線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

富山獅子舞ツァー2009春④

2009年04月12日 06時14分17秒 | おまつり
あたりが明るくなって起きた。午前5:30だ。眠い…。
底冷えするような感じ。風呂入りたいな…ということで、朝っぱらから灘浦の「潮ノ香亭」へ行ってみる。営業は7:00からなので、駐車場で再び仮眠。

まさに「一番風呂」はご機嫌だ。冷えと疲労の体を温める。
さて森寺の「獅子殺し」とかも気にはなったが、何でも時刻は11:00頃か、例年は12:00頃にずれ込むこともあったようだ。そこで断念。

もう帰ろうか…とおみやげを買って、朝飯を食べようとしていると、ピカイチさんからの電話が鳴る。午前9:35。もうすぐ森寺の「獅子殺し」が始まるという。でも、まだ時間は早いので行ってみるとする。しか~し、時間かかりすぎ…。森寺に着くと、すでに終わっていた。んんん~残念。

ここで寺飯久保がぼちぼち「獅子殺し」らしいという情報。それなら帰るのは後にして、再び飯久保へ。

川沿いの区長さんのお宅前で「獅子殺し」だという。太鼓台は一端神社まで行って、一舞して、区長宅へ。
しかーし、ここでもやはり一休み。1時間くらい待つことに。

さて12:30頃から始まった。区長宅前周辺は結構人が集まっていた。
天狗はなかなか元気がいいようだ。獅子の方も元気だ。頭持ちはどんどん交代するのだが、かならず尻を着いて頭をはずし、交代する。何だか独特だ。
 
さて、なかなか楽しい場面があった。道化役が結構出て、場を盛り上げる。
そしていよいよクライマックス。獅子がやられてしまう場面。何だか面白い。みんなで取り囲んだり、仏具を持ってきて「チーン」とかやったりしている。
最後は天狗が誇らしげな感じで、獅子に乗って退場する。時刻は2:00頃。1時間半と長い「獅子殺し」であった。

さて、もう限界かな…。ピカイチさんと分かれて、帰路についた。

今回は遅くなったので、高速で!
氷見I.C.で高岡まで行って、北陸道で富山I.C.まで行く。ここからアルプス越え。途中、お決まりの「ます寿司」を買う。少し疲れたので、新平湯温泉に浸かる。帰宅は午後7:30。すっかり慣れた道だ。
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富山獅子舞ツァー2009春③

2009年04月12日 04時48分10秒 | おまつり
大浦の「花」が終わったのが午前2:00を過ぎていた。ここでピカイチさんと合流。
大浦の後は寺飯久保青年団へ行く。堀田の信号を曲がった先だ。しかし、もの凄い霧だ。あたりは何だかよく見えない。

時刻は2:20をまわる。すっかり冷え込んだ飯久保地区。しかし獅子方は元気だ。
寺飯久保青年団は胴幕が何だか長いようだ。たくさん人が入れる!?
ここでしばらく見学している。しかし…デジカメのバッテリ低下。あちゃ~。
眠気も出てきて、こっちのエネルギーも低下。ちょっと休むことに。

やはり…どうも森寺が気になる。再び森寺へ。大変な霧の国道160号線を行く。時刻は午前4:00。
いたいた。やはり深夜(…早朝かっ?)でも、獅子方さんは元気だ。うろうろしていると、さっき質問させていただいた鉢巻の獅子方さんに声かけられた。そしてご親切にも「暖かいコーヒーはいかがですか」と言ってくださる。2年前もそうであったが、この時刻はさすがに寒かった。

しかし…歳にはかないませんな…。どうしても眠くて、ついに車へ。広々とした農道?の路肩で仮眠する。
(続く)
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富山獅子舞ツァー2009春②

2009年04月11日 22時24分59秒 | おまつり
薮田青年団の獅子を見てから、森寺へ向かう。
ちょっと引き返し、「阿尾」の交差点を山手に入る。
あたりはすっかり暗くなるが、耳を澄ませると元気な声と笛や太鼓が聞こえ、太鼓台の提灯の灯りが見えてくる。音の方へ進むと、宿のお宅のようだ。相当盛り上がっている。縁側に座っている方のお一人がどうも氷見市長さんらしい。何だかすごい盛り上がりだ。
いくつか花の口上があるが、「出~ました!でっかい花!」という声がかかる。すると木の枝をクロスさせたところから獅子が登場する。まだまだ勉強不足の自分は、演目名が分からないのだが、重い舞のようだ。


そして最後の最後の天狗は、何と黒い面。知人からこの黒面天狗のことを聞いており、どうしても見たいなと思っていたのだが、偶然にも簡単に見られてしまった。それにしても異形の怪しさを備えた天狗で、なかなかだ。

