線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

塩の道往還

2008年08月06日 22時31分48秒 | 日々雑感
今日は珍しく仕事が休み、新車も買ったし、ちょっとだけ遠乗りしてみたいな…ということで、海の見えるところへ行こう~っと糸魚川へ行ってみることにしたっということと、この塩の道界隈には結構見落としている巨木もあるので、そんな風景を眺めつつ出かけることにした。

朝9:00頃、住宅を出る。今日は何となく、池田町を通る県道沿いに北上し、大町を目指した。何だか微妙な雲行き

一気に白馬村へここは巨木の多いところだ。今までにも、沢渡の大杉、細野諏訪社の大杉、八方薬師堂の江戸彼岸などを見てきた。

今回は村の東部、嶺方をめざす。みねがたスキー場近くにある諏訪社へ。【嶺方諏訪社の大スギ】を見る。

この神社境内は、結構な太さのスギだらけだ。

続いて、すぐ近くの民家にある【嶺方のクリ】を見る。

幹周7mのクリの大木には、青々としたイガに目に入った。

さて今度は西側の、岩岳スキー場近くの【切久保の大スギ】へ行く。

2本の融合木だが、8m級!

さて白馬村はこのくらいにして、お隣の小谷村へ。サンティンおたりの前の信号から、奉納温泉に入る県道を進む。ここには有名な【石原白山社の大スギ】がある。

幹周10m級で迫力があるが、残念ながら中が空洞化していて通り抜けられそうになっている。

さてさて、国道へ戻り、ここから一気に新潟県へGO

懐かしい風景を見ながら根知を過ぎ、市街地へ近づく。まず…どこへ行こう?
蓮台寺にある【雪見タブ】という、雪国らしい?ネーミングに惹かれて、蓮台寺地区へ行ってみる。「翡翠園」の近く…ということで、あるサイトをプリントアウトしたものをもっていくが、場所が分からない。途中おばさん2人に聞いてみるが、2人も「地元でも…分かんないねエ」とのこと

これではしょうがないので、糸魚川市の歴史民俗資料館に何か資料があるかも!と行ってみる。すると、たまたま合併した大糸魚川市を記念してか?「糸魚川市の文化財展」が開催されていたので、思わず見学。すると!ありました~糸魚川市内の天然記念物指定の巨木の写真が飾ってあるではないか~!これはあとで受付で聞いてみようっと。

ちなみにこの企画展、結構面白かった!というのは、何と、自分がこだわってきた能生白山神社の文化財も何点かあった。いきなり「泰澄大師」像が入り口近くに展示。解説見る前に「おおっ!」っとビックリ普段は、神社の資料館にあるものが展示されていた。そして!舞楽面もあるではないか!陵王2面、能抜頭1面、納蘇利2面。こんなところで対面できるとはビックリだますますテンションがあがる

さて、受付で「雪見タブ」を聞いてみた。しかしやはり、おばちゃんは知らなかった しかし、専門の人をわざわざ呼んでくれて、地図で説明してもらった。

さあもう一回行くかな…と向かうが、その前に、もう少し遠くにあるところをチェックしよう!っと、水保へ向かう。まず【山王森大欅】へ。

これはいいケヤキだ 遠くからでもぱっと目に入る。何といっても形がいい。これはまた来て、見に行きたい1本だ。

そこをもう少し進むと、当地では名高い水保観音堂がある。その石段脇に【水保観音堂のスギ】がある。

ちなみに、ここの十一面観音像は国重要文化財指定だそうだ。

そしてもう1本。海川渡った対岸の上の方へ行くと、【真光寺の大イチョウ】がある。

真光寺とは地名で、寺はない。集落の狭い道を行くと、こんもりとしたイチョウの大木が見えてくる。池の脇に立っていて、結構な太さだ。ベンチも置かれていた。こんなところでゆったりとボ~っとしたいな!という空間だ。

さて…再び【雪見タブ】へ!っと思うが、何だか天気が思わしくない。そして、資料館の方が「ヤブ蚊がスゴイですよ」と言っていたのも思いだし、さらに疲れ気味になってきた。んん~っと思いながら、次回にとっておくことにした。

さて帰路。再び千国街道を向かう。この沿線は温泉も多いところだ。今回は、小谷村の道の駅にある「深山の湯」に浸かることにした平日ではあるが、結構3~4人入っていた。

そんなこんなで、松本へ戻った。結構なドライブであった。
コメント
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