宍道湖畔で美しい砂浜が唯一残るのが、玉湯川の西に位置する玉湯湖畔。
柳や大根の花が多く見られ、春の息吹を感じさせる場所です。
かつては海水浴ができた場所でもあるので綺麗な状態が保たれ、癒しの場所として人々が訪れることが期待されます。(国交省のHPより)
この記事、大嘘です。
国交省のHPで紹介されていた写真は、確かに柳の木や大根の花が綺麗に写されていましたが、実際にはコンクリートでガチガチに固められ、今もその工事が続いています。
数年前から、何か工事をしているなーって思っていましたが、凄まじい自然破壊を国交省自らがやってたのです。
平成15年に宍道湖八景を選定してから、5年もしないうちに、こんなに景色が変わるなんて…
僕は昔の玉湯湖畔を知っているので、その様変わりにタダタダ驚くばかり。
川岸に国交省の看板がたっています。以下原文通り
「宍道湖の豊かな自然環境と治水機能を守りましょう!
宍道湖は、すばらしい景観と豊かな自然環境を有し、わたしたちの暮らしにゆとりと安らぎを与えてくれます。
一方、ひとたび洪水となったときは、その洪水の一部を一時的に貯え、斐伊川流域の洪水による被害を、おさえる機能も合わせてもっています。
このため、宍道湖は、河川法により、環境を損なう行為や、その容量を浸す埋め立て、盛り土、工作物の設置などの行為を制限しています。
みなさんのご理解とご協力をお願いします。」
川の両岸をコンクリートで固めたのは、それなりに理由があってのことでしょうが、良好な自然を後世に継承していくべき風景を破壊し、そして景観を損なう行為を国交省自らがやっているのは、いささか疑問であります。
宍道湖八景じゃなくて、七景ですね。