はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

安堵

2012年09月22日 | 日々のよしなしごと
先日、某国立大学大学院入試の合格発表があり、息子が努力の甲斐あって、合格を果たしましたkirakira2

今年の夏はこの息子の院試もあって、親としては気が気でなく、夏バテも相俟って、正直ブログどころではありませんでした。

筆答試験、口頭試問とふたつの関門を突破し、見事第一希望の大学院の研究室への配属が決まった息子を、親として誇りに思います。この4年間の並々ならぬ彼の努力~学業、部活、教員免許取得と全てに全力投球で、一般の学生の3倍?は忙しかったはず。因みに、この4年間で彼が取得した免許・資格は、漢検2級、工業英検3級、TOEIC765点、普通乗用車運転免許、中高数学教員免許(見込み)です~を間近で見て来た者として、彼の大学院合格はこれまでの真摯な努力の賜物だと信じています。

もちろん大学院進学はゴールではなく、彼の夢を実現する為のひとつのステップに過ぎません。大学院に進学したら進学したで、また彼の新たな研鑽の日々が始まるのです。しかも、その前に、大学の卒業研究と言う関門が待ち受けています。

息子自身は、気の抜けない日々がもう暫く続きそうですね(息子の頑張りに比べたら、私は何もしていないなと恥じ入るばかり。そこで思い立って、来月、ある試験に挑戦することにしました)

今回、息子の合格をことのほか喜んでくれたのは、父方の祖父母でしょうか。特に祖父は少年期を満州で過ごし、日中戦争の混乱で勉強の機会を奪われたことを心から悔やんでいただけに、孫の大学院進学が嬉しくて仕方がないようです。息子の大学院進学は、祖父母孝行にもなりました。

明日は、在学時息子をとても可愛がってくれた一年先輩の部活OBの方々が、息子の大学院合格のお祝いをしてくれるそうです。有り難いことです。


「世界」と言う大きな枠組みの中では内戦やテロや国家間の諍いがあり、人々の怒りや哀しみや不安が渦巻いていますが、一方で、人ひとりの日常の中には、どんな世にあっても、ささやかな喜びや希望があります。

特に若者には、「未来への展望」が描ける限り、「希望」があります。「希望」が「生きる気力」を支えると言って良いでしょう。

全ての若者の心に「希望」の明かりが灯りますように。
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