はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

トランプ祭り?!

2016年11月12日 | 家族のことつれづれ
 昨夜、普段は音沙汰なしの息子から電話があり、また来週から、今度は2週間米国に行くことになったとの連絡だった。

 しかも、自分以外はすべて年長者の8人と、3都市を行脚すると言う。

 「(仕事の)内容的にもキツイ」と。たぶん電話の向こうでは少ししかめっ面をしていたと思う。

 入社2年目、配属されてからまだ1年にも満たない一番下っ端な上に同世代が皆無では、気の遣い通しでさぞかし疲れるだろうねえ…広い米大陸では移動も大変そうだ。

 内心そう思いながらも、「何事も経験。でも、気をつけてね。」と、後で励ましのメールを送った。

 電話の途中で思わず笑ってしまったのは、息子の口から出た表題の「新語」である。

 何だよ?「トランプ祭り」って。

 息子曰く、トランプ氏が大統領選で勝利して次期大統領に決まったので、米国は今頃、お祭り騒ぎなんじゃないかと。

 違うだろーangerお前は新聞を読んでないんかいangeranger

 家にテレビのない息子にとって、ニュースはネットと新聞だけが頼りだ。

 どうも、どこか抜けている。知識や関心が偏っている。

 こちらが常識と思っていることを意外に知らない。分かっていない。

 今、地域で、日本で、世界で、何が起きているのか、関心を持って、最低限の状況把握ぐらいはしなさいよ、と言っておいた。

 相変わらずのおとぼけぶりである。

 本当にマトモに仕事はできているのか心配になる。

 で、追記です。

 どうも「トランプ祭り」とは、株取引をしている人々の間で交わされている隠語のようですね。息子の会社の先輩には株取引をしている人が多いと聞いているので、彼らの間で交わされている言葉を聞きかじった息子が、それを真似て口にしただけなのかもしれません。

 選挙結果が判明した直後の株価の大幅な下落は、トランプ氏の勝利を受けて、今後の米国の動向に(何たって、選挙期間中のあのトランプさんの過激発言ですからね)一抹の不安を感じた投機筋が、一時的に危険回避の動きに出ただけのこと。

 実際、米国では大統領選直後は、社会が一種の興奮状態で、支持派のお祭り騒ぎ(今回、あのKKKも祝勝パレードを行ったんだとか!)もあれば、不支持派の就任反対デモもある。

 国全体がザワザワしている。

 これらを総称しての、今回の「トランプ祭り」でしょうか? 
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