浜田屋遼太

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読書

2019-10-05 | 読書

小中学生の頃はろくすっぽ本など読んだことなかった。

今でいうとアウトドア派、というかインドアで遊ぶような時代ではなかった。

子供は外で遊ぶもの、という暗黙の了解のもと、暗くなるまで外で遊んでいたものだ。

宿題で読書感想文なんてのがたまにあって、読書が習慣になっていないガキたちにとっては、それがとても苦痛だった。

読みたくもない本を押し付けられ、そのうえ感想文まで書かされるなんて、うんざりするのであった。

本を読む人は偉くて立派といった考え方はどちらかと言うと嫌いで、本を読んで何を得ないよりは、実体験で経験を積んだほうがよいと思っている。

簡単に本が買えなかった時代の日本人は、本を読んだ知識ではなく、自分が身体を動かし経験を積んでいろいろな考え方を身につけてきた。

本を読んでる人が、読まない人よりも上という感覚はない。

しかし50年以上生きてきて、一冊の本を選ぶ気も読む気もなかった人というのは、やっぱりちょっと理解しにくい。

何か読みたいなと思っても、どんな本を選んでいいのかわからず、買って読む機会を失ったままズルズルと時間が経ってしまった人はいるだろう。

本を読まないことを自慢げに話す人とは友達になりたくない。

他に趣味がある人ならば、本を読む時間は持てないだろうが、暇になったらずっとテレビを見ているだけのようだ。

芸能人の噂話やバラエティ番組にはとても詳しいが、本を読まないこととは関係ないかもしれないが、雑談しているととても疲れる。

資本主義と社会主義の区別も分からず会話が途切れるのが怖かった。

と何故か読書とは関係ないが、手旗踊り。

毎年体育の日は出雲駅伝。

そんな会話の中から東京農大の大根踊りに話が展開。

東京農大の大根踊りは知らないけれど、もしやして我が母校の手旗踊りがネット情報にでもあればと検索したら…

あったのだ。

商船五校のなかで生き残っていたのである。

懐かしの手旗踊り。

そうかぁ~、そうだったのかぁ~。

あの手旗踊り、45年前に踊ったのとは若干違いますが、その心意気は今でも若い血潮の頃と変わらない。

まさか、あの手旗踊りが再現できるなんて…

世の中便利になったものである。

 

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