はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

日韓問題について思うこと

2019年09月01日 | はなこのMEMO
現時点で解決の糸口が見えないとまで言われている日韓の軋轢。

一番の問題は、韓国と言う国が政権が変わる度に主張を変える事。一貫性がなさ過ぎる。

協定を結んでも、政権が変われば平気でその内容に疑義を唱える。特に今回の文在寅政権は酷い。言っていることが支離滅裂だ。

国際常識に照らせば、通常は国と国が交わした約束は、たとえ政権が代わっても守るのが当然だろう。

韓国と言う国は、いつまで70年以上も前の禍根を引き摺っているのだろう?一体いつまで日本は韓国に対して謝罪し続けなければならないのか?

「日韓請求権協定」が交わされた経緯やその後の韓国側の解釈の変遷を知ると、本当に付き合いきれないと言うか、信用できない国だなと思う。

一方、日本政府の側にも問題はある。

日本政府は国際社会に対して日本の立場を明確に理解して貰うよう、きちんと情報発信をすべきだ。1965年に締結された「日韓請求権協定」の内容と、それに基づいて日本が韓国に対して具体的に行ったこと、それによって十分に補償・謝罪がなされたことに関して、国際社会に周知徹底を図るべきだと思う。

論旨明快に主張しなければ、理解して貰えるまで何度でも繰り返し主張しなければ、国際社会からは理解を得られない。大きな声で明確に主張しなければ、誰も耳を傾けてはくれないのだ。

韓国のロビー活動を侮ってはいけない。

私自身、韓国人の友人とは国同士の諍いがあろうが親交は続いているので、市民レベルでの交流は現時点でも十分可能だと思うが、国家間では両者で交わした約束を守り、互いの間にある問題と冷静に向き合い、その解決に向けて真摯に対処しない限り、正常な二国間関係は結べないと思う。


東アジア地域の安全保障や経済の相互発展を考えれば、本来、互いの好悪の感情抜きに日韓両国は協力しあわなければならない関係のはずなのに、今の状況は歯がゆいばかりだ。日韓共に、互いにとって不毛でしかない現状の落としどころを見つけるべく行動し、争点に関しては是々非々の姿勢で率直に議論するような、未来志向の政治家はいないのだろうか?

過去に拘泥するあまり、一歩も前に進めない関係には、もううんざりである。
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