はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

今日はアート三昧の日だった…

2006年11月05日 | 家族のことつれづれ


家族3人、朝イチに上野の西洋国立美術館へ行き、
開催中の『ベルギー王立美術館展』を見て来た。
息子はマグリットの《光の帝国》が気に入ったらしい。
やはり人気が高いせいか、
記念に買おうと思った絵はがきはあいにく品切れで、
11月上旬にベルギーより入荷予定とあったけど、
さていつのことになるのやら。

昼食は韓国料理の土古里へ。
家族で行くのは初めて。
3人共、この店だけ?の石焼きチーズビビンバを食べた。
チョレギサラダにわかめスープがついて、
石焼きどんぶりにどどんと盛られたチーズビビンバ。
このボリュームで980円はお得感アリ。
以前ヨソの店で食べた石焼きビビンバが激辛だったことから
韓国料理恐怖症?ぎみだった夫も「おいしかった」との感想。
チーズが味をまろやかにしているんでしょう。
ぶつ切り?たこの食感も楽しい。

その後、京浜東北線に乗り、横浜の某駅で下車し、
息子が小学校以来10年近くお世話になっている
絵画教室の先生の個展を見に行った。2年ぶり。
以前から「富士山」を生涯のテーマと位置づけ、
さまざまな角度から、作風にも一工夫凝らして、
制作に励んでおられる。
前回の個展では、比較的大きな作品が多く、
具象的で勇壮な富士の姿が多かったが、
今回は新たな挑戦なのか、前回とはガラリと雰囲気も変り、
幻想的で、花とのコラボの富士の姿を多く描いておられた。

前回は横浜ベイブリッジから眺めた
みなとみらい地区のビルの林立の背景に富士、
と言った風の、比較的厚塗りの油彩画を購入したが、
今回は色鉛筆で描かれた夕景の富士の絵を購入した。
と言っても、画廊を後にしてしばらくしてから
夫が「あの絵がいいな」と言い出したものだから、
自宅に戻ってから先生の携帯へメールで
その旨をご連絡した次第。もちろん手元に届くのは後日。

詳しいことはわからなかったけど、
画廊に入って正面の壁に掲示された、
ひときわ鮮やかな色彩の富士の絵は、どなたかの推薦で
今度パリのルーブル美術館に隣接するカルーセル・ド・ルーブル
(ってショッピングセンター?最近フランスには行ったことが
ないので詳しいことがわからない)のどこかに
展示されることが決まり、近々旅立つとのこと。
先生もお嬢さんの大学受験に目処がつかれたら、
お嬢さん共々パリへ行かれるとのこと。凄いなあ。
ひとつのことに真剣に打ち込んだら、自ずと道は開ける、
ということなんでしょうか?
もちろん芸術の道は険しく、才能がないとね。

息子が生まれた年に絵画教室を始められたという先生。
絵画制作にはお金がかかる。絵画教室の収入で、
ご自分の制作費を捻出しておらるのだろうか?
元より豊かなご家庭とお見受けするけれど。
とまれ、15年間教室を続けられ、
数多くの子供達を指導されてきたことは尊敬に値する。

息子には「お母さんは何をしているの?」と聞かれ、
答えに窮した私である(息子の言う「何?」は
イコールお金を稼ぐ仕事を意味するから。
ボランティアの価値はあまり認めてくれていないみたいだ。
残念ながら…)。
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