しかし、どうして黒いんだろう。
…っと、移動の時に近くに歩いておられた鉢巻の獅子方さんに、いきなり質問してみた。すると、地区の商店のご主人がつくられたもので、森寺のオリジナルだそうだ。舞としては「カイチュウクズシ」、最後の「獅子殺し」等でしか使われないとのことだ。しかし、不思議な雰囲気をもった面だ。お世話になっている新湊の獅子方さんによれば「三番叟」みたいだとイメージを語ってくださったが、なるほど、そんな雰囲気を持っている。

さて、何時間か見てから、また別なところへ!ということで、大浦へ行ってみる。
ここは国道を上り、上泉あたりから山手へ入る。
すると、ある美容室?でいきなり花のようであった。大変盛り上がっていた。あたり一面、ワラくずが散乱し、焦げ目が残っている。どうも火を焚くようだ。
ここで村廻りに着いて歩く。

暗がりのなかを丁寧にまわっていく。やがて宿のお宅に着いた。しかし、これから家の中で一休み。しばらく待つことに。
時刻は午前1:00を廻る頃に、始まった。
ここで面白かったのは、ワラで火を焚き、その周辺で獅子と天狗が絡むのである。「タツフリ」というのだそうだ。深夜の宿のお宅で、大変幻想的な舞であった。
 
(続く)
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富山獅子舞ツァー2009春①

2009年04月11日 21時30分03秒 | おまつり
またまた富山の獅子舞ツァーへ出かけた。松本から上田へ転勤してから初の出陣だ。4月第2土曜は特に多いのだ!今回は富山県氷見市を中心に廻る予定。実は2年前にもこの日程で出かけたことがある。

今回は午前9:00頃出る。松本を通り抜け、安房トンネル越えに岐阜入りし、飛越国境を進み、富山I.C.から高速に乗り、小杉I.C.で下りる。
割合早く射水市に着いたので、ここで寄り道。
富山の獅子舞や曳山の笛を作っておられる新月乃笛という工房に行ってみたかった。ここの笛は学生時代から知っていた。新潟県能生の白山神社春季例祭の舞楽の笛が新月製であったのだ。そして富山をうろつくようになって、新月がたくさん使われていることを知り、つながった。
最近、リンクはっていただいたこともあり、いきなり旧福岡町を目指した。

福岡町は高岡市に合併したところだ。町を車でうろうろしてみた。すると!何だか人が集まっている。そして何と雅楽公演をしているではないか!そう、ここは「福岡雅楽」が古くから知られている。 

車で通りかかったときは、舞楽「蘭陵王」をやってるではないか!あわてて車を停めようとするが場所がない!福岡駅前まで行って、走って会場のお寺へ。
…しかし!ちょうど陵王の終わりで、背中しか見えなかった(泣)。
最後に雅楽《長慶子》だけ聴けた。
終演後、楽人の中で龍笛の方が、新月の方だと気づき、いきなりお話しさせていただく。長野から来たことを告げると、分かっていただけた。

さて、獅子舞見学へ。
高岡の西まで来てしまったので、高岡I.C.から氷見へ向かうことに。ここはまだ料金が無料なのだ。
さて…日は高い。どうも最近、獅子舞は夜がいい!?っと思うようになった。
いろいろうろついているウチに腹も減ってきたので夕食をとり、まず高岡市の雨晴海岸を通って氷見方面へ行ったら、まず山岸青年団発見。

少し追いかけて行く。あたりはすっかり暗く、幻想的な感じになってきた。

さて、続いて氷見まで行ってしまおう!と森寺を目指す。ここは、2年前にも一度来たことがある。確か、七尾方面へ行って山手に入るはずだと、国道を進む。しかしトンネルを越えてしまい、進みすぎた。すると…海岸にほど近い場所で人の気配がする。薮田だ。これは下車せねば!

何だかとても元気がいい感じ。獅子方さんがとても多くいたような印象。ここでしばらく見学する。

(続く)

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上田城址公園の枝垂れ桜

2009年04月09日 22時17分44秒 | 日々雑感
上田も花見シーズンに…。普通のソメイヨシノはあとわずか。
お城手前の枝垂れ桜が、ほぼ満開だ。



新職場が上田城址公園の近くなので、ちょっくら出かけて、思わずパチリ!

しか~し、久しぶりに上田城址公園へ行った。何年ぶりだろう。ここは当地域の花見の名所として知られている。ただ今、上田城「千本桜まつり」とかいうイベントをやっている。こんなに賑やかだったっけ?と思わせるほどの雰囲気。

本格的な花見は今週末だろうな。

帰り道、公園の近くを通ったら、ライトアップしていてキレイだった。
花見シーズンだな。
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