はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

ふたたび健康診断のはなし

2017年06月03日 | 日々のよしなしごと
 夫が年に1度の健康診断を昨日受けました。

 視力検査で矯正視力に左右で大きな差が出たので、メガネのレンズを交換しようと、帰宅後すぐにメガネ店へ行きました。

 夫はとても物持ちが良いというか、物を大事に丁寧に扱う人なので、現在使用中のメガネはな何とbikkuri15年前に購入した物。ドイツメーカーのシンプルなフォルム且つ堅牢なフレームは、これまで一度もネジさえ緩んだことがないと言う優れものです(確か、価格もそれなりに高かった)

 メガネ店の方も、夫のメガネの状態の良さに「とても15年前の物とは思えません」と感心していました。

 そしてメガネ店で改めて視力検査を行ったのですが、残念ながらレンズを換えても視力矯正に思ったほどの効果が見られず、これは白内障が疑われると言うことで、眼科での診察を勧められました。

 それで早速、今朝、夫は眼科に出向いたのですが、さきほどかかって来た夫からの電話の話では、両方の眼に白内障の症状が見られ、手術を勧められたとのこと。

 白内障の手術は、タンパク質が変質して濁ってしまった水晶体を取り除いて、そこに新たに人工レンズを埋め込む手術で、手術時間は5、6分程度で済むのだとか。1泊2日の入院で、費用は片目で約22万円。保険適用でその3割が自己負担となるようです(手術前の細々とした検査費用も含めれば、総額15万円前後になりそうです)

 新しいレンズを埋め込むことによって、見える世界が劇的に変わるよ、と先生には言われたそうです。自宅では、ほぼメガネ要らずで生活できるようになる、と。

 もし、そうなれば、小学生の頃から強度の近眼で、長年、分厚く重いレンズのメガネをかけ続けて来た夫の「生活の質」も劇的に変わることでしょう(最初はちょっと戸惑うかもね)

 「手術を勧められたんだけれど、どうしようか?」と問う夫に、私は即座に「手術したら良いじゃない!活字を読むのがだいぶ楽になれば、目の疲れや目の疲れから来る頭痛も軽減されるかもよ」と答えました。

 先生曰く、即断即決の女性に比べ、男性は優柔不断で、手術を先延ばしする人が多いそうです。ウチは近親者(義妹=夫の弟の奥さん)に、白内障手術を受けた先例があり、手術後に視力が良くなって日々の暮らしが快適になったとの話を聞いていたので、私は躊躇することなく夫に手術を勧めました。

 夫はこれまで病気らしい病気もしたことがなく、「丈夫に産んでくれたお母さんに感謝だね」と常々言っていたのですが、今年還暦を迎え、つい2か月前には生まれて初めてインフルエンザに罹るなど、体調には確実に「老化」による衰えが見えています。

 今回の白内障もその一環かなと思うのですが、ものは考えようで、手術によって劇的に視力が良くなるのであれば、長年ものがよく見えなくて、いろいろな意味で損をしていた、不便をかこっていた夫が、神様から"還暦のご祝儀"をいただいた、と言えるのかもしれません。

 たまたま日頃お世話になっている総合病院の眼科は、神奈川県随一とも言われる眼科を看板としている病院で、神奈川県内だけでなく、都内からも患者が治療に訪れる病院です。多数の白内障手術の実績もある(4,000件/年)。だから、安心してお任せできます。


 何と言っても、疾患は早期発見、早期治療に限ります!

 治療は早ければ早いほど治癒の確率も高まるし、患者本人の身体への負担も少ないでしょう。そして、国全体の医療費の削減にも繋がる!

 健康診断の重要性を、また改めて噛みしめています。
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