はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

”今”を精一杯生きる

2009年01月12日 | はなこ的考察―良いこと探し
今日は成人の日。各地で成人式が行われている。中にはユニークな”成人式”も行われたようだ。例えばある所では、還暦を迎えた人々は3回目の成人式と言うことで「熟年式」を、さらに還暦から20年を経た80歳の人々は新たな「成人式」を行ったそうだ。特に80歳の人々は、ちょうど20歳の頃は終戦直後の混乱で成人式を祝えなかったので、今回が実質初めての「成人式」であったらしい。

人は人生のステージで、その時々にすべきことを諸事情でできなかったり、自ら怠ったりすると、いつまでも”人生でやり残した感”が拭えないものなんじゃないだろうか?

子供の頃、もっと外で思いっきり遊びたかった。
学生時代、もっと勉強すれば良かった。
大学に進学して、○○を勉強したかった。
あの時、あの人と結婚すれば良かった。
もっと親孝行すれば良かった…etc

上述の80歳の”成人式”にしても、きっとこれまで人生の大きな節目である”成人式”を祝えなかったことが、当事者の方々にはずっと心に引っ掛かっていたはずである。今は”人生でやり残したこと”をひとつクリアして安堵しておられるのだろうか?

結局、生きている限り(そして事情が許す限り)、今、自分がすべきことは何なのか考え、精一杯生きることが大事なんだろう。逆に何らかの事情で機会を逃したのなら、後でやり直すことも十分可能だ。実際、私も35歳で社会人入試を受けて、4年間大学で学び直したからね。

今この時をおろそかにせず、かつ人生の変化(アクシデント?)には柔軟に対処する。そうすれば、そこそこ満足の行く人生を過ごせそうな気がする。
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