浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

旅のパンツ

2020-02-23 | 定年波止場

年に数回短い旅に出ることがある。

旅行の準備をするのは苦痛ではない。

モットーは「常に荷物は最小に」である。

そうじゃないと身軽に行動ができない。

旅行となると「どこからこんなに大荷物を持ってきたんだ」と言いたくなるような人がいる。

おまけにそういう人は、お土産を山のように買うので、旅行をしているというよりも、荷物を運んでいるみたいになっているのだ。

そうならないために、減らせるものは極力減らしたい。

ところが減らせるのは下着だけになってしまう。

もちろんノーパンでいくわけではない。

着替えた下着を持って帰るのが無駄だと思ったのである。

海外旅行だと荷物検査がある。

これまで検査を受けたことはないが、いつもそうだとは限らない。

洗濯が必要なパンツが入っている荷物を、見せなきゃらならないのはどうにも恥ずかしい。

そこで使い捨て紙パンツを購入することにした。

ドラッグストアに寄ってみると、介護用のパンツが多数売ってある。

尿の漏れる量の多少によって分類されいた。

家に帰ってはいてみると、サイズは申し分ない。

だが何となく違和感を覚える。

ゴワゴワ、スカスカ、不安定とでもいったらいいのか、とてもすぐには馴染めない。

これなら捨てる寸前のパンツをはいて、ホテルで脱ぎ捨てるという方法をとったらいい。

しかしこれは紙パンツよりも、スリルとサスペンスに満ちている。

人目にさらされた場合みっともないという評価を受けるには十分な、よれよれパンツだからだ。

別に温泉旅行ではないので、旅の同行者にパンツを見せる可能性は全くない。

「わかるわけないから、そのパンツでいいよ」

という声が聞こえる。

ところが次には「もし、何かがあったらどうするんだ」

「みっともないぞ」

という声もどこからか聞こえてきた。

旅の途中,全く何もないとは限らない。

自分が気をつけていたって、交通事故に巻き込まれることだってある。

救急車で病院に運ばれ、さあ治療をと脱がされ、よれよれパンツをはいていたとなったら‥

そういう目に遭わなければいいんだ。

「このパンツを見せてはならじ」という、強い決意をもっていけばいいのである。

 

新型コロナ肺炎のニュースには、いささかうんざりしているが、なかなかいい方向へと向かっているとは思えない状況。

自己防衛手段として、多数の人と接触する交通機関の利用は控えなさい。

ということなので、醍醐や吉野の桜を見る会(安倍総理主催の招待ではなく、あくまでも個人的にですよ)を楽しみにしていましたが‥

しばし思案中であります。

コメント
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