はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

なんかね。驚かされてばかり。

2010年12月22日 | 家族のことつれづれ
 紆余曲折あって、息子が所属する部の次期部長になることが決まった。息子はここに至るまでの経緯もあって、諸手を挙げて喜べる話ではないらしい。

 しかし、夫は大喜びである。「部活の部長は人望がないとなれないもの。我が○○家始まって以来の快挙だ」と手放しの喜びようだ。

 さらに会社組織に身を置く先輩として、「50人近い大所帯をまとめるには、それ相当の統率力、交渉力が求められる。そういう力を持った人材を、会社は特に求めている」と、息子のこれからの成長に期待を寄せる。

 当の息子は不安もあってか、夫の激励に、クールな反応だ。それ以上に、目の前の課題レポートやテストで頭がいっぱいの様子。ただ、新部長としてのビジョンはあるらしい。他校との交流をもっと積極的に進めたいようだ。

 夫が息子の”快挙”に喜んでいる最中に、さらに嬉しいニュースが入った。先日、受験したTOEICの結果が、今回の目標値に達していたのだ。日々課題に追われ、TOEIC対策の勉強に十分な時間が確保できなかった中で、昨年より150点UP。Bランクに位置づけされる(企業の海外赴任者に求められる点数)730点に後一歩と迫った。理工系学生の平均点は400点前後(←学校単位の団体<IP>受験の場合。公開テストの場合、学科別のデータはないが、大学生の平均点は550点前後)と言われるから、かなりの健闘だと思う。

 学習のアドバイスをした夫は、喜びも一入だったに違いない。私は、最近の息子の頑張りに、ただただ驚いている。けっして生まれながらの秀才ではないが、努力家で粘り強い面を、年を追うごとに発揮するようになっている。幼稚園より小学校、小学校より中学校、中学校より高校、高校より大学と、確実に伸びているのが見えるので、親としては頼もしい限りだ。

 子供の可能性は侮れない。大人の狭い視野では測れない。子供が未来に向かって生きていることを、日々実感させられている。 
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