人生初めての秋山郷散策。
越後秋山の大赤沢集落を過ぎると、長野県栄村だ。
話には聞いていたが、ストレートに長野県から行かれないエリア。
印象としては越後秋山もかなりの秘境だなという感じ。後で調べると新潟側では6集落あるそうな。
そして大赤沢を過ぎると信濃秋山最初の小赤沢になる。
ここで行っておきたかったのが小赤沢温泉「楽養館」だ。
山々に囲まれた中ではあるが、しゃれた外観。
日帰り入浴のみであるが食事ができる。冬季間はお休みとのこと。
お湯が湧出口では透明であるが浴槽内に注がれると赤褐色になる。
さっそく入浴。赤褐色のお湯で浴槽の底が見えない(笑)どのくらいの深さがあるんだろ…と足をそろりそろりと入れてみる。
泉質は「含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性中性高温泉)」とある。鉄分を含むしょっぱい温泉だ。浴槽内の泉温は案外ぬるめに感じる。しかし、塩化物温泉の特徴である保温性が発揮!温まり方がちがうな。ポカポカしてくる。浴槽内の底にはじゃりじゃりするので見てみると、いかにも塩分が結晶しました!という感じのものがあって、本物らしさを感じさせらる。手ぬぐいはお約束通り、うっすらと褐色に染まる。
土曜日とはいえ遠いところだから空いているかな?と思ったら5~6人の先客があった。しかし、ここは来たくなる温泉だと感じた。
浴後、周囲の山の名前をお聞きしてみると、温泉の目の前が鳥甲山だった。苗場山は?とお聞きすると、麓のためここからは見えないということが分かった。
秋山らしい、いい雰囲気の温泉だった。ここは再訪したいな。
温泉を出ると、鳥甲山バックに小赤沢の集落が何ともいい景色だった。
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