はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

別に人に褒められたくてやっているわけでもなく…

2019年08月31日 | はなこ的考察―良いこと探し
私の住んでいる分譲マンションは普段は清掃が行き届いていて、敷地内にはゴミも殆ど落ちておらず比較的きれいだ。

ゴミ捨て場も、ゴミが回収された後すぐに、管理人さんが清掃してくれるので、常に清潔な状態に保たれている。

ところが、今朝、プラスチックゴミを捨てにいったところ、ひと塊に置かれた複数のゴミ袋から少し離れた場所で、ゴミの入ったビニール袋がひとつ何者かに食いちぎられ、プラスチックゴミが散乱していた。

推察するに、マンション居住者か、それ以外の人物が、前日の夜にゴミ袋を出しだのだろう。そして、中身の「持ち帰り寿司」か「刺身」が入っていたと思しき容器の生臭い匂いに誘われた猫かカラスが袋を食いちぎったようである。

件のゴミを出した人物は、少なくともゴミ出しルールをふたつ破っている。当マンションでは衛生上問題のあるゴミの散乱を防ぐ為に、ゴミは回収日当日の朝に出さなければならない。そして、プラスチックゴミは洗って乾かした上で捨てることになっている。仮に、もし居住者以外の人間が捨てたのなら、3つのルール違反となるoni

たまたま私の後に来たマンションの住人女性も「あり得ない汚さね」と、散乱したゴミに驚いていた。

間の悪いことに、今日は管理人さんのお休みの日だった。

どうしたものかと思いつつ一旦部屋に戻ってはみたものの、やっぱり放置できないと思い、空のゴミ袋2つを持って再びゴミ捨て場へと向かった。

散乱したゴミをひとつひとつ拾ってゴミ袋に入れ、口を締めた後、臭い漏れを防ぐ為にさらにもうひとつの袋に入れ2重にした。ひとまず、ゴミ捨て場の見てくれの悪さはなくなった。これなら衛生面でも問題ないだろう。

私に見知らぬ不届き者の後始末をする義理はないとは言え、当マンションの居住者のひとりとして、自分の出来る範囲でマンションの維持管理には貢献したい。管理人さんの不断の努力も無駄にしたくないしね。

リサイクルゴミにしても、段ボール、雑誌、新聞、衣類が乱雑に置かれていたら、回収業者が回収しやすいように種別毎にまとめて置き直すようにしている。

回収業者の大変さを想像できるのは、かつてリサイクルゴミの回収は月に一度半日がかりで地域の子ども会の役員が回収していたので、役員時代にかなりキツイ思いをしながら回収した経験を持つからこそ。

一連の行動は誰かに褒められたくてやっているのではなく、地域に住むひとりひとりの人間がほんの少しの労力を提供するだけで、結果的に街全体の清潔を保つことができるのではと考えているからだ。

自分の住む町が、誰にとっても、少しでも住み心地の良い街になればと思う。


人知れず、他人からの称賛を求めるでもなく、損得勘定抜きに、自分が正しいと思うことをする。もちろん、自分にとっての正義は絶対ではないから、常に自分自身を第三者目線でチェックすることも忘れずにいようと思う。
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