線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

ほうとう

2006年07月07日 10時18分24秒 | 食べ物
「ほうとう」というと、山梨のイメージがあるが、信州でも食べる。
上田では「カボチャボットウ」といい、野菜、特にカボチャやアズキを入れて煮込んだものが冬至には出される。カボチャの苦手なわたくし、アズキまで入れた甘~いこの料理が、不思議でならなかった。
このように「ほうとう」は、わたくしにとっては冬のイメージだった。

ところが、松本に来たら、七夕に「ほうとう」を食べるという風習があることを知った。松本といえば、七夕人形で知られている。


この七夕に「ほうとう」を食べるのだそうだ。
しかもアズキやきなこ、ゴマなどをからめるのだそうだ。


「ほうとう」というと冬至のイメージだったので、この七夕の「ほうとう」は面白いなと思った。

ちなみにうどんとほうとうのちがいは…小麦粉に水と塩を入れて練るのがうどん、水だけで練るのがほうとうだそうだ。


…また、松本の七夕は、旧暦なので本当はもう1ヶ月あとだ。
コメント
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