数年前(2013年9月)から、私の住む自治体でも、プラスチックごみ(プラスチック製容器包装⋆)の分別が始まった。
⋆具体的には、肉・魚の食品トレイ、弁当容器 カップめん・卵・豆腐などの容器 マヨネーズやケチャップなどの容器 シャンプー・洗剤などのボトルや詰め替え用の袋 レジ袋・スナック菓子やパンの袋 ペットボトルのラベルやキャップ チューブ類のふた 発砲スチロールや果物ネット
最新の自治体の広報紙によれば、未だに普通ごみの中に、約10%のプラスチック製容器包装が混ざっている状況とのこと。
因みに「ミックスペーパー」と称して、紙全般の分別収集も別の日に行われているけれど、ホチキスやアルミ箔、窓付き封筒のフィルムなどはついたままでもOKな一方で、洗剤の箱など、臭いのついたものは対象外だそうだ。
こういった情報は主に回覧板で告知されることが多いので、回覧板の中身はちゃんと読んだ方が良いとつくづく思う。
分別してみると、まあ出るわ、出るわ。ペットボトルのラベルとキャップ、食品の容器、包装、特に生協はプラスチックパックが殆どなので、潰して圧縮でもしなければ1週間でゴミ袋がいっぱいになる。
私はその殆どを水で洗うようにしている。他の人はどうしているんだろう?
毎週土曜日がウチのプラスチックごみの回収日なのだけれど、ごみ置き場に置かれた袋から透けて見えるプラスチックごみは結構汚れていたりする。夏場のこの時期は匂うほどだ。
実際のところ、例えば市販のパスタソースの入っていた袋を洗うのは面倒だけれど、最初に使い古しの布切れやキッチンペーパーで袋の内部を拭きとってから、(あまりにもベトベト汚れが酷い時にはスポンジに残った洗剤も使って)お湯で洗い落とすようにしている。
なぜ、そこまでするのかと言えば、以前、自治体主催の工場見学ツアーで、湾岸地区にあるプラスチックごみ処理センターを見学したことがあるからだ。
ベルトコンベアーで流れてくるプラスチックごみを、マスクに手袋のスタッフが手作業でひとつひとつさらに細かく分別していた。
辺りには、思わず鼻をつまみたくなるほど、生ごみ独特のすえた腐敗臭が漂っていた。
作業するスタッフは、年配の男性や外国人と思しき中高年の女性が殆どだった。
何気なく分別して捨てているごみだけれど、捨てた先には時間の経った腐敗臭漂うごみをさらに分別している人々がいる。
このことを知ってしまった以上、以前のように何も考えずにごみは捨てられない。
これに限らず、見なければ分からないこと、経験してみなければ分からないことが、世の中にはたくさんある。
知らなければ知らないで日常は屈託なくやり過ごせるけれど、知ろうとする努力は大切だと思うし(学ぶ機会があるのなら、積極的にそれに参加するとか…)、日々の生活の中で常にほんのちょっとの想像力も働かせた方が、少しは誰もが住み易い世の中になるのではと思って行動している。
⋆具体的には、肉・魚の食品トレイ、弁当容器 カップめん・卵・豆腐などの容器 マヨネーズやケチャップなどの容器 シャンプー・洗剤などのボトルや詰め替え用の袋 レジ袋・スナック菓子やパンの袋 ペットボトルのラベルやキャップ チューブ類のふた 発砲スチロールや果物ネット
最新の自治体の広報紙によれば、未だに普通ごみの中に、約10%のプラスチック製容器包装が混ざっている状況とのこと。
因みに「ミックスペーパー」と称して、紙全般の分別収集も別の日に行われているけれど、ホチキスやアルミ箔、窓付き封筒のフィルムなどはついたままでもOKな一方で、洗剤の箱など、臭いのついたものは対象外だそうだ。
こういった情報は主に回覧板で告知されることが多いので、回覧板の中身はちゃんと読んだ方が良いとつくづく思う。
分別してみると、まあ出るわ、出るわ。ペットボトルのラベルとキャップ、食品の容器、包装、特に生協はプラスチックパックが殆どなので、潰して圧縮でもしなければ1週間でゴミ袋がいっぱいになる。
私はその殆どを水で洗うようにしている。他の人はどうしているんだろう?
毎週土曜日がウチのプラスチックごみの回収日なのだけれど、ごみ置き場に置かれた袋から透けて見えるプラスチックごみは結構汚れていたりする。夏場のこの時期は匂うほどだ。
実際のところ、例えば市販のパスタソースの入っていた袋を洗うのは面倒だけれど、最初に使い古しの布切れやキッチンペーパーで袋の内部を拭きとってから、(あまりにもベトベト汚れが酷い時にはスポンジに残った洗剤も使って)お湯で洗い落とすようにしている。
なぜ、そこまでするのかと言えば、以前、自治体主催の工場見学ツアーで、湾岸地区にあるプラスチックごみ処理センターを見学したことがあるからだ。
ベルトコンベアーで流れてくるプラスチックごみを、マスクに手袋のスタッフが手作業でひとつひとつさらに細かく分別していた。
辺りには、思わず鼻をつまみたくなるほど、生ごみ独特のすえた腐敗臭が漂っていた。
作業するスタッフは、年配の男性や外国人と思しき中高年の女性が殆どだった。
何気なく分別して捨てているごみだけれど、捨てた先には時間の経った腐敗臭漂うごみをさらに分別している人々がいる。
このことを知ってしまった以上、以前のように何も考えずにごみは捨てられない。
これに限らず、見なければ分からないこと、経験してみなければ分からないことが、世の中にはたくさんある。
知らなければ知らないで日常は屈託なくやり過ごせるけれど、知ろうとする努力は大切だと思うし(学ぶ機会があるのなら、積極的にそれに参加するとか…)、日々の生活の中で常にほんのちょっとの想像力も働かせた方が、少しは誰もが住み易い世の中になるのではと思って行動している。