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私のレシピ・カード。
書き込んだり、切り抜きをそのまま貼り付けたり…
大学の時に教わった”情報カード活用法”の応用です(笑)。
実家の母が父の病気を機に外で働きに出るようになってから、
(他の働くお母さん方はそうではないと思いますが)
徐々に料理は手抜きがちとなり、
同じようなメニューが繰り返されることが多くなりました。
それが子供心に悲しかったのを思い出します。
私も炊飯とおかず一品と汁物作りを担当していましたが、
いかんせんレパートリーが少ない。
それで利用したのが雑誌や新聞に掲載されたレシピでした。
時々そのレシピを見ながら料理を作ったりしたものです。
結婚してからは、テレビの料理番組が好きでよく見ていますが、
おいしそうなものがあれば、メモしたり録画したりして、
それを実際に作ってみることが多いです。
料理番組の何が面白いかというと、
まず段取り良く料理が仕上がること。整然と用意された材料を、
テレビの出演者がテキパキと調理して行くさまを見ているのが
楽しいのです。変な話、器から調理鍋に材料を移す際の手元に
注目したり…限られた時間内で作り方を披露するために
考え出されたであろう演出の工夫が随所に見られるのも楽しい。
また、分量をきちんと量って調理するのも何となく好きです。
私の記憶が正しければ(笑)、大さじ(15cc)、小さじ(5cc)
といった日本版計量スプーンを考案したのは女子栄養大学の
創設者・香川綾先生で、この計量スプーンの出現により、
目分量で伝承されていた料理が、誰にでも簡単に再現できる
ようになりました(元々は栄養学の見地から、
正確な計量を目的に考案されたものらしい)。
よく「私は料理が苦手で…」「味オンチで」と言う方がいますが、
レシピに書かれた分量通りに作れば、極端に味が不味くなる
ということはないはずです。
材料の切り方が雑で見た目が少々悪くても、
家庭料理はおいしければOKではありませんか?
(「家庭料理」と言ったら、また小林カツ代さんのことが
思い出されます。お体の具合はいかがなのでしょうか?)
ということで、私はいまだにレシピカードを見ながら、
キッチリ計量スプーンとカップで量って調理しています
(幼い頃、母の調理する姿を傍らで見て覚えた料理は
目分量でも作れるのですが)。
一時期ヨシケイなどの食材配達サービスも利用したことがあり、
そのレシピも気に入ったものは切り抜いて残してあります。
生協は利用して10年以上になりますが、
最近は特に生協カタログのレシピが充実していて、
紹介されたレシピを試すことが多いですね。
昨日も早速、作ってみました。
今が旬の大根を使った煮物《ホクホク大根の肉みそあん》。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/48/bbb99c377ccd699176805ebe1d03ad11.jpg)
作ってみました《ホクホク大根の肉みそあん》
にんにくとしょうがとねぎの辛味がポイントでしょうか?
水溶き片栗粉でつけたとろみで大根と肉みそがほどよく絡んで、
大根のうま味がより一層強調されたようなおいしさでした。
冬は煮物、鍋物で野菜が一度に沢山とれるのが嬉しいです。
それなのに、夫があまり煮物を好まないのが残念。
男性って「煮物=おふくろの味」という公式で
煮物好きだとばっかり思っていたのですが…でも体に良いので、
これからもさまざまな煮物レシピにチャレンジするつもりです。
一方、息子は梅干し以外は大抵好き嫌いなく「おいしい」と言って
食べてくれます。それにはかなり精神的に助けられているかも。
初めて試してみたレシピで家族に好評だったものは、
レシピカードとして残し、私のレパートリーに加えます。
参考までに以下に《ホクホク大根の肉みそあん》のレシピを。
【材料】2人分
大根 300g
豚挽き肉 150g
にんにく、しょうが 各1/2片
ねぎ 1/4 本
みそ 大さじ1/2
ごま油 大さじ 1/2
水溶き片栗粉 適宜
<合わせ調味料A>
ガラスープ(の素) 小さじ2
しょうゆ、酒 各大さじ1
砂糖 小さじ2
【作り方】
(1)大根は薄めの乱切り、にんにく、しょうが、ねぎはみじん切り
(2)フライパンにごま油を熱し、にんにくとしょうがを炒める。
香りが立ったら挽き肉を加え、ほぐしながら炒める。
(3)肉の色が変わったら、みそと大根を加えて炒め合わせる。
(4)合わせ調味料Aと水1と1/2カップ(300cc)を
混ぜ合わせて加え、アルミ箔で落としぶたをして、
大根が柔らかくなるまで10~15分煮る。
(5)水溶き片栗粉でとろみを付けて器に盛り、ねぎを散らす。
そう言えば、ほうれん草と豚しゃぶ用薄切り肉で
《常夜鍋》を楽しんだ後の煮汁。
昆布と豚肉から出たダシがほどよく混じり合っています。
私はこれで簡単なスープを作ります。
ねぎの小口切りとエノキダケを煮て、ポン酢で味付けするのです。
サッパリした味でおいしいですよ。