果を得られる様にしなければならない。この事につき、某ネット記事を引用して みて参りたい。

「自民党総裁選、政策の継承だけでは物足りぬ」

感染症の流行で傷んだ社会や経済を立て直さなければならない。総理を目指す各候補は、日本の針路を明確に示し、内外の課題にどう対処するかを具体的に語るべきだ。菅官房長官が、安倍総理の後継ほ選ぶ自民党総裁選への立候補を表明した。9/8告示、9/14投開票となった総裁選は、岸田政調会長、石破元幹事長を含む三つ巴の構図がほぼ固まった。3氏とも、要職を務めてきたヴェテランである。識見を生かし、活発に政策を論じてもらいたい。

菅氏は記者会見で「安倍総理の取り組みを継承し、前に進める」と述べ、経済政策アベノミクスを堅持する意向を強調した。安倍内閣は、財政出動や大胆な金融緩和によって企業業績を回復させ、雇用環境を改善した。菅氏が経済優先で政権を担う姿勢を示したことは 評価できる。一方で、成長戦略は 成果が上がっているとは言えない。持続可能な社会保障制度や、財政再建の議論も遅れ気味だ。こうした課題を放置することは許されない。安倍内閣の政策を継続すると言うだけでは不十分である。

長期政権では 公文書改竄(かいざん)の他、記録の廃棄や杜撰(ずさん)な扱いが次々に発覚した。国民に不信感が広がったのは事実だ。菅氏がいずれの案件も「決着済み」で済ませているのは疑問である。仮に新総理となっても、政権への信頼が揺らぎかねない。政策決定や文書管理のあり方を検証し、改善を図る責任があろう。

岸田氏は、(中国大陸由来の)新型コロナ・ウィルス感染症対策を柱とした政策を発表した。検査を拡充するとともに、臨機応変に経済政策を実施する方針を示した。石破氏は、東京への一極集中の解消や、防災省の創設など安全な国造りを軸に据えた。岸田、石破両氏ともに、人工知能 AIの基礎研究や、デジタル基盤の整備を掲げている。アベノミクスの弱点を補い、経済再生を図る狙いは理解できよう。

自民党の 7派閥のうち 5派閥が 菅氏の支持を表明した。総投票数の 3/4を占める国会議員票では、菅氏が優位に立っている。見過ごせないのは「勝ち馬」に乗ろうと、早くも各派閥が主導権争いをしていることだ。新政権での(閣僚)ポスト獲得を目指す動きのようだが、見苦しい。無派閥の菅氏が「派閥の論理」で選ばれることでは、本人にとっても不本意ではないか。公約や政治姿勢を見極め、新たなリーダーを決めることが大切だ。(引用ここまで)

ここまで見てきて、現状は菅官房長官優位である事を認めつつ、やはり同氏が新総理に決まった場合「弱点」とも言われる外交と国レベルのデジタル対応の必要をどう補うかという事が課題だろう。組閣の折、強力な外交策を打ち出せる人物を外務大臣に選び、これまで安倍総理の築いた、存在感のある外交姿勢の維持に努めなければならない。その上で、外国旅客や海外法人・投資家らに国益を頼る所謂「インバウンド」が適切であったかの検証もお願いしたい。流行続く前述感染症は、今秋にも第三波の感染増を迎えるとも言われる。その為にも総合娯楽リゾート施設 IR計画共々、拙速な結論に至らぬ様願いたいものだ。

又 特定野党や左傾報道メディアが折々攻撃ネタに使う「森友・加計問題」にしても、前述記事が指摘する様に、全部を「決着済み」扱いするのは無理があるのではないか。「決着済み」の結論を動かさぬにしても、そこまでの経緯はもっとオープンにする努力が望まれる。曖昧で不明朗なままでは、それこそ新政権追い落としを狙う特定野党に餌を投げ与える事ともなりかねないからである。更にこうした不祥事の発生を抑える意味からも、行政のデジタル化は強く進めて頂きたい。

三方の内、石破候補は「森友・加計問題は、必要があれば再調査する」意向を明かされているが、そうでなくても 決着済みに至る経過位はもっと踏み込んだ説明があって良いと拙者などは思う。とまれ、経済へのダメージを最低限に抑えながら前述感染症対策の強力実施という所では、全候補が一致している。まずはこの喫緊の課題を、どなたが新総理に選ばれるにせよ、強く取り組んで頂きたい。又 今秋にも可能性が囁かれる 衆院解散総選挙はどうかくれぐれも慎重に願いたい所だ。それらを踏まえた上での新総裁デビューとなれば、その時は一言の祝意を申したいとも思う所。今回画像は、今夏近場への行程「マイクロ・ツーリズム」の思い出。岐阜・恵那市内にて、地元ゆかりの武将・明智光秀公をモチーフにした 田んぼアートの様子を。通る線路は明知鉄道線。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ポスト安倍」関連→情勢を弁えぬ 特定野党の不良思考

