Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

報道メディアによる「不都合な真実」の隠蔽は変わらない

2021-08-10 22:25:43 | 社会・経済

流行続く 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症が主因で昨夏は見送られた、夏の全国高校野球大会が 2年ぶりに甲子園球場を舞台に開会した。前述感染症禍に加え、猛暑による熱中症にも留意の上 健闘を期待したいが、先日までの東京五輪と格式こそ違え、感染症や猛暑の影響が懸念される全国レベルのスポーツ・イヴェントである事に変わりはないはずだ。

東京五輪及び障碍五輪の開会に際しては、事前に報道各社による 執拗な世論調査が繰り返されてきた。今年を振り返っても 早い段階では五輪及び障碍五輪反対の意見が過半だったも、大会が近づくにつれて TV報道の取り上げなどもあって徐々に逆転、我国代表の健闘も光っての終幕を迎えてみれば「五輪開催は良かった、又はまぁ良かった」とする意見が 6割を超えていたというのだ。主要報道メディアによる中止又は再延期主張を乗り越え、成功と呼ぶには早計も 大過なかったのは評価して良いのではないか。

五輪大会運営に、何の問題もなかったとは言わない。五輪組織委のあり方には、感染症不拡大を図っての 参加選手や大会関係者向けに、一般人各位との接触を抑える所謂「バブル方式」が徹底されていたとは必ずしもいえなかったし、上部運営関係者の人選も適切とはいえなかった所も認める。一部選手や大会関係の方々に感染例があった事も認める。しかし一方で 問題や課題を抱えながらも、五輪組織委は「やるべきは一応やった」と拙者などはみる者だ。まだ障碍五輪を控えてもいるし この時点での判断は早計かもだが、ここまではまぁ大過なくきていると思う。

その世論調査、本当なら東京五輪及び障碍五輪並みに、夏の高野大会についても行われるのが筋だろう。少なくとも拙者が見た限りでは そうした調査が行われた形跡はなく、前述感染症禍による悪影響が懸念されるなら 同様な反対の主張や運動が行われても不自然ではない。もし仮に世論の動向が 東京五輪及び障碍五輪に対するとほぼ同様であったとしても。しかしそうした動きも表向きは見られない。多分、夏の高野大会が「あの」朝日新聞一味による主催という事も影響しているのか。言論の自由が本物なら、夏の高野大会に対しても異論や慎重論が多く出そうなものだが、少なくとも主要メディアからそうした強い発信はない様だ。

という事は、主要報道メディア各社は「不都合な真実」は隠蔽する、正面から取り上げないとの印象を持たれても仕方がないのではないか。つまり「報道しない自由」の不当行使により、国民の「知る権利」に答えていないという事ではないのか。

不良な事象はもう一つある。長期化する前述感染症禍の間隙を突く様に進められている 皇位継承問題についてもだ。専門家会合では 暫定的に女性皇族の配偶者や子らを皇族入りさせない事などが考えられている様だが、拙者などは やはり旧宮家の方々が皇籍復帰されるのが一番の道と考える者だ。それを報道各社、特に左傾勢力は 本来意味の異なる女性天皇と女系天皇を意図的に混同して伝え、そのいずれもが 我国民市民の圧倒的多数に支持されている様に装って、将来の皇統廃絶を狙って意図的な印象操作の挙に出ている様だ。

今回記事の末尾に 地元紙・中日新聞の本日社説をリンク致すが、朝日新聞一味などに負けぬ 左傾した見方には唖然とさせられる。同じく左傾の 共同通信世論調査をそのまま受け売り、女性天皇より支持の薄い女系天皇を 同様に厚い支持がある様に見せかけ、恰も旧宮家の方々が皇籍復帰されるのが不正義であるかの様な論調。

先日は 河村名古屋市長の大いなる品性不良を糾す記事を上梓した拙者だが、こんな論調もやはり「名古屋の恥」と言わざるを得ない。まずは不正確である事。そしてこの様な記事をそのままにしておく事は、結局は国民に対する「間違った発信」そのものであり 反日志向の左派容共勢力を喜ばすだけという事だ。何と言っても 歴史ある皇統の崩壊に繋がる女系天皇容認に、左派筆頭である日本共産党がいち早く賛同した事実を 我々は決して忘れてはなるまいて。

今回画像は、丁度東京五輪の期間 首都圏より当地愛知まで試験の為出張してきた JR貨物の高性能直流電機 EH200型が先輩の旧国鉄電機 EF64 (1000代) 型に見送られ、帰還する様子を。当地東郊の瑞浪市内にて撮影。時折の雨を伴う 不安定な空模様での帰路となった様だが「路線や施設、ちゃんと調べたか?」「ええ、勿論。何しに行ったんだ?なぁんて追及されるのも嫌ですから」とか、走行音に交じってボソボソと会話も聴こえた様にも感じました。次に来る時は、本気の「宜しくお願いします!」になるのか、注目ではありますね。以下に 前述記事をリンク致します。拙者は批判的に読みましたが、各位は如何でしょうか?皇位継承策 議論の先送りをせずに:中日新聞Web (chunichi.co.jp)

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五輪「東京 2020」を見送って

2021-08-08 22:25:35 | スポーツ

まず今回の最初に 遅れはしたが、中日ドラゴンズ球団期待の若手だった 木下雄介投手の急逝に対し、一言の弔意を申し上げる次第であります。

中国大陸他由来の 新型コロナ・ウィルス感染症禍もあって一年間延期されていた、五輪大会「東京 2020」がまずは無事終了と行きそうだ。前述感染症流行を初め 平時通りとは参らなかった参加選手各位、そして運営に携わった全ての方々に その結果に関係なく労いを表したい。

勿論 運営面で多くの課題も残った。主要企画メンバー中、過去対外面や人道面などで不適切な言動のあった人物を加えない様にする配慮ができず 直前での辞任や交代となった事がその大きな一つ。想えば組織委の森前会長も 報道メディアによる増幅があったも、配慮に欠ける言動で降板のやむなきとなったのは広く知られる所。

又 感染症対策としての、選手や関係者と外部の接触を遠ざける所謂「バブル方式」も有効に機能していたとは言えない所もある様だ。それらをこれから真摯に総括検証し「コロナ(感染症禍)で分断された世の中で、アスリートのパフォーマンスが多くの人々の希望になったと確信している」との橋本組織委会長表明を無にしない為にも、次に繫がる糧として頂きたいものだ。

私見ではあるが、近年の我国夏場の「厳しすぎる気候」も考えれば、もう夏季五輪立候補は見送った方が賢明な様にも感じる。「立候補は冬季に限る」姿勢を敢えてしても良いのではないか。夏場の猛暑は 世界的な傾向かも知れずとの指摘もある。少なくとも当面は、五輪夏季大会立候補は「南半球限定」にするとかの検討に入っても良い様に感じる。

そうは言っても、今回五輪では 拙者も相応の感動を味わった一人だ。柔道・阿部兄妹の「揃って金」、卓球の水谷・伊藤ペアの混ダブ試合にて常勝・中国大陸の記録に風穴を開けた事。更には五輪野球の我国代表「金」。記録より記憶に残るのは、新種目スケート・ボード女子で我国の若手選手の健闘をライバル各国代表らがこぞって称えたのも忘れ難い光景だ。その中から、やはり五輪野球についての話を 中日スポーツ・ネット記事を引用して、みて参りたい。

「金メダル弾の村上宗隆が 池江璃花子から学んだ『自分にできること』一つの答えを出し”恐怖の 8番”で存在感」

若きツバメの大砲が 値千金の一振りで金メダルを引き寄せた、日本の村上宗隆内野手=ヤクルト=が 3回の第 1打席で左中間に先制ソロ。五輪第 1号が決勝アーチとなった。

5戦連続となる「8番、三塁」で出場し、打率 3割 3分 3厘をマーク。巧打あり、一発ありの”恐怖の 8番”として存在感を示した。そんな村上には昨年 12月、競泳女子の池江璃花子と雑誌の企画で対談。白血病から復帰した池江の「前を向く姿勢」に刺激を受け「僕も負けていられない」と奮い立っていた。

同じ 2000 (=平成12) 年生まれの不屈の闘志に感銘すると「自分自身にできること」を思案。そして一つの答えを出した。東京五輪で日の丸を背負い、金メダルを獲得する。その誓いが 大一番での値千金で結実した。(引用ここまで)

こういう「佳き触発」は、今回五輪の他の選手各位にも、又 過去の多くの大会にても見られたのではないか。拙記憶が正しければ、池江選手は惜しくもメダルを逃すも 全力で当たった爽快感を表されていたと思う。その真摯な取り組みが、五輪野球を栄光へと導いたのかと、改めて噛みしめてもいる所だ。

確かに流行続く前述感染症の脅威下ではあったが、世界レベルでは 他の国際格式スポーツ大会も「バブル方式」の採用など条件付きで行われているのも事実。拙者もそうした状況下での五輪開催は「あくまでも条件付賛成」の立場だった。大幅な感染拡大などの緊急時には、菅現総理と小池現東京都知事、橋本現五輪委会長とバッハ現 IOC会長は 途中であっても大会の中止中断を機敏に機動的に行える「非常ブレーキの権能」を手にすべきと思ったものだ。選手を含む 一部大会関係者複数にやはり感染者を生じたも、大過なく終えられたのは或る意味幸運もあったと心得る。

繰り返しは理解するが、五輪組織委は今回大会の意義と課題を強い姿勢で振り返り、教訓にすべき所は今後の規定や行動基準に躊躇わず盛り込んで頂きたいものだ。そういう真摯な姿勢で臨めば、賛否の分かれる周囲の見方も 少しは変えられるかも知れない。

今回五輪の「本当の成否」は後世の評価に待つ所もあろうが、少なくとも何人かの各国選手が触れられた様に「困難な状況下で、世界の人々を団結させる一助になった」意義が一定はあったというのが拙所感だ。一部メディア勢力が揶揄する「負債だけが、瓦礫だけが残る」如き悪しざまな捉え方は適切を欠くと言えよう。

今回画像は再掲で恐縮。先年夏 横浜市内で迎えた、西日本及び四国から首都圏を目指す夜行特急「サンライズ」の様子を。終点東京までの ラスト・スパートの風情。今回の最後に 五輪閉会式の音楽を担った人気楽団「東京スカパラダイス・オーケストラ」の一曲、ピアノ奏者・上原ひろみさんとの共演をリンク致します。(1) 水琴窟 -SUIKINKUTSU- feat.上原ひろみ/TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA - YouTube

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令和 3年・広島原爆忌雑感

2021-08-06 22:24:03 | 国際・政治

中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍とはいえ、東京五輪も佳境に入ってきた様だ。今日も我国代表は「金」の追加を果たした様だし、総数は米・中両国に花を持たすにしても 歴代の我国五輪中最多更新は誇って良いだろう。少しでも記録を上積みし、つつがない閉会へと繋げられれば良いのではとも心得る。

さて、五輪応援で「在宅、画面越し」に盛り上がるのは各位の自由だが、その一方で 今日 8/6は広島原爆忌。今夏 大きなダメージを及ぼした熱海水害と並び、拙者 決してこの日を忘れた訳ではない。原爆投下の経緯は割愛させて頂くが、当初だけで十数万、続く長崎の原爆禍も合わせれば 30万超とも言われる犠牲各位にはまず弔意、そして今も後遺症で苦労続く生存各位へのお見舞いも申したい。

この状況下、先般の所謂「黒い雨訴訟」の概ね被爆各位に沿った広島高裁判決確定は 評価して良いだろう。上告を見送った菅現政権にも一言の支持を表すものだ。訴訟に加わった原告各位への被爆者手帳交付に続き、同等のダメージを負った方々への援護も行われる由で、条件はあろうが より確かな被爆者援護実施を心より期す次第である。

依然流行続く 前述感染症対策もあって、祈念式典は昨年に続き 大幅な参加制限下での実施となった様だ。この中で、菅現総理の挨拶文が原稿の糊が利き過ぎていた事もあって正しく示されず、読み飛ばしに繋がった事を 左傾メディアなどが揶揄する様に報じていた様だ。確かに挨拶原稿のこうした不備が糾されるべきは事実だが、菅総理もそろそろ原稿に頼るのはやめにして、ご自身の言葉で即興に挨拶ができる様 技・スキル向上を目指す考えを持たれては如何だろう。そうすれば、反菅・反自民メディアから徒に突っ込まれる機会も減らせるのではないか。

原爆忌との向き合いには色んな課題もあるのはご存知だろう。まず 今は不可欠の同盟関係にある米合衆国による所業だった事。大きな犯罪的所業は事実も、どう検証しどう理解するかは まだ結論が出ていないのではないか。この辺りの研究はまだ途上。我々国民も含め、日米双方がどう歴史に位置付けて行くのか 時間を要しても議論を続ける必要があろう。その途上で、これも課題の核兵器禁止条約への我国参加にも道が開けてくるのではないか。又 繰り返すべからざるは大東亜戦争こと太平洋戦争の様な「泥沼戦争」であって、海保や自衛隊による必要な「対外警察力行使」はくれぐれも区別されるべき事、戦後の原水禁運動が野党政局に巻き込まれ 二つの団体により分裂開催された時期があった史実も、是非押さえられるべきと心得る。

既に先年来問題視されている様に、語り部でもある被爆者各位の高齢化も懸念される所ではあるだろう。近年は進歩と台頭が目立つ 人工知能 AI の力を借りた「語り継ぎ」の取り組みも、引き続き進める必要があろう。上手くすれば AI は心情的な偏りがないかあっても少ないので、歴史の事共の伝承には力を発揮し得るかも知れない。

今回の広島原爆忌は 参加制限の効果もあってか、概ね大きな混乱もなく 静かな祈りの時を叶えられた様だが、やはり一部とはいえ 左右両派による大声を伴う街宣があった様だ。広島も 続く長崎も、この時期は静かな祈念の場である事を 改めて認識させる必要もあろう。広島市民も相当数の各位が、こうした「情宣的街宣」に対し 批判的な反応を示しているという。曰く「厳粛な式典の日。皆が祈ってます。主張は違う日に」とか「わざわざなぜ?この日に騒ぐ?静粛に願います」(広島市民) こうした文面を伴って 静かに要請する方々もあるのだ。

広島の被爆者及び市民団体の各位は、開催中の東京五輪会場にて、広島原爆忌の祈りを求めるも、残念だが却下された様だ。拙邪推も入りはするが、一つには 続く長崎原爆忌と同じ重さのある祈念の姿勢を、閉会式で同等に扱う様心がけて表す意思があるのだろう。又 それを信じたい想いもある所だ。国際五輪委IOC&JOC よりもそうした表明があった様で、そうした事共の適切な反応と取り扱いを心より望みたい所だ。

今回画像は 被爆地広島と当地愛知や首都圏をも結ぶ JR東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」が東京方面から名古屋駅へ進入の様子を。毎月 3回程度、往復 2日間で東京~博多間の一切の線路や高圧電線などの設備点検をこなす力量がある様です。そういえば、もう一つの被爆地・長崎へも整備新幹線建設の方針が出され、経由地の調整も始まっているやに聞いています。

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特報~河村名古屋市長、旅の恥は掻き捨てか?

2021-08-04 22:02:29 | スポーツ

今 東京五輪野球・日韓戦が進行中だ。終盤 8回に入っても、2X2 同点で最後まで予断を許さないだろう。勝敗具合で韓国内の反応は概ね想像がつくが、我国代表にはいずれの結果にしても 無理は分かるが努めて冷静でいて頂けるととも思う。勿論心秘かに望むのは勝利だが。

さて、栄光のメダルを手に凱旋を果たした選手も出始めた様だ。メダルの色に関わらず 一言の祝意と労いを申したい。懸念される 流行の新型コロナ・ウィルス感染症の脅威も消えた訳ではない。結果に関わらず 勝負を終えた選手各位はまず休養、その上で次への調整に当たって頂きたい。

さて 当地ゆかりの五輪選手も凱旋を果たした方がある訳だが、あろう事かそのお一人から表敬訪問を受けた河村たかし・現名古屋市長が看過できない非礼に及んだ様だ。既に多くの批判やクレームが寄せられた由だが、拙者も黙っている訳には参らない。以下地元紙 中日スポーツ・ネット記事を引用して、みて参りたい。

「河村たかし・名古屋市長の”金メダルかじり”に SNS上で批判続出=ソフト(ボール) 後藤希友の表敬訪問で突然『ガブリ』」

名古屋市の 河村たかし市長は 8/4、名古屋市役所で 東京五輪ソフトボールで 13年ぶりの金メダル獲得に貢献した後藤希友選手の表敬訪問を受けた。この時、金メダルに「ガブリ」とかみつくパフォーマンスを見せた。

この様子が地元 TVのニュースで放映され SNSで拡散されると「汗と努力の結晶のメダルをかむなんて。しかも、このコロナ(感染症) 禍で!?あり得ない」などと批判する声が上がった。

名古屋市熱田区出身の後藤選手は「名古屋が大好きなので、地元に金メダルを持ち帰ることができて良かった」と報告。「おめでとうございます。わしもハイボール飲みながら見てた」と活躍をたたえた河村市長は、後藤選手から金メダルを首にかけてもらうと「重たいな」とつぶやき、突然マスクを外して金メダルをかむパフォーマンスを見せた。

一瞬の出来事に 後藤選手はびっくりした表情を見せていたが、ツィッター上では「選手が得た金メダルを勝手にかじるパフマォーンスをするとか・・心底最悪」「勝手にメダルを齧るのは、この人ならまさにって感じだな」「といつもない努力をしてきた中で 世界で一番にならないと貰えないのに、気軽に何をしてくれてんの?(選手が) かわいそう」「新しいメダルを買って弁償しろ」など憤る声が次々と寄せられた。(引用ここまで)

本当に「慢心」と呼ぶのも軽い程、無神経が過ぎるのではないか。SNS上のメッセージは、罵倒や中傷誹謗的内容のものもままあり 賛否両論が普通だが、今回の河村市長宛てのそれは 拙者が見る限りは「全部正論」とみて差し支えない様だ。近年 特に昨年来の前述感染症流行後辺りからは芳しからぬ面も目立つ様になり、安倍前総理よろしく 日頃の挙動には注意を要する立場だったはずだ。その事を弁える事なく、人気があった名古屋市長初当選の頃からの気分が拭えなかったのだろう。

その頃と同じ気で その頃なら許されたかも知れぬ同じパフォーマンスのつもりなら、それは名古屋市民・そして愛知県民から総スカンを食らっても仕方あるまいて。特に今は、依然前述感染症が流行る折だ。そんな所への配慮もなく、平時と変わらぬ態度では それは誰からも好感されないのは火を見るよりも明らかだろう。

「そんな事も気がつかんのか?」と、拙者も対河村市長批判の各位に伍して ネットで声を上げたくなったという事だ。こんな風だから、前述感染症対策でも陣頭指揮などの表に出られなかったのではないか。今夏前だったが、大村愛知県知事よりの「河村名古屋市長は、ワクチン接種計画に関わっていない」表明は未だに脳裏に焼き付いている。なる程、引用記事の挙動は それを裏付けていた一つという事か。

今春再選された河村名古屋市長は、今任期限りで引退と聞いている。そうだとすれば、前述のこの不良なパフォーマンス・・というよりアホーマンスは、拙者には「旅の恥は掻き捨て」という様にも見られて仕方がない。一事が万事、河村市長の 特に文化振興策は悉く「大風呂敷」の印象が強かった。既に終わった 名古屋城本丸御殿の復元に次ぎ、同城天守閣の木造復元、名古屋市科学館に長年保存され、動態復元を図っているとされる明治期の蒸気機関車再整備などなど「本当に必要か?」の疑問符がつく施策や構想も少なくない。

煽る意思はないが、こうなると 昨年の大村愛知県知事向けに続き、河村名古屋市長も解職請求リコールの対象にしても良いのではないか?とつい思ってしまう。名古屋市民の政治活動は勿論自由。拙個人はそこまでは求めないが、仮に河村市長のリコール運動が生じれば、それは基本的人権の要請として その自由を尊重位はするつもりだ。大村県知事リコール運動でも過剰な姿勢を見せた河村市長には、もういい加減に首でも洗って頂いた方が良いかも知れない。正直「名古屋の恥」だ。

今回画像は、新潟・福島両県を結ぶ JR磐越西線にて こちらは「本当に実走している」蒸機列車の様子を。同じ JR山口線や 大井川鐡道線でもそうだが、今は蒸機走行に当たっては 多くの住民への影響が軽い郊外や山間など、走行条件が整っている所での実施が必須であり、住民多数への影響が大きい大都市圏で行うべきものではないでしょう。あぁそれから、五輪野球は我国代表勝利の由。一言の祝意を申します。

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新型感染症禍~若い世代への啓蒙発信不足は、外交発信不足と同根だろう

2021-08-03 12:58:21 | 国際・政治

東京五輪も早や会期後半。東京都内の新型コロナ・ウィルス感染者数は インド他由来の変異ウィルス「デルタ型」の台頭もあって、平日などは感染日計が 4000人超となる日も出てきた。周辺各県を含め、又もの緊急事態宣言発出に至るレベルの感染者増勢。

一部左派勢力が喚き騒ぐ もうここまできての大会中断はないにしても、どうかくれぐれも感染抑止策の徹底を図り、つつがない閉会へと繋いで頂きたい。それまでの我国代表への声援も、これまでと同じく送り続けるつもりでいる。

本題です。「第五波」の指摘もある今回流行も、多くは20代、30代の若い世代である事はよく聞く所。半分は こうした「若い現役世代」へのワクチン接種が全国レベルで遅れている事も大きいのだが、もう一つの大きな所として、先回拙者も指摘した様に これまで余りにも便利過ぎ、手軽過ぎる生活に慣れ切ってしまった若い世代向けに、自らが被るのと他人や周囲にも悪影響を及ぼす双方向の「感染症リスク」についての 政府による適切な注意喚起や危機意識涵養への努力が不足しているとの指摘が度々起こされてきた。拙者もここの所は同感だ。以下 昨日付の「アベマ・タイムズ」ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「政府に『危機感が足りない』との指摘。若者に危機感を持たせる具体的な広報戦略は『聞こえてこない』」

政府は 7/30、埼玉・千葉・神奈川・大阪の 4府県に緊急事態宣言を発出することを決定した。期間は 8/2 から 8/31 までで、7/22までが期限の東京と沖縄についても 合わせて延長する。

「安全・安心」を謳った東京五輪が開催されている中、新型コロナ・ウィルスの新規感染者は各地で過去最多を更新している。専門家が独自に医療逼迫 (ひっぱく) へのメッセージを発信するなど、政府の危機感の乏しさも指摘されているが TV朝日政治部の 野中里紗記者は次のように話す。

「7/28 に閉会中審査が行われ、国会で尾身 茂・分科会々長も危機感が必要だという発言をしていた。政府も危機感が足りないという指摘を再三受けていたので、ここ数日 危機感を持っているという発信をし始めた印象がある。

今回 緊急事態宣言を拡大・延長することについて、政府関係者は『このまま感染者数が増え続けたら、病床が埋まってしまうというイメージなんだ』と話していて、専門家の強い意見も踏まえて 病床逼迫が今後起こることがないようにしたいという姿勢に方向転換したといえる」

65歳以上の高齢者は ワクチン接種が進んでいることから重症者は減っており、今の課題は 40 代 50 代の感染者数・重症者数の増加だという。「政府関係者も『今 重症化リスクの一手になっているのは 40~50 代だ』と話していて、特に今後 1カ月、40~50 代へのワクチン接種をいかに早く進めるかが課題になっていく」

東京では 一日の感染者数のうち 30 代以下が 7 割を占めるなど、若者が感染拡大の中心にいるが、若者に緊張感を持たせるような施策を政府は考えているのか。(ネット影響力の大きい) インフルエンサーを使って SNS などで呼びかける方法などは考えているのだろうか。

「若者への呼びかけというのは非常にポイントとなってくると思うが、今のところ 政府から具体的な広報戦略は聞こえていないのが現状だ。1 年程前を振り返ってみると、同居しているおじいちゃん・おばあちゃんを感染させないために若者が外出を控えるといった傾向があったが、今は逆に 高齢者がワクチン接種を受け終わっているので、そういった心配もなく 若者が外出してしまう状況に変わっている。その中で、どうやって若者に外出を控えてもらうかは課題だと思う」(引用ここまで)。

政府と菅(すが)現政権の危機感不足は確かにあるかも知れないが、その表れにせよ 政府の発信力は今回の問題にしても圧倒的に不足だと拙者も思う。昨年初の新型感染症流行初期から 感染の主流は若い世代で、この世代は軽症に留まる事が多くても、周囲の高齢者に遷(うつ)すと 時に命に関わる重症化を招く可能性も早くから分かっていた。若い世代向けの基本予防策などの広報啓蒙の必要性も、早い段階で把握できたはずだ。菅政権のこれまでの対策を 全て無意味とは決して思わず、遅れはしたも 特にワクチン調達などでは一定の力を尽くした事も評価すべきとは思う。

それらを踏まえるも 菅政権の広報発信力は明らかに弱く、このままでは若い世代が新型感染症リスクに対する危機感を共有できる可能性は残念ながら薄いだろう。この事は これまで再三指摘されてきた、諸々の外交問題に関する発信力不足と根は同じと拙者などは思ってしまう。外交面の「弱い発信力」を改める事なく放置していては、相手国や周辺諸国に「日本は圧せば屈する国」との間違った信号を送る事となりかねず 国益は勿論、国民生活の安全も守れない事となってしまいかねない。

そこでの対外発信は 危機感を以て行われなければならないが、流行続く新型感染症禍も形こそ違え「当たらずと雖も遠からじ」で 感染の主流を成す事が分っている若い世代向けの危機感の涵養と共有を目指し、この世代に人気や支持のある若い発信者 (インフルエンサーもその範疇だろう) らを 政権与党関係者達の心象と合わずとも大胆に採用して発信についてのアイデアを貪欲に採り入れ、政府広報の先頭に出す位の「謙虚な気概」を表す努力を要する事だろう。

価値観の古い 政権与党幹部にこうした受け入れができるかは疑問だが、できなければ結局は同じ事の繰り返しに終わるだろう。与党の一部や、全国知事会などから要望のある 非常時都市封鎖・ロックダウンの法的根拠に基づく手法の議論も必要だろう。今回画像は 少し前、JR名古屋駅西方の近畿日本鉄道名古屋線を 同線名古屋駅を発って大阪なんばへと向かう 新型特急列車「ひのとり」の様子を。

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