線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

氷見の獅子舞に行きたい~!

2012年04月14日 21時26分18秒 | おまつり
ここのところハマっている富山の獅子舞 は、主に春祭りと秋祭りに舞われることが多い


「獅子舞の里」として知られている富山県氷見市では、春は4月の各週末の土曜日から日曜日にかけて行われる地区がほとんど。

この数年、何回か訪ねてきた。地元では広く知られている獅子舞だが、あまりにも数が多すぎて、把握できないくらい

ふっと本棚を見ると、氷見の獅子舞のパンフレットがこんなにあった!

これは氷見市内の観光施設等には大体置いてある。一体、どんだけ持ってきてしまったんだ

氷見の獅子舞と言えば、一軒一軒ていねいに舞っていく。そして神社とか「花」のお宅では、大事な舞を舞い、最後に神社や青年団長宅等で「獅子殺し」をして、終わるというパターンが多い。

また、楽器の方は笛と太鼓、そして鉦だ。なかでも特徴的なのは、笛が縦笛なのだ。

自分も高岡市の新月乃笛で購入した。これは、リコーダーのような唄口ではなく、お土産屋で売っているようなのでもない、かなり精緻な笛。そして、どうやら「氷見系」と呼ばれる獅子舞の系譜の地区のみで、これが使われているような感じ。「射水系」と呼ばれる新湊あたりの獅子舞では、氷見とはそれほど遠くないにも関わらず、横笛の篠笛。氷見市から峠を越えた石川県羽咋市周辺では、氷見系の獅子舞の地区ではやはり縦笛のようだ。

そんなに詳しく調査したわけでもないが、氷見を中心とした、ある意味で局地的な広がりのなかで、この縦笛が使われているのがおもしろい


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