2019年10月12日。台風19号による大災害発生。関東甲信越から東北にかけて甚大な被害。自分の勤務先の佐久市も大変な災害の爪痕を残した。
今、住んでいる住宅の前の川は普段はちょろちょろ程度なのだが、あの日の雨でまずかなりの増水が認められたのだ。
この川はかつても決壊したことがあったので、ご近所から水がつくかもしれないので自動車を川から遠くに離しておいたほうがいいとアドバイスをもらった。そして、相当な降雨。付近の住民には避難指示があり、近所の小学校体育館が避難所となり、全戸避難となったのだ。
恐怖と不安の一夜。こんなのは初めてだ。
翌日、地域のあり様は一変した。風景が変わってしまった。
橋が流れ、橋に引っかかってしまった。
川沿いの道はえぐられている。
あちこちで道路が陥没。
あちこちの道路が凹んでいる。雨なのに、地震のあとのようにしか見えない。
現在、災害対策本部が自主的に置かれ、地域の皆さんが奮闘されている。しかし、停電に断水。高齢者の多い地域だけに、ライフラインの復旧、通れる道の復旧が待たれる。
自分の住宅付近は水も電気も影響はなかった。しかし、ごく近所でこの状況は目を覆うばかりだ。しかし覆ってはいられない。
前に進むしかない。