はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

春台風・夏台風・秋台風

2013年04月07日 | はなこのMEMO
春台風…

いつの日か、昨日のような嵐は、そう呼ばれるようになるのではないだろうか?

急速に発達した"温帯"低気圧は1980年代頃から「爆弾低気圧」と呼ばれたりするようになったが(←あくまでも"俗語"で正式名称ではないので、気象庁は使用を控えているらしい)、これが今後、毎年幾度となく発生するようになれば、発生地が熱帯/温帯に関係なく「台風」と呼ばれ、発生する季節毎に区別されるようになるのではないだろうか?

だから、春台風・夏台風・秋台風。

わたくしはなこtulipの予想です(尤も発生のメカニズムや特徴も異なるので、「熱帯低気圧」と「温帯低気圧」は明確に区別する、と言うのが専門家の立場ではあるらしい)

⋆ 世界的規模で見れば、"熱帯"低気圧は発生場所により、「台風」(東経180度以西の北太平洋と南シナ海)、「ハリケーン」(大西洋と東経180度以東の太平洋)、「サイクロン」(インド洋や南半球のオーストラリア近海)と呼ばれます。

昨日のような嵐が来る度に思い出す映画がある。ローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」。確か公開当時、最新の気象学に基づく地球の近未来を描く、と言う触れ込みだった。ここ数年の度重なる嵐には、それが現実のものとなっているような恐ろしさがある。

chain映画「デイ・アフター・トゥモロー」(Yahoo 映画より)



【2016.10.21 追記】

今朝のBSニュースによれば、英国も近年増えているハリケーン並の低気圧に、米国に倣って名前を付けることにしたそうだ。既にアルファベット順に20以上の名前を用意しており、それを低気圧の発生順に順次付けていくらしい。

その理由は、名前を付けることで、国民に低気圧の危険性を周知徹底させることだと言う。昔、米国が台風やハリケーンに名付けたのはもっぱら女性の名前だったと記憶しているが、現在は台風やハリケーンも男女平等になっていて、男女の名前が付けられる。

名づける理由が危険性を周知させる為とは今回初めて知ったが、日本は未だに発生順の番号で連呼する方が多いだろうか?

台風が名前で連呼されると、フィリピン近海で発生した台風が、いかにも生まれて、成長し、暴れ回って、揚句徐々に弱って死に至る生物のようにも思えてくるから不思議だ。
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