浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

鍋焼きうどんの麩

2022-01-10 | B級グルメ

麩は大した芸を持っているわけではない。

麩の芸はたった一つ、ツユものに浸ってビロビロになる、というものだ。

大した芸ではないが、これ一つで食っていける。

ついでに言わせてもらえれば、鍋焼きのうどんはそれほど上等なうどんではなく、あまりコシのない柔らかめのうどんの方がかえって美味しい。

箸で一本摘まみ上げたとき、少し伸びて細くなるぐらいのがいい。

鍋焼きうどんは食べ終わったとき、ヤケドで唇がヒリヒリする。

このヒリヒリがいい。

ヒリヒリする唇で家に帰り、冷蔵庫からアイスクリームを出して、唇を冷やかしながら食べる。

これが鍋焼きうどんの醍醐味だ。

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鍋焼きうどんの卵

2022-01-10 | B級グルメ

鍋焼きうどんの調理の時点で、最終的に鍋のド真ん中に落とす生卵。

時間の経過とともに温められ白身も黄身も少し固まるが、この卵をいつ攻めるのか。

これが心ときめく課題だ。

鍋焼きうどんの卵は、温泉卵とは違うし半熟卵とも違う。

鍋焼きうどんのツユの中で煮られた「鍋焼きうどん卵」とでも言うべきものなのだ。

白身のサヤに包まれて、破れればドロリと流れ出る熱くて黄色い黄身。

ドロリと流れ出る瞬間を素早く拾い上げて口に入れれば、鍋焼きうどんのツユのしみ込んだ白身の旨いこと。

ドロリの黄身の旨いこと。

そして熱いこと。

ハフハフ、コタヘラレマヘンネ。

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鍋焼きうどん

2022-01-10 | B級グルメ

鍋焼きうどんは、火から降ろしたての鍋が一番おいしい。

鍋というより火種そのもので、その中でグラグラと煮立っている天ぷら、麩、うどんという獰猛三人組を、もうほとんどヤケド覚悟で食べることにその美味しさがある。

吹いては食べ、食べては吹き、食べる時間より吹いている時間のほうが長いほど美味しい。

うどんのたまき本店の天ぷら抜きですが、鍋焼きうどん730円          

フーフーしていただきました。

 

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