2020-09-03 20:36:41 | 国際・政治

進行中の「ポスト安倍」こと次期自民総裁選は、どうやら菅官房長官優位で進みそうだ。結果は 9/16の当日にならなければ分からないのは事実だが、概ねの方向として これまでの安倍政権が目指した方向性の多くが継承されるのではないだろうか。新総裁、即ち新総理大臣が選出されれば改めて組閣という事にもなろうが、相当の現閣僚各位が留任となる可能性もありそうだ。

野党側にも動きがある。与党総裁選程には目立たなくなったが、立憲民主党と国民民主党の多くが合流しての新党立ち上げ。新代表は 9/15に決まる見通しで、枝野幸男・立民現代表と、泉 健太・「国民」現政務調査会長で代表選が競われる事になりそう。衆参両院で計 150人位の勢力となる見通しだが、早くも巷では「帰ってきた民主党」などの揶揄が聞こえ、政局メインの野合では 合流の意味が問われかねないのも事実だろう。日共、社民など所謂「特定野党」に迎合し易い方向性も糾されそうだ。もしそうなれば、合流に加わらなかった玉木「国民」代表や前原、山尾各衆議らの判断が聡明なものとして 再評価される場面が訪れるかも知れない。

その特定野党勢力、菅長官の与党総裁選勝利を見越したか 早くも芳しからぬ動きを見せている。与野党問わず、直ちに取り組むべき重要課題は 流行続く中国大陸由来の新型コロナ・ウィルス肺炎の感染抑止とそれに伴う医療・経済支援のはずだが、それをさし置いて緊急性の低い森友・加計問題などの「貶め的」追及に注力しようとしているのは党組織の思考を疑うものがあろう。以下、某ネット記事を引用して 少しみて参ろうと思う。

「『権力私物化』に共同責任=野党、菅長官追及へー自民総裁選」

自民党総裁選で優位に立つ菅 義偉(すが・よしひで)・内閣官房長官に対し、野党は 9/2、桜を見る会など「権力の私物化」が指摘された問題に安部晋三総理と共に責任を負うとして、厳しく追及していく方針を示した。立憲民主党の安住 淳・国対委員長は記者団に「ずっと安倍内閣の中心にいた。森友・加計問題、公文書改竄、桜を見る会でしっかり質疑をしていきたい」と語った。

共産党の穀田恵二・国体委員長は記者会見で「安倍総理と共同責任は免れない。菅長官は質疑にフタをする役割をしてきた」と指摘。社民党の福島瑞穂党首は「私物化が今後も続くのではないか。『安倍政治』の真打登場だ」と強調した。国民民主党の玉木雄一郎代表は「野党として向き合う構えをつくらないと手ごわい」と述べた。(引用ここまで)

かねて思ってきた事だが、やはり社民・日共メインの特定野党の「貶め志向」が露骨に表れていると拙者などは思う。穀田日共国対の「菅長官は質疑にフタをする役割をした」と 福島(実は趙 春花)社民党首の「私物化は今後も続くのではないか」の下りなどは最早妄想レベルの戯言だ。安倍総理に一定その様な所あったにせよ、後任になるかもといって 菅長官に完全な共同責任(むしろ連帯責任という方が近いと思うが)を問うのはどう考えても無理筋だろう。そも、前述問題に直に関わるのは検察だ。疑問の余地有といって、直ちに政治が関わるのはどうなのか。

記事を一読しても、安住立民国対、玉木「国民」代表と社民・日共側の見方には微妙に温度差があると拙者はみている所だ。何しろ自民総裁選・三候補が揃って認めた最優先課題「(総合的な)新型感染症対策」を、立民、国民の両幹部は一定留意する姿勢を見せたのに対し、日共、社民の両幹部はいかにも所謂「権力私物化」が前述感染症対策より優先する様な物言いだ。これなどは左傾メディアが読者に対しよく迫る「同調圧力」に近いものだろう。

こうした表明の背後には、武力こそ表にしなくなったも 社民、日共が未だに否定せぬ「革命思考」がある事だろう。前述の事共を初め、日本国憲法の 祖国独立自存に資す為の健全な改正、皇室の健全な存続、それに国旗・国歌を含む 我国固有文化の護持などを悉く妨げんとする不良姿勢に通じるものがある。そうである以上、我々日本及び日本人は 特定野党の尤もらしい政治情宣プロパガンダを真に受け、踊らされる事なく祖国の「本当の望ましい進路」を見定められる様注意を新たにしたいものだ。今回画像も先年ので恐縮。曇天下の岐阜・東濃の JR太多(たいた)線の諸検査に臨む在来線試験列車「ドクター東海」の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3940.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする