今日のNHK大河・義経は「安宅の関」だった。
もう周知の通り、京を追われて北陸路を通って、平泉へ向かう義経主従一行のエピソードの一つ。
これは歌舞伎「勧進帳」の題材となった場面。
♪~旅の衣は篠懸の~~~ 旅の衣は篠懸の 露けき袖やしをるらん
時しも頃は如月の 如月の十日の夜 月の都を立ち出でて
これやこの 往くもかへるも別れては 知るも知らぬも逢坂の 山かくす
霞ぞ春はゆかしける 波路はるかに行く舟の、海津の浦に着きにけり…
この長唄も、かつては中学校の音楽の鑑賞教材だった時代があった。
この舞台は石川県小松市の安宅の関だという。
しかし、『義経記(ぎけいき)』には、越中・高岡の「如意の渡」だったという。安宅の関では、弁解が六角棒で主人・義経を涙ながらに打つ場面が印象的だが、如意の渡では六角棒でなく扇であったという。
現在でも富山県高岡市と射水市(旧新湊市)とを結ぶ渡しがある。
【富山県高岡市伏木・如意の渡】
現役の渡しも結構利用者があるようだ。
北陸も歴史のロマンのあるところだ。
もう周知の通り、京を追われて北陸路を通って、平泉へ向かう義経主従一行のエピソードの一つ。
これは歌舞伎「勧進帳」の題材となった場面。
♪~旅の衣は篠懸の~~~ 旅の衣は篠懸の 露けき袖やしをるらん
時しも頃は如月の 如月の十日の夜 月の都を立ち出でて
これやこの 往くもかへるも別れては 知るも知らぬも逢坂の 山かくす
霞ぞ春はゆかしける 波路はるかに行く舟の、海津の浦に着きにけり…
この長唄も、かつては中学校の音楽の鑑賞教材だった時代があった。
この舞台は石川県小松市の安宅の関だという。
しかし、『義経記(ぎけいき)』には、越中・高岡の「如意の渡」だったという。安宅の関では、弁解が六角棒で主人・義経を涙ながらに打つ場面が印象的だが、如意の渡では六角棒でなく扇であったという。
現在でも富山県高岡市と射水市(旧新湊市)とを結ぶ渡しがある。
【富山県高岡市伏木・如意の渡】
現役の渡しも結構利用者があるようだ。
北陸も歴史のロマンのあるところだ。